世界の動き 2023年2月28日 火曜日

今日の言葉
「一事を為すは一事を省くに如かず」
 大平正芳首相の言葉だと聞く。
 我々は毎日経営の改善に取り組みあれこれ新しいことに取り組む。しかし、新しい取り組みは実を結ばずに徒労に終わることも多い。コストも掛かる。一方、無駄を省くのは確実に効果がある。お金もかからない。経営の見直しにはとても重要な箴言だ。

ニューヨークタイムズ記事
1.イエレンのウクライナへのサプライズ訪問
【記事要旨】
 バイデン大統領がキエフを訪問してから 1 週間後、米国財務長官のジャネット イエレンが予告なしにウクライナの首都を訪問し、ウクライナが必要とする資金を提供するという米国のコミットメントを強調した。
 訪問中、イエレンはゼレンスキー大統領とシュミハル首相と会談し、ウクライナへの12億5000万ドルの経済援助を発表し、米国が「必要な限りウクライナを支持する」と約束した。
 この訪問は、ロシアへの圧力を維持しながら、ウクライナへの支持を示すためのバイデン政権による協調外交の一環である。ブリンケン国務長官は今週、旧ソ連の 2 つの共和国を訪問し、ロシアや中国との距離を保つよう促す予定だ。
 イエレンは、米国がロシアに課した経済制裁の作成に関与していた。 彼女はまた、ロシアの石油の販売価格を制限するための上限価格を考案した。 彼女の訪問は、米国がウクライナに数十億ドルを提供し続けることができるかどうかについての政治的議論が激化する中で行われた。
【コメント】
 イエレンさんは76歳のユダヤ教徒だ。ロシアのウクライナへのネオナチ批判に反論するのにうってつけの人だ。米国の人材の厚さを感じる動きだ。

2.北アイルランド貿易協定
【記事要旨】
 英国と EU は、Brexit の最も厄介な遺産の 1 つである北アイルランドの貿易上の地位について合意に達した。 この協定は、英国とEUの間の潜在的な貿易戦争を回避する可能性があり、ブレグジット以来緊張してきた両国間の関係を円滑にする。
 昨日の合意は、英国のスナク首相と欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長によって、数週間に及ぶ秘密会談の後、発表された。
 北アイルランドは今でも英国の一部であり、EU からの離脱に賛成票を投じた。 しかし、アイルランドはEUに残り、北アイルランドとアイルランドの間に複雑な国境状況を生み出していた。
 交渉担当者は長い間、アイルランド、北アイルランド、および英国の他の地域の間で物資をスムーズに移動できるようにする方法を見つけるのに苦労してきた。 EU 当局者は、オープンな市場の維持と、長い間宗派間の暴力に悩まされてきた地域の平和の脆弱性について懸念していた。
 今回の協定では、英国から北アイルランドに留まることを意図した商品は、通常のチェックなしで「グリーン」チャネルを通過する。アイルランド向けに指定されたものは、より多くのコントロールを持つ「赤」チャネルを通過する。この協定はまた、EUの司法部門の貿易紛争での役割を縮小する。
 英国議会はまだこの協定に投票する必要があるが、野党労働党が協定を支持すると述べているため、可決される可能性がある。
【コメント】
 グリーンとレッドを物理的にどうさばくのか外部者にはよくわからないが、いずれにしても一歩前進。スナクの外交成果だ。

3.アフガニスタンの壊滅的な冬
【記事要旨】
 アフガニスタンは、10年来で最も過酷な冬に悩まされており、すでに人道危機にある何百万人もの人々を襲っている。
 月曜日の時点で、200 人以上が低体温症で死亡し、225,000 頭以上の家畜が死亡しています。 これらの数値には、栄養失調、病気、未治療の怪我による膨大な人的被害が考慮されていない。
 アフガニスタンは何十年にもわたって自然災害と経済的絶望に耐えてきたが、今年の冬は特に厳しい。 12 月下旬、タリバン政権は、国内および国際的な援助組織で女性が働くことを禁止した。これにより、多くの人が活動を停止し、援助に依存しているコミュニティのライフラインが断たれた。
 西側諸国の軍隊が 2021 年 8 月にアフガニスタンから撤退した後、制裁により銀行部門が機能不全に陥り、食料価格が高騰し、病院は栄養失調の子供たちでいっぱいになった。今日、この国の 4,000 万人の人口の約半数が、生命を脅かす可能性のあるレベルの食料不安に直面している。
【コメント】
 悲惨な状況のようだ。経済制裁が弱者を確実にむしばんでいる。

