世界の動き 2022.3.31 Thursday

N.Y. Times 電子版より(今日は配信が40分遅れました。N.Y. Timesの記者も忙しいのでしょうか)
今日の一言:
「今日は年度末。戦争、中国コロナの影響による不況、インフレ、そして円安。課題が多い年度が終わり、来年度も「不確実性だけは確実」です。Happy-go-lucky(自分が幸せだと思うと幸運がやってくる)で過ごしていきたいものです」

1.ロシアは混乱させるサインをおくる
【記事要旨】
火曜の外交交渉での兵力撤退の表明にもかかわらずキエフとチェルニヒフ周辺では露軍の攻撃が続く。水曜にクレムリンのスポークスマンは交渉に進展は殆どなかったと語るが、停戦交渉の露交渉官はウは停戦に向け露との善隣の方向に向かっていると語る。
米の情報筋はプーチンが真相を知らされず国防省との関係が緊張していると分析。攻撃を受けるウの都市での生活はますます地獄絵に。
欧州でのエネルギー危機は悪化。ドイツは天然ガスの割当制を発表。英はフラッキング(水圧加圧)による原油の増産を図る。
【感想】
日本でも節電を真面目にやるべき時期かと思うが、危機感は足りない。

2.イスラエルは攻撃に備える
【記事要旨】
水曜朝のパレスチナ人の銃撃により5人が殺害されたのを受け警戒を強化。3月は5回の襲撃で11人が死亡する数年来で最悪の月になった。ラマダンと過越しとイースターという宗教上の祝日が重なり、共通の聖地に参拝者が重なる4月にはもっと襲撃事件が起こる恐れがある。近時はナイフを使った襲撃だったが銃が使用されイスラエルは警戒を強化。
【感想】
以前に出てきた「重なる祝日」は、ラマダンと過越しでした。宗教上の殺し合いは日本人には理解できない。高校の教科書検定の記事があったが、この辺はどのように取りあつかうのかな。

3.ミャンマーの若い反逆者
【記事要旨】
軍部のクーデターから一年以上たったが暴力による圧政が続いている。これに対し、若い普通の市民がジャングルに潜み武力による反抗活動を続けている。西側諸国は経済制裁以外には殆ど何も軍事政権への対応をしていない。ウクライナの戦争がミャンマーへの関心を削いでいる。
【感想】
全くミャンマーのことは忘れていた。岸田首相がカンボジアを訪問していたがミャンマーの解決に日本が出来ることは多い。
以前、新潟の国際大学で教えていたときにミャンマーからの留学生が沢山いた。証券市場も当時未整備で、説明するのが大変だった。彼らはいまどうしているのだろうか。

その他:
宇宙では仲良し
American and Russian astronauts on Wednesday returned to Earth from the International Space Station, as NASA and Russia’s space agency continue cooperating.
え、英人裁判官がHKの最高裁にまだいたのでしたか?
Two British judges resigned from Hong Kong’s highest court, citing the territory’s departure “from values of political freedom and freedom of expression.”
韓国はやるなー
The K-Pop star Luna will soon debut on Broadway in the musical “KPOP.”

(2022.3.31 Thursday)

世界の動き 2022.3.30 Wednesday

N.Y. Times 電子版より
今日の一言:
「さまざまの こと思い出す 桜かな」(芭蕉)
「花冷えの ふなあしおもき うれひかな」(万太郎)

1.外交交渉に進展
【記事要旨】
 トルコでの和平交渉でロシアはキエフとチェルニヒフ周辺からの戦闘行為の大幅な縮小を表明。和平内容のドラフトが出来ればプーチンはゼレンスキーと会談の用意あるとも言うも、西側情報は交渉戦術と見做す。ウ軍はキエフ周辺とイルピンで露軍を後退させる。ウクライナは和平の骨格について初めて触れ、クリミアについては15年間の協議機関に言及し露の支配地域と中立化への考えの基礎を示す。露マリウポリで市民を兵糧攻め。露軍による性的暴行の増加をウ政府が報道。
 和平交渉の進展で株式市場は上昇し原油は下落。
【感想】
 露のキエフ周辺での戦闘行為減少は敗退の糊塗に見える。話し合いの歯車が合ってきたのは一歩前進と評価したい。プーチンは「ウの非ナチ化」といったハードルを下げたのだろうか?秀吉の朝鮮出兵の際の小西行長のような動きをして和平を進める露要人がいるのだろうか。

2.中国でのロックダウンが国民の怒りをもたらす
【記事要旨】
 上海では当初特定ビルと近隣のみ閉鎖していたがそれでは不十分と政府は判断。非エッセンシャルな事業の停止、在宅勤務、交通機関の停止が打ち出され市東部の5日間の隔離検査につづき、市西部でも同様の措置が取られる見込み。市民の我慢は限界に近づき、上海は「鉱山のカナリア」という見方が出る。対応の不統一と支援の少なさに、政府批判が強まる。
【感想】
 トヨタがテスラが影響を受けている。中国がどう切り抜けるかは世界経済の行方に大きな影響を与える。

