世界の動き 2022.3.29 Tuesday

N.Y. Times 電子版より
今日の一言:「昨日は桜坂の桜が満開でした。フレンチのランチでは、桜の花をアレンジしたデザートがきれいでした。桜道明寺も美味しい季節。今日は雨の予報です。桜が散らないと良いのですが」

1.バイデンはプーチン批判発言を擁護
【記事要旨】
 バイデンは週末の「この男を権力の座に置くことは出来ない」「道徳の破綻者」というコメントについて政策の変化を意味するものではなくプーチン政権転覆を目指したものではないと説明。戦闘は5週目に入り北西部でウは反攻するもののマリウポリでは破壊続く。今日、トルコで対面による停戦協議の予定。Nokiaは露のサイバースパイ活動に使われており企業責任が問われている。
 国連は民間人1100人が死亡、うち99人は子供と発表。
【感想】
 久しぶりの対面交渉に期待。トルコが何とか調整役をしてくれると良いのだが。ゼレンスキー大統領がロシアメディアの取材に応えたとの報道あり、ロシアの世論の行方にも注目したい。

2.中東のサミット終了
【記事要旨】
 2日間のIsrael, the U.S. Morocco, UAE, Bahrain, Egyptによる 歴史的サミットが終了。イラン問題、イエメンの混乱等が話し合われ、米国のイランとの核合意への政策転換に懸念を共有。イスラエルとアラブとの宗教的祝日の統一化も話される。これがパレスチナを刺激しイスラエル北部で銃撃事件発生。パレスチナはアラブ諸国に裏切られたと感じている。露ウ戦争により、ラマダン前の食料価格の高騰が懸念される。
【感想】
 ラマダンとイスラエルの祝日の何を一致させるのか調べてみます。

3.2日間のストがインドを麻痺させる
【記事要旨】
 公企業、私企業の従業員多数がストを決行し交通機関やサービスに混乱発生。労働組合は雇用者に自由度を与える雇用法の改正に反対。労働者の80%を占める非正規労働者への社会保障制度も要求。モディ政権の非効率国営企業の民営化にも反対している。 政権はrailways, airports, ports, oil industry and gas refineries and our power transmission sector をたたき売りしていると労組は非難。
【感想】
 この辺はインドは中国と対照的な政策。非正規が80%というのも驚いた。これだけ反労組的な政策を取っても政権支持率が高いのは何故かも大きな疑問。

その他:
トランプはいつまでも捕まらないが
A federal judge said Donald Trump had most likely committed felonies in trying to overturn the 2020 election.
医療でも性差別人種差別
Doctors are more likely to dismiss symptoms reported by women and people of color in what’s become known as “medical gaslighting.”
韓国では沈静化か
The average number of new coronavirus cases is going down in South Korea.

(2022.3.29 Tuesday)