今日の一言
「常識の革命を起こす」
トランプの発言だ。我々の常識はトランプにすべて覆される準備が必要だ。
関税と軍事力をちらつかせ、国際協調からは離脱する。新たな帝国主義以外の何物でもない。ポピュリスト大統領の言動を面白がる大衆が火に油を注いでいる。嗚呼。
ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.トランプ大統領の反対派が反撃を開始
【記事要旨】
トランプ大統領の反対派は昨日、不法移民の子どもに市民権を与えないことを阻止するために22州が訴訟を起こた。これは移民をめぐる長期にわたる法廷闘争の始まりとなると予想される。
アメリカで最も著名な極右過激派2人、プラウド・ボーイズのエンリケ・タリオとオース・キーパーズ民兵のスチュワート・ローズが刑務所から釈放された。彼らは、1月6日の国会議事堂襲撃に関連して起訴された約1,600人全員に対するトランプ大統領の全面的な法的恩赦の一環として釈放された。
就任初日、トランプ大統領は議会の共和党トップ指導者らと会談し、任期の初期の優先事項について話し合った。
その他の出来事は以下のとおり:
テクノロジー: トランプ大統領は、OpenAI、ソフトバンク、オラクルによる1,000億ドル規模のAIイニシアチブの立ち上げに向けた合弁事業を発表した。
経済:トランプ氏は、対外歳入庁と呼ばれる新しい機関を提案し、関税を通じて「莫大な」歳入を生み出すと約束した。
パナマ:同国は国連に正式な書簡を提出し、就任演説中のトランプ氏のパナマ運河返還に関する発言を否定した。
ロシア:トランプ氏は、ウラジミール・プーチン大統領がウクライナで戦争を仕掛けることで「ロシアを破壊している」と述べた。
欧州:トランプ氏は、欧州の防衛費を大幅に増やすよう圧力をかけている。同氏はパリの気候変動協定とWHOから撤退した。ダボスの世界経済フォーラムでは、指導者らが気候変動対策の方針を維持することを誓った。
集会:イーロン・マスク氏がナチス式敬礼と比較されるようなジェスチャーをし、話題を呼んだ。
分析:トランプ氏は共和党員を他に類を見ないほどしっかりと掌握し優位を維持しようと急いでいる。
【コメント】
初日にしては盛り沢山。食あたりしそうだ。
2.イスラエルが「大規模」なヨルダン川西岸作戦を開始
【記事要旨】
イスラエル治安部隊は昨日、イスラエル占領下のヨルダン川西岸ジェニンで軍事作戦を開始した。パレスチナ保健省の報告によると、作戦開始から数時間で8人が死亡、数十人が負傷した。
ネタニヤフ首相は、この作戦は「テロを根絶」することを目的としていると述べた。イスラエル軍は、トランプ大統領がパレスチナ人への暴力行為で告発されたユダヤ人過激派と入植者に対する制裁を撤回した直後に介入した。。
関連:イスラエル軍のトップは、ハマスが主導した10月7日の攻撃を受けて辞任すると述べた。
【コメント】
ガザで戦闘を止めたと思ったら、ヨルダン川西岸で軍事行動拡大とは。軍事国家イスラエルは誰も止められない。
3.トルコのホテル火災で76人が死亡
【記事要旨】
昨日トルコのスキーリゾートにある12階建てのホテルで火災が発生し、少なくとも76人が死亡、51人が負傷した。生存者は、警報や非常口がなかったために状況が悪化したと述べた。
火災はイスタンブールの東約290キロにあるカルタルカヤのグランドカルタルホテルで夜明け前に発生した。火災の原因は不明のままである。検察官6人が捜査中で、ホテルのオーナーを含む9人が拘留されている。
【コメント】
悲劇的な事故が起きないと不備は指摘されない。いつものパターンだ。
その他の記事
ウクライナ:
治安当局は、ハリコフ地域で領土を失った責任があるとされた将軍2人と大佐1人が拘束されたと発表した。
王室:
ハリー王子がロンドンのタブロイド紙を相手取って起こした訴訟の公判は、ルパート・マードックからの和解案を検討している兆候が見られる中、延期となった。
インド:
経済は減速し、株式市場は上昇を失い、ルピーはドルに対して下落している。何が悪かったのか?
2025年1月22日 水曜日