世界の動き 2023年8月31日 木曜日

今日の言葉:
「地銀が危ない」
 日本の話ではない。
 米規制当局は一部地銀に対して、流動性計画を強化するよう要求している。今年相次いだ地銀の経営破たんを踏まえ、監督を強化する取り組みの一環だ。米連邦準備制度理事会(FRB)は資産規模1000億ドルー2500億ドルの銀行に対して、非公開で一連の警告を発した。このような非公開の警告に対しては通常、是正措置の工程表を含め、取締役会レベルでの回答が必要になる。是正措置の強化は運営コストを膨らませる恐れがある。
 米国当局はSVBの破綻に懲りて、本気で、慎重に、対策を進めているようだ。

 

ニューヨークタイムズ記事より
1.ドローン攻撃の波がロシア奥深くまで到達
【記事要旨】
 昨日朝、無人機がロシアの6地域を攻撃し、ウクライナがロシア奥深くまで反撃できるようになってきていることを示唆している。
 最も成功したと思われる攻撃では、エストニア国境近くのプスコフの飛行場でロシア軍の貨物機4機が損傷した。 ロシアの地方知事は、飛行場から煙が立ち上るビデオ映像を投稿し、ドローンが航空機に損傷を与えたものの、程度は不明だと述べた。
 ウクライナ当局者らによると、ロシアは昨日初め、少なくとも3地域を標的とした一連の攻撃をウクライナに開始し、少なくとも2人が死亡した。 キエフの地元当局者らは、集中砲火はこの地域ではここ数カ月で最も大規模だったと述べた。
 ウクライナ当局は、慣例に従って、今回の攻撃に対する犯行声明を出さなかったが、彼らは、一般のロシア人に戦争を持ち込むことが正当な戦術であると考えていることを明らかにした。
 今回の攻撃は、自国の軍が脆弱であることをロシア国民に示すことでロシアのプロパガンダを貫き、報復を望むウクライナ人の士気を高めることも目的としている。
【コメント】
 お互いにドローン攻撃を繰り返す様相だ。ロシア国内でも安全な地域は無いということだろう。早く停戦してもらいたい。

2.アボリジニの地位を高めるための住民投票がオーストラリアを分断
【記事要旨】
 オーストラリアでは、その土地の元の住民を承認し、アボリジニのための諮問機関を議会に設置することを求める憲法改正案が、国を団結させるためのささやかな一歩として請求された。 しかしこの1年、この提案は人種的断層を露呈させ、激しい文化戦争に巻き込まれることになった。
 ある元首相は「被害者意識が固定化する」と述べ、別の反対派は「発言権」を求める先住民族は「英語を学ぶ」べきだと述べ、生活保護受給者は血液検査で血統を証明すべきだと提案した。
 この問題に関する住民投票は10月14日に行われる予定だが、現時点での世論調査では否決される可能性が高いことが示されている。
【コメント】
 オーストラリアの先住民族問題とは?
オーストラリアは, 先住民族に関わる問題を抱えている。 今日のオーストラリア社会におけ る先住民族アボリジニを取り巻く諸問題は多岐にわたるようになってきた。 アボリジニたちが 直面している具体的な問題は,人口増加,社会経済的地位,土地所有権,教育,失業,保健衛 生,そして人種的偏見・差別などである。

3.台風サオラが香港と中国に接近
【記事要旨】
 大西洋最強のハリケーンに近い風速で、台風サオラは昨日台湾付近を通過し、香港と中国本土に向かって北上した。
 強力な熱帯低気圧により、フィリピンでは避難が発生し、台湾では一部の学校が閉鎖され、旅行が中断されたが、死者や負傷者は出ていない。
 気象予報士らは、嵐がどこに上陸するか、あるいは上陸するかどうかを正確に知るのは難しいと述べている。 しかし、フィリピン気象局は、土曜日には中国の広東省の海岸に平行に進む可能性が高く、日曜日には本土に上陸する可能性があると発表した。
【コメント】
 台風の海外名はピンとこない。今のところ、この台風に関する報道は日本ではない。

