世界の動き 2023年2月27日 月曜日

今日の言葉
「ゲームの理論」
 土曜日にプロレスの話を書き、昨日の日曜にゲームの理論を書くつもりだったが忙しく書けなかった。
 2者間なら簡単なものが3者になるととても大変になるという話だ。土曜日に取り上げます。

ニューヨークタイムズ記事
1.中国は赤ちゃんを持つことににインセンティブを付与
【記事要旨】
 何十年にもわたって国民が持つことができる子供の数を制限した後、中国はベビーブームを切望している。
 全国の家庭で、数年前は 1 人に制限されてきた子供を 3 人持つことが認められ、ある州では、女性が未婚であっても、好きなだけ子供を持つことができる。
 精子の提供に補助金を出している都市もあれば、新しい親に現金を支給している都市もある。体外受精などの不妊治療に対する国民保険の適用範囲を拡大する計画もある。
 この政策は、経済成長を危うくする労働力の縮小を食い止めようとする中国が直面している課題を浮き彫りにしているが、多くの中国人の若者は住むのが最も高価な国の1つで子供を育てる誘因を拒否している。
 昨年、約 20,000 人の若者を対象とした調査では、3 分の 2 が子供を持ちたくないと答えた。
 昨年、中国の人口は 1960 年代以来初めて減少した。 多くの国が同様の人口問題に直面しているが、中国は急速に高齢化している。
【コメント】
 強権中国の政策を侮ってはならない。我が国よりよほど上手に少子化対策を展開するはずだ。

2.ウクライナでの戦争はヨーロッパの転換点を示す
【記事要旨】
 ウクライナでの戦争は、1989 年の冷戦終結以来、どの出来事よりもヨーロッパを大きく変えた。
 EUは 経済交流、貿易、相互依存が戦争に対する最良の保証であるという考えに基づいて構築されてきた。 フィンランドのニーニスト大統領は今月「私たちの多くは平和を当然のことと考え始めていた。 その考え方は、安全保障のために軍事力が必要であるという認識に取って代わられました」と語った。
 長期戦が迫る中、E.Uでは、ロシアの完全な敗北を目指す最前線の国家と、フランスやドイツのような妥協に傾倒している他の国々との間の緊張をどのように乗り切るか、ワシントンの方針への不安を助長する来年のアメリカの選挙にどう対応するかが問題だ。
 フィンランドとスウェーデンは、長年中立を維持することに満足してきたが、NATO への加盟を推進している。ドイツは、軍隊への1,120億ドルの投資を発表。 フランスは、欧州の軍事的米国への依存を懸念して、「戦略的自治」を求めている。
 ロシアはウクライナ南部と東部地域の最前線を砲撃した。 中国は今週、クレムリンの最大の同盟国であるベラルーシの指導者による国賓訪問を発表した。
【コメント】
 NATO諸国の考え方も一枚岩ではないことがよくわかる記事だ。日本はどうするのか賢い対応が求められる。

3.イランの女性はヒジャブを捨てる
【記事要旨】
 イランの女性は、9 歳以上の女性が公の場で髪を覆うことを義務付ける厳格な法律の下で 40 年以上が経過した後、突然規制を捨て去っている。
 現在のライシ大統領は、厳格さと残忍さでそれを施行してきた。女性の多くは、違反したとされ、殴打されたり逮捕されたりした。 22 歳の女性マーシャ アミニが道徳警察の拘留中に死亡した後、9 月に同法に対する怒りが沸騰し、イラン全土で街頭抗議が始まった。
 抗議活動は暴力的な取り締まりの中で大部分が頓挫しており、より保守的な地域ではめったに起こらない。 しかし、市民の不服従の行為は毎日続いており、イランの女性や活動家によると、当局はヒジャブ法を強制することはまれだ。
 現在、公園、カフェ、レストラン、ショッピング モールで、より多くのヒジャブを取った女性が発見されている。有名人やスポーツ選手は、イランでヒジャブを脱いだり、海外で国を代表したりしている。ヒジャブを強制する時代は終わったようだ。
【コメント】
 私が大学生だった50年前にはマレーシアではヒジャブをつけた人は殆どいなかったが今は殆どの女性が着用している。戒律は厳しいほど捨て去りにくい。サウジアラビアでヒジャブが不要になる日はいつだろうか。

その他:
香港の猟奇的な事件
 A 28-year-old model was murdered and her partial remains were discovered next to a meat grinder. Her ex-husband and in-laws are suspects in her death. The case has horrified Hong Kong.
スナク首相が得点
 Prime Minister Rishi Sunak of Britain neared a deal on the trade status of Northern Ireland with the European Union, potentially resolving one of Brexit’s bedeviling legacies.
AIチャットボットは使用者に似る
 The bizarre behavior and untruths delivered by A.I. chatbots could be a distorted reflection of the people using them, a pioneer of the technology told The Times.

2023年2月27日 月曜日