N.Y. Times 電子版より
今日の一言:
「さまざまの こと思い出す 桜かな」(芭蕉)
「花冷えの ふなあしおもき うれひかな」(万太郎)
1.外交交渉に進展
【記事要旨】
トルコでの和平交渉でロシアはキエフとチェルニヒフ周辺からの戦闘行為の大幅な縮小を表明。和平内容のドラフトが出来ればプーチンはゼレンスキーと会談の用意あるとも言うも、西側情報は交渉戦術と見做す。ウ軍はキエフ周辺とイルピンで露軍を後退させる。ウクライナは和平の骨格について初めて触れ、クリミアについては15年間の協議機関に言及し露の支配地域と中立化への考えの基礎を示す。露マリウポリで市民を兵糧攻め。露軍による性的暴行の増加をウ政府が報道。
和平交渉の進展で株式市場は上昇し原油は下落。
【感想】
露のキエフ周辺での戦闘行為減少は敗退の糊塗に見える。話し合いの歯車が合ってきたのは一歩前進と評価したい。プーチンは「ウの非ナチ化」といったハードルを下げたのだろうか?秀吉の朝鮮出兵の際の小西行長のような動きをして和平を進める露要人がいるのだろうか。
2.中国でのロックダウンが国民の怒りをもたらす
【記事要旨】
上海では当初特定ビルと近隣のみ閉鎖していたがそれでは不十分と政府は判断。非エッセンシャルな事業の停止、在宅勤務、交通機関の停止が打ち出され市東部の5日間の隔離検査につづき、市西部でも同様の措置が取られる見込み。市民の我慢は限界に近づき、上海は「鉱山のカナリア」という見方が出る。対応の不統一と支援の少なさに、政府批判が強まる。
【感想】
トヨタがテスラが影響を受けている。中国がどう切り抜けるかは世界経済の行方に大きな影響を与える。
3.アフガンでは危険な鉱山で労働
【記事要旨】
タリバン政権による飢餓が広がり北部アフガンでは危険な鉱山での労働が強化。タリバンは鉱山へのガス探知機、支柱の供給等をしないため鉱山労働は非常に危険になり先月は10人が死亡。
鉱山労働には老人や子供も増える。人身売買や、臓器売買も増加している。
【感想】
人道支援はどうなっているのだろうか?制裁で苦しむのは最貧層であるのはどこも同じ。
その他:
旅費は回復しない。航空会社は大変そうだ
Corporate travel spending is a third of what it was prepandemic. Experts say it may never bounce back.
ウィルスミスの殴打事件
Will Smith apologized to Chris Rock after he hit the comedian at the Oscars: “I was out of line and I was wrong.” Our critic Wesley Morris saw deeper undertones: In the midst of a celebration of Black achievement, Smith’s victory became a defeat.
木を大切に。良いアイデア
A forest management scheme in Melbourne, A meant to lower city temperatures and reduce carbon dioxide, has drawn worldwide notice for its success in engaging citizens. The decade-old program gives each tree an email address so residents can drop a line (“good luck with the photosynthesis,” one read).
(2022.3.30 Wednesday)