その他:
ガボンでのクーデター
 A group of military officers seized power in Gabon, the latest in a run of several coups in Western and Central Africa.
中国の不動産会社の危機
 China’s biggest property developer, on the brink of default with nearly $190 billion in debt, announced plans to issue about 350 million shares at a discounted price next week.
CNNの新社長
 CNN named Mark Thompson, the former chief executive of The New York Times Company and director general of the BBC, to be its next chairman and chief executive.
(Mark Thompson氏はNYTimesで、またBBCを率いた経営者だ。10月9日からCNNのCEOに就任する。NHKの会長が政府指名の名誉職とは大きく違う位置づけがある)

2023年8月31日 木曜日

世界の動き 2023年8月30日 水曜日

今日の言葉:
「安全な居住空間」
BRICS首脳会談参加をプーチン大統領は回避した。戦争犯罪容疑で国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出され、国際的な刑事犯罪人になっており、南アで逮捕される恐れがあったからだ。
中国ではその恐れはない。ロシアのプーチン大統領は、以来初めての外遊を行うことで同意した。関係者によると、ロシア大統領府は10月に中国で開催される「一帯一路」フォーラムに合わせてプーチン大統領が訪中する準備を進めているという。
プーチン氏が安心して過ごせる空間は、自国とICC非加盟国の親ロシア国に限られる。

ニューヨークタイムズ記事より
1.米企業、中国は「投資不可能」と語る
【記事要旨】
ライモンド米商務長官は昨日、中国当局者に対し、米国は中国との経済関係を断つつもりはないと語った。 しかし彼女は、米国企業が中国を「リスクが高すぎる」ため「投資不可能」と表現するきっかけとなっている懸念事項のリストを提起した。
米国企業は知的財産の盗難といった長期にわたる問題だけでなく、企業への襲撃や対スパイ法、説明もなく課せられる法外な罰金といった新たな展開にも懸念を抱いている。 中国の第二位の高官である李強首相に懸念を提起した後、ライモンド氏は「何の約束も受けていない」と述べた。
中国を4日間訪問中のライモンド氏はまた、気候変動、オピオイドフェンタニル、人工知能などのより広範な脅威に関する中国政府の協力を求めた。 ライモンド氏によると、中国当局者らは米国に対し、先端技術の輸出規制を緩和し、特定の先端技術への新規投資を禁止する最近の大統領令を撤回するよう求めた。 商務長官は、米国は国家安全保障の問題について交渉しないとして、これらの要請を拒否したと述べた。
それでも、ライモンド氏は中国に対し、輸出規制は米中貿易のごく一部にのみ適用されるものであり、両国間の他の経済的機会も尊重されるべきであると述べた。
国営新華社通信によると、李首相はライモンドに対し、中国と米国の経済関係は「相互に有益」であると語った。 しかし同氏はまた、「経済貿易問題を政治化して安全保障の概念を過度に拡大すること」は「二国間関係と相互信頼に深刻な影響を与える」と警告した。
米国が中国製品への依存を軽減する方法を模索している一方で、世界のサプライチェーンを変えることがいかに難しいかを調査が示している。
ライモンド氏は中国滞在中にTikTokについて議論するつもりはないが、これはバイデン政権が同アプリへの対処法で直面している行き詰まりを反映している。
多くの中国人にとって、経済低迷は悲観論や諦めの感情を蔓延させているが、国営メディアと政府関係者は、いかなる困難も単なる小言であると断言し続けている。
【コメント】
両論併記の結論で、交渉に大きな進展はなかった模様だ。しかし政府の高官による直接交渉を継続することは意義があるだろう。

2.イムラン・カーンの法的勝利
【記事要旨】
パキスタンの裁判所は昨日、カーン氏の弁護団による控訴を受けて、汚職事件におけるイムラン・カーン元首相の懲役3年の実刑を猶予した。 これは、元クリケットのスター選手からポピュリスト政治家に転身し、昨年首相の座を追われたカーンと、カーンを政治から遠ざけようとしているとみられる軍指導者との間の政治対決の最新の展開だった。
法的な勝利にもかかわらず、カーン氏に対する訴訟は数十件残っており、昨日の夕方も刑務所に留まった。 同氏は本日、国家機密漏洩に関連した事件で出廷する予定だが、アナリストらによると、この容疑は同氏の将来にとってこれまでで最大の課題となる可能性があるという。
【コメント】
まだ数十件の訴訟が残っているとは、カーンが政治の舞台に復帰するのは難しそうだ。