その他:
インドの野党弾圧
 The Indian authorities arrested a top leader of the opposition Aam Admi Party for corruption. A.A.P. supporters said the arrest was politically motivated.
イスラエル入植者の乱暴
 Mobs of Israeli settlers burned and vandalized at least 200 buildings in four Palestinian villages near the site where a Palestinian gunman killed two Israeli settlers.
米国政治で力を増すインド系
 Indian Americans are rapidly climbing the political ranks in the U.S.

2023年2月28日 火曜日 今日で2月も終わりです。

世界の動き 2023年2月27日 月曜日

今日の言葉
「ゲームの理論」
 土曜日にプロレスの話を書き、昨日の日曜にゲームの理論を書くつもりだったが忙しく書けなかった。
 2者間なら簡単なものが3者になるととても大変になるという話だ。土曜日に取り上げます。

ニューヨークタイムズ記事
1.中国は赤ちゃんを持つことににインセンティブを付与
【記事要旨】
 何十年にもわたって国民が持つことができる子供の数を制限した後、中国はベビーブームを切望している。
 全国の家庭で、数年前は 1 人に制限されてきた子供を 3 人持つことが認められ、ある州では、女性が未婚であっても、好きなだけ子供を持つことができる。
 精子の提供に補助金を出している都市もあれば、新しい親に現金を支給している都市もある。体外受精などの不妊治療に対する国民保険の適用範囲を拡大する計画もある。
 この政策は、経済成長を危うくする労働力の縮小を食い止めようとする中国が直面している課題を浮き彫りにしているが、多くの中国人の若者は住むのが最も高価な国の1つで子供を育てる誘因を拒否している。
 昨年、約 20,000 人の若者を対象とした調査では、3 分の 2 が子供を持ちたくないと答えた。
 昨年、中国の人口は 1960 年代以来初めて減少した。 多くの国が同様の人口問題に直面しているが、中国は急速に高齢化している。
【コメント】
 強権中国の政策を侮ってはならない。我が国よりよほど上手に少子化対策を展開するはずだ。

2.ウクライナでの戦争はヨーロッパの転換点を示す
【記事要旨】
 ウクライナでの戦争は、1989 年の冷戦終結以来、どの出来事よりもヨーロッパを大きく変えた。
 EUは 経済交流、貿易、相互依存が戦争に対する最良の保証であるという考えに基づいて構築されてきた。 フィンランドのニーニスト大統領は今月「私たちの多くは平和を当然のことと考え始めていた。 その考え方は、安全保障のために軍事力が必要であるという認識に取って代わられました」と語った。
 長期戦が迫る中、E.Uでは、ロシアの完全な敗北を目指す最前線の国家と、フランスやドイツのような妥協に傾倒している他の国々との間の緊張をどのように乗り切るか、ワシントンの方針への不安を助長する来年のアメリカの選挙にどう対応するかが問題だ。
 フィンランドとスウェーデンは、長年中立を維持することに満足してきたが、NATO への加盟を推進している。ドイツは、軍隊への1,120億ドルの投資を発表。 フランスは、欧州の軍事的米国への依存を懸念して、「戦略的自治」を求めている。
 ロシアはウクライナ南部と東部地域の最前線を砲撃した。 中国は今週、クレムリンの最大の同盟国であるベラルーシの指導者による国賓訪問を発表した。
【コメント】
 NATO諸国の考え方も一枚岩ではないことがよくわかる記事だ。日本はどうするのか賢い対応が求められる。

3.イランの女性はヒジャブを捨てる
【記事要旨】
 イランの女性は、9 歳以上の女性が公の場で髪を覆うことを義務付ける厳格な法律の下で 40 年以上が経過した後、突然規制を捨て去っている。
 現在のライシ大統領は、厳格さと残忍さでそれを施行してきた。女性の多くは、違反したとされ、殴打されたり逮捕されたりした。 22 歳の女性マーシャ アミニが道徳警察の拘留中に死亡した後、9 月に同法に対する怒りが沸騰し、イラン全土で街頭抗議が始まった。
 抗議活動は暴力的な取り締まりの中で大部分が頓挫しており、より保守的な地域ではめったに起こらない。 しかし、市民の不服従の行為は毎日続いており、イランの女性や活動家によると、当局はヒジャブ法を強制することはまれだ。
 現在、公園、カフェ、レストラン、ショッピング モールで、より多くのヒジャブを取った女性が発見されている。有名人やスポーツ選手は、イランでヒジャブを脱いだり、海外で国を代表したりしている。ヒジャブを強制する時代は終わったようだ。
【コメント】
 私が大学生だった50年前にはマレーシアではヒジャブをつけた人は殆どいなかったが今は殆どの女性が着用している。戒律は厳しいほど捨て去りにくい。サウジアラビアでヒジャブが不要になる日はいつだろうか。