3.アフガンでは危険な鉱山で労働
【記事要旨】
 タリバン政権による飢餓が広がり北部アフガンでは危険な鉱山での労働が強化。タリバンは鉱山へのガス探知機、支柱の供給等をしないため鉱山労働は非常に危険になり先月は10人が死亡。
 鉱山労働には老人や子供も増える。人身売買や、臓器売買も増加している。
【感想】
 人道支援はどうなっているのだろうか?制裁で苦しむのは最貧層であるのはどこも同じ。

その他:
旅費は回復しない。航空会社は大変そうだ
Corporate travel spending is a third of what it was prepandemic. Experts say it may never bounce back.
ウィルスミスの殴打事件
Will Smith apologized to Chris Rock after he hit the comedian at the Oscars: “I was out of line and I was wrong.” Our critic Wesley Morris saw deeper undertones: In the midst of a celebration of Black achievement, Smith’s victory became a defeat.
木を大切に。良いアイデア
A forest management scheme in Melbourne, A meant to lower city temperatures and reduce carbon dioxide, has drawn worldwide notice for its success in engaging citizens. The decade-old program gives each tree an email address so residents can drop a line (“good luck with the photosynthesis,” one read).

(2022.3.30 Wednesday)

世界の動き 2022.3.29 Tuesday

N.Y. Times 電子版より
今日の一言:「昨日は桜坂の桜が満開でした。フレンチのランチでは、桜の花をアレンジしたデザートがきれいでした。桜道明寺も美味しい季節。今日は雨の予報です。桜が散らないと良いのですが」

1.バイデンはプーチン批判発言を擁護
【記事要旨】
 バイデンは週末の「この男を権力の座に置くことは出来ない」「道徳の破綻者」というコメントについて政策の変化を意味するものではなくプーチン政権転覆を目指したものではないと説明。戦闘は5週目に入り北西部でウは反攻するもののマリウポリでは破壊続く。今日、トルコで対面による停戦協議の予定。Nokiaは露のサイバースパイ活動に使われており企業責任が問われている。
 国連は民間人1100人が死亡、うち99人は子供と発表。
【感想】
 久しぶりの対面交渉に期待。トルコが何とか調整役をしてくれると良いのだが。ゼレンスキー大統領がロシアメディアの取材に応えたとの報道あり、ロシアの世論の行方にも注目したい。

2.中東のサミット終了
【記事要旨】
 2日間のIsrael, the U.S. Morocco, UAE, Bahrain, Egyptによる 歴史的サミットが終了。イラン問題、イエメンの混乱等が話し合われ、米国のイランとの核合意への政策転換に懸念を共有。イスラエルとアラブとの宗教的祝日の統一化も話される。これがパレスチナを刺激しイスラエル北部で銃撃事件発生。パレスチナはアラブ諸国に裏切られたと感じている。露ウ戦争により、ラマダン前の食料価格の高騰が懸念される。
【感想】
 ラマダンとイスラエルの祝日の何を一致させるのか調べてみます。

3.2日間のストがインドを麻痺させる
【記事要旨】
 公企業、私企業の従業員多数がストを決行し交通機関やサービスに混乱発生。労働組合は雇用者に自由度を与える雇用法の改正に反対。労働者の80%を占める非正規労働者への社会保障制度も要求。モディ政権の非効率国営企業の民営化にも反対している。 政権はrailways, airports, ports, oil industry and gas refineries and our power transmission sector をたたき売りしていると労組は非難。
【感想】
 この辺はインドは中国と対照的な政策。非正規が80%というのも驚いた。これだけ反労組的な政策を取っても政権支持率が高いのは何故かも大きな疑問。

その他:
トランプはいつまでも捕まらないが
A federal judge said Donald Trump had most likely committed felonies in trying to overturn the 2020 election.
医療でも性差別人種差別
Doctors are more likely to dismiss symptoms reported by women and people of color in what’s become known as “medical gaslighting.”
韓国では沈静化か
The average number of new coronavirus cases is going down in South Korea.

