Weather Report from Nasu

Last night, we had a small hail. (雹、霰)
It’s been raining in Nasu since morning.
Actually, we have sleet (みぞれ)since early afternoon.
Sleet will change to snow in the evening.
Oh, it sounds like YAMASHITA Tatsuro’s “Chrismas Eve,” doesn’t it.

Coming close to the end of 2019, hope you have a peaceful new year!

(DILWY 2019.12.31)

Sorry We Missed You (Japanese Title: 家族を想うとき)

I always watch movies during long flights. On Chirstman holidays, however, I went to a theatre to watch “Sorry We Missed You.”
Please see wikipedia for the plot.
https://en.wikipedia.org/wiki/Sorry_We_Missed_You

It’s a story of a poor British family ( Father: Ricky, Mother: Abbie, Son: Seb, Daugher: Liza Jane) which has origin of their debt from 2008 financial crisis. Ricky has been working so hurd to take care of his family, but his effort has been fluitless.

The film is pessimistic, but it gives us three beautiful scenes.
1. One Saturday evening, the family have a supper, take home Indian food, together. They enjoy nice conversations. Sudden call to Abbie makes her to visit one of her clients. The family drive the delivery truch to send her to the client singning songs together.
2. One day, Liza Jane helpd her father to deliver goods. They had a short break at a hil top overlooking the woods to have a sandwich together. The had a conversation on the tips which the daughter got during delivery.
3. After Ricky was injured badly by lobbery, Seb came home abruptry, and asked his father how he is. Ricky was moved by the conversation with Seb.

Those scenes are snapshots of daily life which can be found in any family. It is, however, not so easy to have unless all family members are free from problems and pressure. This fils tell us how invaluable daily ordinally family life is.

At last, injured Ricky tried to depart home by leaving a message on a sheet of non-delivery which says “Sorry We Missed You.”
Now we understand where the title of this film comes from.
Abbie and Seb tried to stop Ricky to go to work, but eventually Ricky started his van.
The last scene implies Ricky may die during his work whie driving his truck.
Or, he would survive the death in living.

Sad story.

(2019.12.27)

Quote from John Mauldin

“Ignoring problems rarely solves them. You need to deal with them—not just the effects, but the underlying causes, or else they usually get worse. The older you get, the more you know that is true in almost every area of life.”

John is talking about economic policy, function of government and central banks.
I am imressed by the fact that “this is true in almost every area of life.”

One is always sorry after the event, but it can be dealt if one has enough courage to face the problem.

Oh, how dare I, a coward from the day one of our m, can say such a thing!
(2019.12.22)

OJシンプソン事件と伊藤詩織さん事件

伊藤詩織さんの山口敬之氏に対する民事訴訟勝訴の判決が昨日(2019.12.18)出た。判決についての論評は差し控えたいが、報道で「刑事で不起訴だったのに民事で有罪になったのは変だ。刑事の判断がおかしい」という意見が多く聞かれたので、コメントしたい。

筆者がニューヨークで暮らしていたころ、OJシンプソン事件というのが起きた。
アメリカンフットボールの元スター選手で全米の人気者だったOJシンプソン(黒人)が元妻(白人)とその交際相手(白人)を惨殺した容疑で裁かれた事件だ。
(詳細は、https://shirutoku.info/ojsimpson に詳しい)

当時ロスアンゼルス警察の警官が黒人の容疑者に暴行を加える事件が頻発し、OJシンプソン事件も、立ち上がりから、刑事事件というより人種差別事案という色彩を帯びることになった。著名弁護士がチームを組んだ弁護側は、12人の陪審員のうち9人を黒人で構成することに成功した。結果は、大方の予想通り、陪審員は無罪の評決をした。

アメリカの陪審員制度で面白いのは、
・陪審員は無罪か有罪かを12人の全員一致で評決する
・有罪の場合、量刑を決めるのは裁判官である
ということだ。
こういう状況であると、「疑わしきは罰せず「」を原則とすれば、陪審員は判断に迷う事案であれば無罪にしがちだ。
さらに、米国の制度で面白いのは、
・一度刑事事件で判決が出ると同じ事案で裁かれることは無い。つかり控訴審は無い。
従って、陪審員が無罪の評決をした時点で、OJシンプソンは、刑事上は晴れて無罪になったのだ。

一方、殺害された元妻の交際相手の父親が民事でOJシンプソンに対する損害賠償請求を起こし、これは有罪の判決が出た。

刑事・民事の判断の相違についてはおかしいという意見が伊藤詩織さんの事件で沢山出ているが、アメリカではままあることであるということをOJシンプソン事件を例にご説明した次第である。
(2019.12.19)

自分であることの証明

銀行窓口で
PCバンキングを使っていないので銀行に関するほとんどの用は窓口でお世話になる。
100万円以上の大口送金を窓口でしようとするとATMで受け付けてくれないので、窓口での送金をしないといけない。
本人確認として、大体がATMカードの暗証番号を聞かれる。
暗証番号を言えば本人だと見做されて写真付きの身分証明書を要求されることは無い。
このルールがおかしくはないか。もしATMカードの暗証番号で本人確認できるというのなら、100万円以上の送金自体もATMで可能にすることになんの問題もいはずだ。
マネロンを防ぐために本人確認するというのなら写真付きの身分証明書で本人確認しないと意味がないだろう。
100万円以上の送金を窓口でするたびに、この手続きはおかしいと言い続けているが、改善される様子はない。
もし金融庁の読者の方がいらしたら、改善をお願いします。変ですよね。

入り口の指紋認証
私がアドバイザーをしている会社2社で入り口に指紋認証がある。私はこれが大の苦手。
どうも指紋が薄いらしくなかなか登録ができない。登録できてもうまく作動せず、結局誰かに開けてもらうことになる。
スパイ映画だと、人の指紋をゴム手袋に写したり、残酷な場合は指を切ったりしてまんまと侵入しているが、私の経験ではそんなにうまく行きそうもない。

磁気による本人確認
人間が持っている磁気は人により違うという。
従って、その人の磁気を認識することにより本人確認できる技術を開発中をいうベンチャーが10年前くらいにあった。
これさえあれば鍵が不要になり、金庫の前に立てば鍵が開くし、自動車のドアに近づけばドアが開くことになる。
その後実用化されていないのを見るとそれほど簡単ではないのだろう。
何枚かのカードを財布に入れておくと表面にあるPASMOをかざしても反応しないことがよくあるので磁気のコントロールや認識も相当難しいのだろうと思える。

物理的な確認以外に、暗証番号、パスワード、ブロックチェーン技術等、本人を特定する技術は大いに進歩している。
題名を忘れたが、サンドラブロックが主人公の映画で、敵によ本人のIDをすべて消されて、生き残るのがとても大変になるストーリーがあった。自分の情報を窃取されるのは困るが情報をすべて消されると現代世界では生存できない。

AIやクローン技術が発達すれば「自分が真の自分であること」を証明することが難しい時代が早晩来そうだ。
その時には「僕って何?」という認識や、自分のインテグリティをどのように維持するか、という哲学的でで倫理的な課題に、人類は、個々人が直面することになるのだろうか。
(2019.12.14)