3.ワグネルはプリゴジンは埋葬されたと述べた
【記事要旨】
先週飛行機事故で死亡したロシアの傭兵リーダー、エフゲニー・プリゴジン氏がサンクトペテルブルクの墓地で非公開の儀式で埋葬されたと、彼の報道機関が昨日発表した。 同氏が埋葬されているポロホフスコエ墓地は昨日、ロシア警察、機動隊、州兵によって厳重に警備され、人々の立ち入りは認められず、プリゴジン氏への国民の追悼を最小限に抑えるために国家がどれほどの努力をしてきたかを暗示している。
ロシア政府は、プリゴジン氏の葬儀については、ウラジーミル・プーチン大統領が出席しないこと以外は情報がないと述べた。
【コメント】
プリゴジン氏が英雄視されると困るので、彼の墓地は政府が監視を強めるだろう。ワグネルは軍の傘下に入るようだが、すんなりいくのかは不透明だ。

その他:
ローマ法王の発言が余波
The Vatican sought to calm an outcry over the pope’s comments that some critics said were too close to Russia’s justifications for invading Ukraine.
米はドローンを増やす
The U.S. military will buy thousands of more drones and other devices as it prepares for possible future conflict with China.
テニスへのウクライナ戦争の影響
Perhaps no sport has been affected as profoundly by the war in Ukraine as tennis. That is a function of numbers — there are many players from Ukraine and Russia — and proximity: With shared locker rooms, lounges and practice facilities, it can be hard to avoid people you would rather not see.
For Ukrainian players, as well as those from Russia and its allies, the conflict has plunged professional tennis into a cold war of its own. Now they are facing off at the U.S. Open.

2023年8月30日 水曜日

世界の動き 2023年8月29日 火曜日

今日の言葉:
「超富裕層以外はお断り」
 ゴールドマン・サックス・グループ(GS)は、2019年に約7億5000万ドル(現在のレートで約1100億円)で買収した登録投資顧問会社ユナイテッド・キャピタルが前身の事業を、クリエイティブ・プラニングという運用会社に売却することで合意した。
 当該事業の運用資産は約290億ドルで、準富裕層を顧客とする。買収からわずか4年での売却だ。
 個人ビジネスでは、GSは小口融資を手がけるグリーンスカイを、買収完了後わずか1年余りで、大幅なディスカウントでの売却を余儀なくされる見通しだ。
 これらの動きは、個人取引でGSが超富裕層向けに再び注力する意向の表れと言えそうだ。

ニューヨークタイムズ記事より
1.米中は協議拡大で合意
【記事要旨】
 ジーナ・ライモンド米商務長官は北京訪問中、米国と中国が特定の経済問題について定期的に協議することで合意し、世界二大経済大国の間の緊張緩和に向けた最新の一歩となると述べた。
 ライモンド氏は昨日、中国の王文濤商務大臣と「オープン」かつ「現実的」な協議を行ったと述べ、2つの別々の対話が確立される予定であると述べた。1つは企業の代表者が参加し、商業問題に焦点を当てる。 もう一方は輸出規制に関する情報を交換する予定だ。 輸出管理グループの初会合が今日北京で開催される。
 貿易、技術、その他の経済問題に関する二国間協議はかつて米中両国間で標準的であったが、近年はこうした協議は萎縮している。 中国は1年前、当時下院議長だったナンシー・ペロシ下院議員の台湾訪問への報復として、8つの二国間討論会を中止した。
 しかし、経済的に相互に結びついている両国が関係改善に努めるにつれ、関係は解け始めている。
  一部の共和党議員は作業部会設立の考えを「不適切」と批判しているが、ライモンド氏は150人近くのビジネスリーダーと話をし、彼らから共通のメッセージをもらったと語った。
 中国の不動産メルトダウンが経済全体に波及する中、塗装業者、セメントメーカー、建設業者を含む中小企業や労働者は、中国の開発業者から未払の数千億ドルの負債を抱え、給料も払われていない。
【コメント】
 自国の状況が厳しくなると中国は訪問者への対応が丁寧になる。プロチャイナの米国ビジネスを代表する商務長官となればなおさらだ。

