世界の動き 2022.1.28 Friday

N.Y. Times 電子版より

1.ロシアは米国の回答に対して悲観的
【記事要旨】
 ロシアのスポークスマンの説明を引用すると、There is not much cause for optimism. But I would continue to refrain from making any conceptual evaluations.
 ウクライナ東部でウクライナの国民防衛隊員が発砲し5人が死傷。原因は不明。
【感想】
 米のゼロ回答にロシアが楽観的になれないというのは当然。プーチンの次の一手はどうなるか。対立の主導権はプーチンが依然として握っている。

2.インドの教育を停滞させるCOVID
【記事要旨】
 コロナ前は教育の拡充はインドの発展の原動力だったが2年におよぶ対面教育の欠如は開発と教育の遅れた地域に打撃を与えている。
 ことはインドだけではなく、南アジアの問題だ。The repercussions can be especially dire in South Asia. Girls are entering into child marriages, and boys have abandoned their education to work.
【感想】
 こうした国々に比べれば日本の生徒・学生が抱える問題は、ずっとマイルドですな。

3.米国は安全な空戦を希望
【記事要旨】
 The U.S. military wants safer air wars という見出し。
 要は誤爆で市民を巻き込むような空爆を減らすということ。
【感想】
 アフガニスタン、シリア、イラクで誤爆を繰り返しているから何とかしてもらいたい。
 第二次大戦中の民間人を数十万人単位で焼き殺した東京大空襲を思い起こせば、進歩はしているのでしょうが。

続報:シリアの刑務所での戦闘はまだ続いている。

検閲がらみの記事: 共産党でも保守勢力でも、
・China censored the end of the movie “Fight Club” on an online streaming platform
・A Tennessee school board voted unanimously to ban “Maus,” a Pulitzer Prize-winning graphic novel about the Holocaust, from being taught in its classrooms because it contained swear words.

(2022.1.28 Friday)