その他:
香港の猟奇的な事件
 A 28-year-old model was murdered and her partial remains were discovered next to a meat grinder. Her ex-husband and in-laws are suspects in her death. The case has horrified Hong Kong.
スナク首相が得点
 Prime Minister Rishi Sunak of Britain neared a deal on the trade status of Northern Ireland with the European Union, potentially resolving one of Brexit’s bedeviling legacies.
AIチャットボットは使用者に似る
 The bizarre behavior and untruths delivered by A.I. chatbots could be a distorted reflection of the people using them, a pioneer of the technology told The Times.

2023年2月27日 月曜日

武藤敬司の引退試合

 2月21日に東京ドームで武藤敬司(60)の引退試合が行われた。

 武藤は。自らラストマッチの相手に指名した新日本プロレスの内藤哲也(40)と対戦し11年ぶりの一騎打ちで魂をぶつけあったが、28分58秒にデスティーノを決められて敗戦。

 その後は「まだ灰になっていない。もう一つやり残したことがある」と、解説席の「闘魂三銃士」の同期、蝶野正洋(59)を指名し、サプライズマッチを実現させた。STFでギブアップし、派手な2連敗で、完全燃焼した。

 東京ドームの中心で大の字になった武藤は「広いなぁ。天井は…」。長い旅路の果て、「ゴールできてよかった。多くのレスラーが引退試合できていない中で、本当に俺は幸せなプロレス生活だった」と振り返った。

 かつては、ジュニアヘビー級並みの空中殺法と規格外のパワーを誇った姿はそこにはない。内藤戦で2度挑戦する姿勢を見せたムーンサルトでは、ロープに足を掛けるたびに苦悶)の表情を浮かべ中断した。「闘魂三銃士」の盟友、橋本のけさ斬りチョップからDDT、ライバル三沢のエメラルドフロウジョンも決め、引退試合ができなかった仲間たちに捧げた。

 プロレスはショーではなくアートだと多くのファンに納得させる幕切れだった。デビューから38年4カ月と16日。リングからはおりたが、プロレスラー武藤は終わっても「武藤敬司」の人生は終わりのないドラマだ。

2023年2月26日 土曜日

世界の動き 2023年2月24日 金曜日

今日の言葉
「News ニュース」
newとは何か? 英語の辞書ではnewly received or noteworthy information, especially about recent events. と定義されている。
 過去一年間、NY Tmesのトップニュース3つの内のひとつは必ずウクライナの戦争だった。もし戦争が無かったとしたらどういうニュースが替わりに報道されていたのだろうか。

ニューヨークタイムズ記事
1.開戦一年
【記事要旨】
 ウクライナは、今日の戦争記念日に合わせたロシアの攻撃に備えている。ゼレンスキー大統領は、1 年を迎える頃、ロシアからの「報復」攻撃について警告していた。
 ウクライナ全土の学校は遠隔で授業を行っており、人々は大規模な集まりを避けるようにアドバイスされており、セキュリティ対策が講じられている。
 1 年が経ち、ウクライナでは、何万人もの命を奪われ、何百万人もが家を失い、都市全体を荒廃させた戦争の暴力、破壊、流血を回避した人はいない現実がある。
 ウクライナの多くの人々は、犠牲を分かち合い、生き残るための集団闘争に力を見いだした。空襲のサイレンや警報に慣れてきた人もいる。30 歳のウクライナ人は、こうしたことが「歯磨きのように」日常生活の一部になったと語った。
 米国は、西側のパートナーと共に全面的な制裁を課すことにより、ロシアを孤立させようとしたが、インドや中国を含む他の世界は、戦争に対してより中立的なアプローチをとっている。
 ポーランドは、急速な軍備増強の一環として、米国製の HIMARS ロケット発射装置と関連機器を追加購入するための 100 億ドル相当の取引の最終合意に近づいていると述べた。 西側諸国はウクライナのソビエト時代の兵器の弾薬を見つけようと奔走し東ヨーロッパ中の兵器工場に目を向けている。
 米国のイエレン財務長官は、インドで開催された G20 財務大臣会合で、ロシアが制裁を回避するのを支援しないよう中国政府に警告した。 彼女はまた、米国がロシアに対する追加制裁を発表することを計画していると述べた.
【コメント】
 変わらない日常になっているというウクライナ市民の勝減が怖い。国際世論も無力だ。ロシアもG7も無力だ。中国やインドがこの間に影響力を高めている。20世紀型の世界が代わっていく戦争でもある。