2.カンボジアでサイバー詐欺産業が急成長
【記事要旨】
 東南アジア全域のサイバー詐欺計画は、遠隔地や戦争で荒廃した地域で行われることがよくあります。 しかしカンボジアでは、詐欺産業が公の場で繁栄しており、当局の手が届く範囲内で十分に活動している。
 カンボジアで活動する犯罪組織が、高賃金の仕事と無料の住居を約束して数万人を同国に誘い込んでいると、数十カ国が報告している。 その代わり、彼らは、何の変哲もない敷地内で厳しい監視下に置かれながら、オンライン詐欺工場で働くことを強いられている。
 カンボジアは昨年、詐欺工場の取り締まりを発表したが、違法行為は政府と密接な関係を持つ有力当局者らに守られ、横行し続けている。
【コメント】
 日本を対象にしたオレオレ詐欺の本拠がカンボジアで摘発された。対中の特殊詐欺もカンボジア拠点が多いらしい。
 ある程度のインフラが無ければ詐欺も働けないので、政府放任の詐欺産業が跋扈しているということだろう。

3.ウクライナは別の村を奪還したと発表
【記事要旨】
 ウクライナ軍は昨日、ロボティンという小さな村を奪還したが、これは南部前線でロシアの初期防衛を突破している兆候であると発表した。
 ロボティンの奪還は、2か月にわたる激しい戦闘でほとんど成果が得られなかったウクライナの士気を高めるのに役立つ可能性がある。 ウクライナが奪還を主張した入植地は、ほぼ2週間前の同じく南部のウロジャイネ以来となる。
 ゼレンスキー大統領は、米国が自国にイスラエルのような関係、つまりどちらの政党がホワイトハウスを支配しているかに依存しない永続的なパートナーシップを提供すると信じていると述べた。
【コメント】
 一進一退で戦線は膠着している印象だ。血と肉を切り刻む市街戦がまだまだ続きそうだ。

その他:
JJAXA月ロケットの打ち上げ延期
 JAXA, the Japanese space agency, canceled the launch of two space missions because of “inclement weather.” A new launch date has not been announced.
スペインサッカー協会長のセクハラ疑惑
 Spanish prosecutors opened an investigation to determine whether the president of Spain’s soccer federation could be charged with committing an act of sexual aggression after he kissed a female team player on the lips.
ドバイでは真夜中に海水浴
 Every year, as the suffocating heat of summer creeps in, Dubai’s beaches grow emptier. But at midnight or even 4 a.m. on any given day, the beach in Umm Suqeim — an upscale neighborhood on Dubai’s coast — is busy.
 It is the most popular among several “night beaches,” where swimming is allowed 24 hours a day and spotlights illuminate the water.

2023年8月29日 火曜日

世界の動き 2023年8月28日 月曜日

今日の言葉:
「福島原発の処理水放出」
 処理水放出が唯一の方法だと私は思ってきたが、
 YouTubeで烏賀陽弘道(うがひろみち)氏の「2023.8.26  福島第一原発 ALPS水・海洋排水に関する12のディスインフォメーションを指摘する」を見て、決してそうではなく、選択肢はいくつもあること。炉心・あるいはデブリに直接触れた水が海洋投棄されるのは、世界でこれが初めてであることを知った。大変示唆に富む内容だ。多くの方に視聴を勧めたい。