(2022.3.29 Tuesday)

世界の動き 2022.3.28 Monday

N.Y. Times 電子版より
今日の一言:「昨日の大相撲千秋楽優勝決定戦には興奮しました。若武者若隆景には久しぶりの日本人横綱を期待します。高安は残念。これを機に復活してくれると嬉しいですね。」

1.露はキエフの占領に苦慮
【記事要旨】
 露軍部は侵攻目的を変更し「第一段階は成功し今後はキエフ占領からドンバス地域の確保を目指す」と金曜に発表。ウはチェルノブイリ周辺の露軍はベラルーシへ後退するもキエフやチェルニヒフへの砲撃は続く。キエフとハリコフ周辺では露軍を後退させると発表。
 バイデン大統領はプーチンについて「この男が権力の座に残してはいけない」と述べ、この発言は欧州では複雑な反応を起こす。
 ウ西部リヴィエにミサイル着弾し従来安全と思われてきた都市も危険に。アゼルバイジャンはアルメニアとの紛争地域でドローン攻撃を活発化。
【感想】
 N.Y. Timesのこの記事はさらっと書いているが、バイデンは、独裁者、暴君、屠殺者(ブッチャー)といった言葉でプーチンを表現したので、眉を顰める反応が欧州であった。一線を越えてはいけない外交表現があるらしい。露に「米が露政府転覆を狙っている」という従来の主張に根拠を与えることにもなる。

2.イスラエルは歴史的サミットを主催
【記事要旨】
 Israel, Egypt, the U.A.E., Bahrain, Morocco, the U.S.の外交首脳がイスラエルのネゲブ砂漠で歴史的会合。世論調査では多くのアラブ諸国はイスラエルとの関係正常化を支持していないが、アラブ諸国の政府にとっては、パレスチナ問題より強権イランとの関係悪化が問題になっている。
 ブリンケン長官は会合に参加した諸国のウクライナへの支持を要請するも、イスラエルとモロッコはロシア非難に参加せず、UAEは米の原油増産要請をかわす。
【感想】
 5年前には予想できなかったイスラエルとアラブ諸国との関係改善。トランプ大統領の政策が成功した事例と言えるだろう。

3.スリランカでの経済危機
【記事要旨】
 債務が増大し、コロナ禍で苦しみ、欧州での戦争の影響を受け、スリランカでは食料と燃料が無くなるか価格が急騰。これまで強権的だったGotabaya Rajapaksa大統領への抗議が暴動化。無計画にオーガニック農法が振興されたが、農薬の輸入が減り主食であるコメの収量は減少。2月は前年比17.5%のインフレ。
 2009年に内戦が終了した同国は、ツーリズムに依存した中所得を目指すが、外国からの援助への依存度も高めてきた。見通しは悲観的。
【感想】
 確かにコロナ前はスリランカ旅行は多くの旅行社が宣伝していた。今はとても行けそうもない。失政による政情不安が経済への最大の阻害要因だと実感する。

その他:
上海のロックダウン
Shanghai introduced a staggered lockdown in an effort to test the entire city for Covid-19.
南太平洋にも中国の手が
A leaked document has revealed that China and the Solomon Islands have drafted a secret security pact that could help China block strategic shipping lanes.
インターネットバンキングは老人に不親切
Carlos San Juan de Laorden, a 78-year-old retired Spanish doctor, has Parkinson’s disease, which makes it difficult for him to withdraw money from an A.T.M. He’s now leading a campaign against banks closing branches and moving services online, one that resonates with a rapidly aging Spanish population.

(2022.3.28 Monday)

好きな歌手 (軽い話題で)

土日はN.Y. TimesのMorning Briefingが届かないので朝はゆっくり寝ることができるのが嬉しい。ぼんやりしながらYou Tubeで音楽を聴くことが多い。圧倒的によく聞くのが杉山清貴の曲だ。

 思い起こせば、「杉山清貴とオメガトライブ」の時代からのファンだ。1983年に大阪の支店から東京本社に転勤してから、聞き出した。ちょうど金融機関の寄り合い所帯の研究機関に出向し、銀行、証券、生損保からの優秀な出向者と切磋琢磨した思い出に重なる。

 最初はオメガドライブかと思っていた。「最後の種族」だと教えられ、ボーカルの杉山清貴の透明な歌声が気に入った。私が中学まで通った横須賀の私立校の高校出身と知り親近感が増した。細身にぶかぶかのスーツを着てサングラスを掛け、スーツのポケットに手を突っ込んで歌うスタイルは一世を風靡したが、創作意欲を高めた彼は1986年に独立する。

 オメガトライブ時代のヒット曲は多いが、私が一番好きなのは「First Finale」だ。逗子葉山の海岸線が瞼に浮かぶ名曲でオメガトライブ時代最後の曲だ。
 独立後は、それほど大ヒット曲は無いが、2009年の「Glory Love」はアップテンポの良い曲だ。You Tubeではいろいろなバージョンがあるが、横浜を車で走る景色を楽しめるものが気に入っている。

 さて、You Tubeで「サマー・サスピション ~ ふたりの夏物語 (2011年)/杉山清貴」を見てみると、でっぷりと太った杉山清貴がいて、昔との違いに驚く。聴衆が大きく映っているのだが、50代と思しき「昔の乙女たち」が彼の歌に合わせて踊っている。

 私も彼の歌を聞くと、気分は一度に40年ほど過去へワープするが、外見はそうはいかないものですね。

(2022.3.27 Sunday)