世界の動き 2026年3月19日 木曜日

今日の一言
「Doodle」
 米国で人気が急上昇している犬種だ。
 Doodle即ちゴールデンドゥードルは、ゴールデン・レトリーバーとプードルのミックス犬。 ゴールデン・レトリーバーが持つ賢さと、プードルが持つ愛らしさを掛け合わせた犬として、米国で家庭犬としてはもちろん、お仕事犬としても注目を集めているという文化面の大きな記事がNYTimeでありました。
 日本でも見かけることが増えてきた気がする。高市ートランプ会談はどのように展開するのだろうか。Doodleに聞いてみるとどう回答するのだろうか。

ニューヨークタイムズ・ニュースレターより
1.戦争がイラン強硬派を台頭させた経緯
【記事要旨】
■ 戦争が後継争いを一変させた
 イスラエルと米国の空爆が続く中、イランでは最高指導者の後継をめぐる激しい権力闘争が起きた。結果として、殺害されたアリ・ハメネイ師の息子 モジュタバ・ハメネイ が次期最高指導者に選ばれた。しかしこれは外から見るほど「当然の結果」ではなく、強硬派と穏健派の激しい対立の末に強硬派が勝利したものだった。
■ 本来は穏健化の可能性もあった
 戦争前、イランは抗議運動の広がりやハメネイ師の高齢化もあり、より穏健な指導者への移行が期待されていた。ハメネイ師が示した後継候補3名の中に息子は含まれていなかった。
■ 戦争が強硬派を勢いづけた
 空爆による怒りと対米・対イスラエルへの反発が強まり、体制内の強硬派が主導権を握った。革命防衛隊はモジュタバ氏を強く支持し、穏健派の主張(米国との関係改善、新しい統治スタイル)は退けられた。
穏健派が推したのは、
 - ハサン・ロウハニ(核合意をまとめた元大統領)
 - ハサン・ホメイニ(建国者ホメイニ師の孫)だった。
■ ラリジャニの抵抗と失敗
 穏健派の中心人物 アリ・ラリジャニ は、モジュタバ氏は分断を招くと考え、選出の発表延期や憲法上の手続き違反を理由に抵抗した。さらに、ハメネイ師が遺言で「世襲は革命の理念に反する」と書いていたと主張したが、革命防衛隊が「クーデターだ」と反撃し、強硬派が再度モジュタバ氏を選出した。その後、ラリジャニ自身もイスラエルの空爆で死亡し、穏健派の影響力はさらに弱まった。
■ 結果:体制はより強硬・軍事化へ
 専門家は、米・イスラエルの攻撃がイラン指導層の「穏健派層」を削り取り、残る層がより強硬化していると指摘。交渉による戦争終結は一層難しくなっている。
■戦争に関しての新しいニュース
・イランとカタールは、イスラエルがサウスパルスガス田を攻撃したと非難した。原油と天然ガスの価格は急騰した。
・イスラエルはベイルート中心部への空爆を拡大し、これまで安全とされていた地域も標的とした。
・米情報機関関係者2人は、トランプ大統領が戦争に踏み切った理由の一つに反論し、イランが米国本土を攻撃できるミサイルを開発するにはまだ何年もかかると改めて述べた。
・トランプ大統領は本日、ホワイトハウスで高市早苗首相に対し、ホルムズ海峡における軍事支援を要請するとみられる。
・トランプ大統領は、イランに対するこれまでで最大の作戦、すなわち同国が保有する核兵器級の核物質を押収または破壊する作戦を命じるかどうか検討している。この核物質は山の下に保管されていると考えられている。
【コメント】
 イラン戦争についての報道は多いが、イラン国内での権力闘争を報道した記事は無かった。今日の記事は権威主義国家での動きを報道した素晴らしい記事だ。開戦時にトランプが描いていたシナリオ通りには進んでいないのは確かだ。

その他の記事
・パキスタンは、イード・アル=フィトルの祝祭期間中、アフガニスタンへの空爆作戦を5日間停止すると発表した。
・ロシアの燃料タンカーが地中海を漂流している。乗組員はドローン攻撃後、船を放棄した。イタリアは、このタンカーが環境爆弾となることを懸念している。
・ジェフリー・エプスタインは、未成年者に対する性犯罪で有罪判決を受け、刑務所から釈放された後、GoogleとWikipediaでの自身の情報を削除するために人々に金銭を支払っていた。
・ロシアの受刑者が、ウクライナでの戦闘に参加するため6年早く刑務所から釈放され、片足を失った。彼は記者に対し、約束された恩恵は幻想だったと語った。
・米国で農業労働者の権利擁護活動家として知られていたセサール・チャベスは、運動に参加していた少女たちに性的虐待を加えていたことが、タイムズ紙の調査で明らかになった。

チャールズ・ベネットとジル・ブラッサールは、難攻不落の新たな暗号化技術を発明した。彼らはチューリング賞を共同受賞する。

2026年3月19日 木曜日 曇り
AM7:00 13℃ 午後から雨の予報 東京の桜は今日開花確実