ニューヨークタイムズ記事より
1.ロシア、プリゴジン氏の死亡を確認
【記事要旨】
 ロシア捜査当局は昨日、遺伝子検査の結果、エフゲニー・プリゴジンが先週の飛行機墜落事故の犠牲者の中に含まれていたことが判明したと発表した。
 ロシア調査委員会のスポークスマンは犠牲者10人全員の身元が判明し、乗客名簿に記載されたリストと一致すると述べた。
 米国と西側の当局者らは、この墜落は機内の爆発によるものだと信じており、プーチン大統領が反乱への報復としてプリゴジン氏を殺害した可能性があるとの見方もある。 金曜日、クレムリンはこれらの提案を「全くの嘘」として却下した。
 ウクライナ住民は、今もプリゴジンが残した戦場で格闘している。 2022 年 4 月にワグネルが参戦した瞬間から殺戮が繰り返されている。住民の一人は 「もし神がいるなら、神は彼をどうするかを考えてくれるだろう。」と語った。
 ロシアは、ウクライナが国境地域とモスクワを攻撃する目的で週末にかけて無人機を相次いで発射したと発表した。
 フランスの元大統領ニコラ・サルコジ氏は、ウクライナの遅行する反撃が西側の決意に圧力をかける中、欧州の親プーチンの大合唱がさらに大きくなるのではないかとの懸念が高まっていると語った。
【コメント】
 プリゴジンを悼む市民も多いようだが、プーチンの戦争にどのような影響を与えるのだろうか。ロシア軍は攻勢を強めているようだが。

2.米商務長官が中国訪問
【記事要旨】
 ジーナ・ライモンド商務長官は昨日、中国当局者らと会談するため北京に到着した。 バイデン政権が世界2大経済大国の関係安定化を目指す中、ここ3カ月以内に中国を訪問した米高官は同氏で4人目となる。
 この訪問は、中国経済が減速しているように見え、信頼の危機が国を襲っている中で行われた。 両国間の経済的緊張も高まっている。米国は中国企業への投資を制限しながら半導体産業を強化しており、西側企業は中国での規制強化を懸念している。
 米国と中国の当局者はいずれも、大きな問題の多くはおそらくライモンド氏とその相手方との会談では解決できないものの、米国第3位の輸出市場との間で合意が得られる可能性のある分野があることをほのめかした。
【コメント】
 米国は中国への対抗姿勢を取りながら政府高官の交流を進めている。日本にはそれが無い。福島の処理水放出も、日本政府の高官が中国政府に説明する努力が見えなかった。向こうが聞きたくないというなら仕方ないが、我が国の独自の外交努力は怠わないようにしたいものだ。

3.米海兵隊員、オーストラリアでの航空機事故で死亡
【記事要旨】
 昨日、オーストラリアのダーウィン近郊で定期訓練中に軍用機が墜落し、米海兵隊3名が死亡した。 他の5人は重篤な状態でロイヤル・ダーウィン病院に搬送された。
 海兵隊ローテーション部隊の発表によると、海兵隊はフィリピン、インドネシア、東ティモールの兵士も参加する合同軍事演習「プレデターズ・ラン演習」に参加していた。 航空機と米豪共同訓練が関係する死亡事故は今年2件目。
 墜落したオスプレイは、困難な歴史を持つ特に複雑な航空機だ。1990年代初頭から海兵隊によって使用されてきたが、2000年にノースカロライナ上空で乗組員4名全員が死亡した事故を含む2件の墜落事故を受けて飛行禁止の歴史を持つ。
【コメント】
 またもオスプレイの事故だ。ヘリコプターやプロペラ機に比べてオスプレイの事故が多いのか少ないのか。
 東京新聞の「オスプレイ墜落は構造的欠陥ではないのか…米軍の調査報告書を読んでみて分かったこと」 2023年7月29日 12時00分
が構造的な欠陥を指摘する内容で示唆に富む。

その他:
中国の海外警察
 China has become more aggressive in its pursuit of dissidents overseas, as highlighted by the arrest of a Chinese rights lawyer in Laos.
サウジの人権侵害を米は知っていた
 The U.S. was told last year that Saudi security forces were killing and abusing groups of migrants, but it chose not to raise the issue publicly.
AI時代の戦争
 An experimental pilotless Air Force aircraft is run by artificial intelligence, and could have far-reaching implications for war-fighting tactics, military culture and the defense industry.

