今日の言葉
「芥川賞」
文芸春秋の芥川賞受賞作掲載号が現在発売中だ。
昔は発売されるとすぐに購入し読んだものだ。大庭みな子、丸谷才一、小川洋子、平野啓一郎のデビュー作は文芸春秋で読んだ。
最近の受賞作で印象に残るものは無い。今は読了に至る作品は少ない。プロットの特異さや小説としての読み易さに工夫を要するものが多い。
今回の受賞作はどうだろうか。
朝比奈秋『サンショウウオの四十九日』松永K三蔵『バリ山行』
ニューヨークタイムス電子版よりTop3記事
1.ハマス、今後の停戦協議に参加せず
【記事要旨】
国際調停団は明日予定されている停戦交渉のため中東に向かうが、イスラエル政府が誠意を持って交渉しているとは考えていないため、ハマス幹部は協議に参加しない。ハマス幹部は、ネタニヤフ首相は戦争を長引かせ、さらには拡大したいと考えていると非難した。
ネタニヤフ首相は、交渉の行き詰まりは一貫してハマスのせいだとしている。同首相は、いずれにせよイスラエルが協議に代表団を送ると述べた。
タイムズが確認したところ、ネタニヤフ首相は最近の協議で柔軟性が薄れている。 5月に提示されたものよりも柔軟性の低い新たな条件をイスラエルの停戦要求に7月に追加した。これらの条件が合意へのさらなる障害となることが懸念される。
【コメント】
何度も繰り返す。和平交渉はネタニヤフ政権が瓦解することなしには成立しない。
2.ウクライナ侵攻後の現地の様子
【記事要旨】
キエフ支局長と写真家が、先週ウクライナ軍が侵攻した地域の一つであるロシアのクルスク地方の国境検問所を訪れた。攻勢は2週目に入り、戦争の大きな転換点を迎えている。
今や壊滅した国境検問所は、土嚢で囲まれた砲台がいくつかあったにもかかわらず、戦車と大砲の攻撃に備えていなかったのは明らかだった。
ロシア当局が攻撃は撃退されたと宣言してから数日後、ウクライナの装甲車が轟音を立てて通り過ぎ、兵士と武器の流入が続いた。
ロシアとの国境近くの村に住むウクライナ人女性は「今こそロシア人が戦争がどんなものか実感すべき時だ」と語った。
秘密裏に計画されたこの侵攻は、戦争の力学を一変させ、モスクワを守勢に追い込む大胆な動きだが、ウクライナを危険にさらす可能性もある。
【コメント】
今回の侵攻で、またウクライナ戦争に関するメディアのカバレッジが高まった。
3.米国選挙で中絶問題が浮上
【記事要旨】
アリゾナ州の有権者は11月に、州憲法に中絶の権利を規定する法案の可否を決定する。この法案は、大統領選と上院の支配権にとって極めて重要な激戦州の投票率に大きく影響する可能性がある。
中絶権に関する同様の法案は、すでに他の6州で11月の投票にかけられているが、ネバダ州だけが激戦州だ。民主党は、この問題が優位に立つことを期待している。
背景:米国憲法に中絶の権利を規定したロー対ウェイド判決が覆されて以来、民主党は同判決の失効に対する不満を利用して選挙で優位に立ってきた。特に若い女性が民主党に傾いている。
ドナルド・トランプ氏とイーロン・マスク氏のXでの生中継インタビューは、技術的なトラブルで始まった。マスク氏の簡単な質問で、トランプ氏は選挙運動の論点を自由に話すことができた。
ハリス副大統領の副大統領候補であるウォルツ知事は昨日、ロサンゼルスの集会で労働組合のリーダーたちに演説し、初めて単独で登場した。ハリス知事は金曜日の演説で経済政策を発表するとみられる。
【コメント】
メディアのハリス・ウォルツ陣営への好意的な報道が続いている。トランプとマスクのインタビューは影響が少ないようだ。
その他の記事
気候:
カナダの北方林の一部は再生するよりも速いペースで燃えており、地球最大の二酸化炭素貯蔵システムの一つが深刻な変貌を遂げている。
スウェーデン:
この北欧の国には、近隣諸国が羨むハイテク起業家が多数いる。スウェーデンは他のヨーロッパ諸国に対抗する方法を示すことができるだろうか?
ビジネス:
コーヒー大手スターバックスは、売り上げが数カ月低迷し株価が下落した後、突然の経営陣交代を発表した。
2024年8月14日 水曜日