2.ナイジェリアの投票
【記事要旨】
 ナイジェリア人は明日、ここ数年で最も自由度の高い選挙戦で新しい大統領を選ぶ。 20 年以上にわたって権力を交代してきた 2 つの主要政党の大統領候補は、意外な第三者の挑戦者に直面している。
 投票日の前に、ナイジェリア政府が通貨を交換するという決定を下したことで混乱が生じた。 有権者は新しい銀行券の不足をめぐって与党に激怒しており、抗議行動により国の一部で投票が混乱する可能性がある。
 以前は、警察の暴力に若者は抗議していたが、今は国内で起こっているすべての問題に抗議している。彼らの多くは国を離れたか、国を離れようとしているが、彼らが選んだ候補者が勝てば、留まるか戻ってくる人もいるかもしれない。
 裕福な国の人口が高齢化するのに対し、ナイジェリアでは、2 億人を超える人口の半分が 18 歳以下だ。
 ナイジェリアが安全で繁栄していれば、全世代のアフリカ人の生活が明るくなりまる可能性がある。
【コメント】
 ナイジェリアはアフリカの大国だ。政治が安定すれば人口ボーナスを活かした経済発展が見込まれる。アビジャンはきれいな街だそうで、一度は行きたい都会だ。

3.中国のヘルスケアへの抗議
【記事要旨】
 中国の何千人もの高齢者が、健康保険の突然の削減に抗議している。中央政府の費用のかかる「ゼロ Covid」政策を 3 年近く押し付けられた地方政府の苦悩を示している。
 最も差し迫った問題の 1 つは、地方自治体の保険基金の資金が不足していることだ。地方自治体は、中流階級の人々が薬や外来治療の支払いに使用する保険である個人の健康勘定への拠出を大幅に減らし始めた。 高齢者は、コストの上昇や給付の減少などの変化の影響を最も受けやすくなっている。
 抗議行動は個人の健康勘定への最も鋭い削減が行われた北東部の大連市、広州、中国中部の武漢で行われた。
 中国は急速に高齢化しており、退職者が増え、医療の必要性が高まっているが、不動産開発業者による公有地の購入が減り、自治体の主な歳入源は縮小している。
【コメント】
 中国の民衆の方がよほど民主主義だ。我が国では国民が抗議の声をあげることが無くなった。

その他:
TikTokはEUでも禁止へ
 The European Commission banned TikTok from most of its employees’ phones, citing security concerns.
新しい世銀総裁候補
 The U.S. nominated Ajay Banga, the former chief executive of Mastercard, to lead the World Bank.
トルコの地震後
 Turkey is scrutinizing Turkish builders after the recent earthquake that killed more than 43,000 people in the country.

2023年2月24年 金曜日

世界の動き 2023年2月23日 木曜日

今日の言葉
「開戦一年」
 ウクライナの戦争が始まって一年だ。先の戦争では昭和十六年十二月八日の開戦後一年目の我が国の国民の生活はどうだったのだろうか?
 ・鉄道省、行楽旅行、買出し部隊の抑制のため、乗車券の発売制限、乗越し禁止などを行うと発表(11月7日)
・東京で家庭用蔬菜の登録制販売を実施(隣組一括購入4割、世帯別購入6割など)(11月16日)
・日本文学報国会、「愛国百人一首」を選定(11月20日)
・東京府立美術館で第1回大東亜戦争美術展を開催(12月3日)
・大政翼賛会、「海ゆかば」を国歌につぐ国民の歌として各種会合に斉唱するよう通達(12月15日)
・大阪市電気局、座席なし改造電車を試作(12月21日)
・大日本言論報国会を結成(会長徳富蘇峰)(12月23日)
・東京でガス割当量超過使用の家庭に閉塞班出動(1戸1孔に封印)(12月23日)
・日本出版文化協会、単行本5割、雑誌4割の用紙割当ての大幅減配を決定(12月28日)
 ミッドウェイ海戦(六月五日)という戦局の転換を受け、日常生活が急速に困難になる様子がうかがえる。
 報道ではロシアの日常生活にはあまり変化が無いようだが実際はどうなのだろうか。

