N.Y. Times 電子版より
1.ロシアの攻撃が市民を殺傷
【記事要旨】
マリウポリでは露の攻撃で1000人以上の市民がシェルターとして使っていた劇場の大部分が破壊される。死傷者の詳細は不明。露軍では7000人以上の死者とペンタゴン発表。これは米軍の20年間でアフガンとイラクでの死者数を上回る。露は市街への攻撃を強めシェルターではすべてが不足している。休戦交渉は四日連続だが進展は少ない。国連安保理では悪化する人権問題と300万人を超える難民問題を話し合う。第二の都市カリエフの占領に失敗した露軍は全市の破壊に移る。キエフ上空の戦いが激化。ウクライナはロシア機10機を撃墜と発表。
【感想】
日本では停戦交渉の進捗が報道されるがN.Y. Timesでは見られない。緊迫の度を強めているように私には見える。楽観は出来ない。
2.コロナの爆発に身をすくめる韓国
【記事要旨】
木曜には621328人の感染発表、過去最高。しかし、社会的距離制限、入国制限の緩和は継続。病床不足が懸念されるが60歳以上の90%のワクチン接種が進んでおり重症化リスクは小さいと専門家。
【感想】
世界でも有数にコロナ対策を進めていた韓国が、今は世界最高の感染率。原因を究明してもらいたいものだ。大統領選挙で人が多数集まったためか。
3.カンボジアが反政府リーダーを監禁
【記事要旨】
19人の反政府リーダーが反逆と共謀で監禁される。フンセン政権による独裁強化の魔女狩りとの見方。裁判所は5-10年の禁固刑の判決を下す。
カンボジアの人口の2/3は30歳以下でクメールルージュの圧政や米軍の爆撃よりはるか後で生まれた世代。ただ、地雷がいまだに人命を奪い、不正により不平等は拡大。
【感想】
カンボジアの情勢も日本では全くニュースにならない。せいぜいミャンマーまで。我々のアジアへの目と耳はどんどん小さくなっている。
その他:
日本の地震の続報
The powerful earthquake off the coast of Japan killed at least three people.
大学のランキングの信頼性
A professor at Columbia University identified discrepancies with the data his university has provided to U.S. News & World Report, renewing the debate over the value of college rankings.
BA2は脅威になるか
Experts warn that another Covid wave may be imminent in the U.S., fueled by BA.2, the more contagious Omicron subvariant that is spreading rapidly in Europe.
(2022..3.18 Friday)