2023年8月28日 月曜日

Wasted Youth

金曜日、土曜日と体調とIT機器の不良でレポートが出来ず失礼しました。

いま、Budweiser Zeroを呑もうとして缶をみたら、Waste Youthの大きなロゴ。「そうだよなー、青春を無駄に費やしたなー」と反省。ビールを吞もうとしているグータラ中高年に警句を発しているなーと、調べたところ、これはBudweiserのキャンペーンだと判明した。

BudのHPによれば、世界を代表するグラフィックアーティストVERDY氏とのコラボによるキャンペーン缶だということだ。
VERDY氏は2008年にイラストレーターやグラフィックデザイナーを率いるユニット<VK DESIGN WORKS(VK デザイン ワークス)>を立ち上げ、
2015年ごろからは「Girls Don’t Cry」や「Wasted Youth」を自身のブランドとして手掛け、国内外でも数多くのブランドやアーティストとのコラボレーションを行い、反響を呼んでいるそうだ。

ユニクロとのコラボアイテムは即完売し、第二弾を発売。その他、コカ・コーラ、Amazon、NIKE、ハーゲンダッツ、Levi’s、HUMANMADE、JT、メガネのJINS、伊勢丹、Parco、G-shock、FUJIROCK、BUMP OF CHICKENなど、多くのブランドやアーティストともコラボを実現。海外からも評価される、日本で今若者に一番支持されているデザイナーなのだそうだ。

私はそんな背景は知らずにBudweiser Zeroをいつものように買った次第だ。

Budweiserと言えば、Bud Lightでトランスジェンダーの女性を使ったキャンペーンが失敗したばかりだ。その間動きをYahooの記事で見てみよう。

『アメリカで一番人気を誇るライトビール「バドライト」の売り上げが急減している。トランスジェンダーのインフルエンサー、ディラン・マルベイニーとのコラボが保守派の猛反発を買ったからだ。
マルベイニーは男性から女性に変わる自身の性転換プロセスをTikTok(ティックトック)で公開し、1000万人以上のフォロワーを獲得している。今年3月にトランス動画公開1周年を迎えた彼女は4月1日、バドライトから自身の顔をプリントした缶を贈られたことをインスタグラムで公表。併せてNCAA大学男子バスケットボール大会期間中にバドライトが実施した無料サービス・キャンペーンを紹介した。
右派の政治家やミュージシャンのキッド・ロック、トランプ支持者らがソーシャルメディア上でこれを一斉に批判。バドライト不買運動の狼煙を上げた。
ビールの中心的な購買層は保守派の白人男性。彼らのボイコットの威力は凄まじく、米国内で販売されているバドワイザーなどバドファミリーの他の製品の売上も軒並み落ちていることが、最新の業界データで判明した。
バドライトやバドワイザーの親会社アンハイザー・ブッシュは、マルベイニーとのコラボが分断を生み出したことに遺憾の意を表明。コラボ企画を担当した幹部を停職処分にした。』

Bud Lightの経験とは違い、Bud ZeroでのVERDYとのコラボは上手く行くのかどうか、その後の売上についての報道は無い。

それにしても驚くのは、Budweiserのような安定した大企業が乾坤一擲のようなキャンペーンを行うことだ。そのようなキャンペーンとしてはCokeの味の変更やCherry Cokeを思い出すが、いずれも大失敗に終わった。

私は個人的にはビールはBudweiserが好きだが、これは、韓国産で日本産ブールより値段が安いのが大きい。片岡義男(古いですね)の小説ではないがBudweiserの空き瓶、空き缶を並べるのがかっこいいという思い込みもある。

Zeroでは Bud Zeroを愛好するのだが、我が家の近くのOKスーパーでは107円で売っており国産と価格差が無いこと。フルーティな味わいが好きなことによる。

Lightビールは、Bud Lightは我が家の近くでは売っておらず、国産ビールで選択肢は豊富にある。

私の購入パターンからすると、Budweiserのキャンペーンの効果は微妙だ。私の場合は、価格は大きな決定要因だなあと、Wasted Youthを機に、思い至った次第だ。

2023年8月27日 日曜日