ニューヨークタイムズ記事
1.バイデンとプーチンは同盟構築を強化
【記事要旨】
 バイデンは、東ヨーロッパの指導者たちに、「ウクライナだけでなく、ヨーロッパ中および世界中の民主主義の自由のために、この紛争に何が起こっているのか」を思い出させ、ロシアの侵略から最も危険にさらされているNATO同盟国を守ることを誓った。
 プーチン大統領は、王との会談で、習近平国家主席がロシアを訪問することが期待していると述べたが、会議はまだ確認されていない。 クレムリンは、北京を親ロシアの一角に留める努力をしているが、中国がロシアに対する経済的支援を増やすことになった場合、米国の制裁の脅威は迫っている。
 プーチン大統領は、何万人ものモスクワのスタジアムに集まった群衆に祖国の国境で戦いが行われていると語った。侵略以来最大の戦争支持の集会だった。
【コメント】
 喜んでいるのは武器商人だけだ。アー。日本の自衛隊は3か月の戦闘用の6割しか弾薬の準備が無いそうだ。

2.イスラエルの襲撃でパレスチナ人10人が死亡
【記事要旨】
 パレスチナの当局者は、イスラエルの治安部隊とイスラエル占領下ヨルダン川西岸の武装したパレスチナグループとの間の数時間の銃撃戦で、少なくとも10人のパレスチナ人が殺され、100人以上が負傷したと述べた。
 イスラエル軍は、ナブラスのパレスチナ人の銃撃者を逮捕する作戦中に珍しい昼間の銃撃戦が起こったと述べた。
 パレスチナ人は、イスラエルの兵士の間で殺すために射撃する準備が増していると言い、イスラエルは、銃の急増と、降伏する代わりにパレスチナ人が反撃することに起因するという。日中の武力衝突で住民が巻き込まれたり、衝突に参加したりする可能性が高くなる。
【コメント】
 今年も西岸地区での武力衝突が無くならない。これも永遠に続きそうだ。

3.韓国の失速した同性婚平等法案
【記事要旨】
 韓国のLGBTQの人々は今週、裁判所が同性カップルに配偶者の補償を提供するよう国民健康保険サービスに命じたとき、歓迎すべき勝利を得た。 しかし、性的マイノリティに対する差別を防ぐことを目的としたより広範な法案は、国会でブロックされている。
 最初に導入されようとして数十年経つ反差別法は、韓国の性的少数派の社会的受け入れが高まっているにもかかわらず、強力なキリスト教保守派のロビーにより厳しい反対に直面している。法案の反対者は、法案に対して公の場で祈り、政治家の携帯電話にテキストを送りつけ、トランスジェンダーのキャラクターが書かれた本を削除するために教育委員会を説得した。
 最近の世論調査では、韓国の成人の約57%がより広範な法案を支持していることがわかりました。 サポーターは、法律がいかに時代遅れになっているかの例として見ている。
 同性婚の平等を認める法律は、他のアジア諸国で支持を得ている。 タイでは、2015年に性的マイノリティの権利を保護する法律が発効した。台湾では、性的マイノリティに対する差別は15年前から違法だ。
【コメント】
 日本の動きも鈍い。政治家は票にならなければ1ミリも動かない。

その他:
TSMCのアリゾナ工場
 A Taiwanese computer chip giant’s $40 billion investment in an Arizona factory has stoked apprehension among employees.
中国のIT
IT経営者失踪
 The disappearance of Bao Fan, a deal maker in China’s tech industry, threatens to upend Beijing’s promise to support private enterprise, our columnist Li Yuan writes.
米国の9/11関係の訴訟
 A U.S. judge rejected a bid by families of Sept. 11 victims to seize $3.5 billion in frozen Afghan funds as compensation for their losses. 

2023年2月23日 木曜日