ニューヨークタイムズ電子版より
今日の一言:
「何事も時間がかかる国」
15日にオリックスの日本シリーズ出場が決まった。ところがシリーズが始まるのは何と23日だ。何故8日も空くのか理解できない。大リーグでは出場チームが決まれば2日後にはワールドシリーズが始まる。日本のスローテンポは真に興ざめだ。
もう一つ最近驚いたのはソニーとホンダのEV合弁会社だ。2025年後半から米国で販売開始。日本では2026年からになるとの報道だ。いまやテスラは100万台近くのEVを作りトップメーカーの名声を確立している。
遅い。あまりに遅い日本企業の動きだ。
ニューヨークタイムズ記事
1.中国の指導者は荒海を予想
【記事要旨】
共産党大会での2時間に及ぶ演説で習近平は自身の強権政治を擁護し危機と不確実性を乗り越えたと主張した。歴史的な実績として、腐敗政府高官の撲滅、環境問題の改善、香港での反政府運動の鎮圧をあげ、3期目を正当化。米国を名指しはしないが大きな障害と認識し、来るべき荒海に備えよと呼びかける。習の演説は経済重視から共産党支配への思想的地政学的な挑戦に対する安全を重視する政策への変化と見える。
【コメント】
習近平は演説の間表情が変わらず何を考えているか読めない人だ。台湾への軍事侵攻を辞さないことも繰り返しておりスタンスは変わらない。
2.ベルゴロド(ロシア)での爆発
【記事要旨】
ウクライナに隣接するベルゴロドで数回の爆発が起き少なくとも3人の市民が死亡した。プーチンのロシア国内に戦争の影響を知らさない政策へのウクライナの対抗策とも思われ、4日連続の爆発だ。ロシアの兵2人が訓練キャンプで発砲し11人が死亡し15人が負傷したとの報道。ロシアの報道では近時の追加動員兵のうち7人が死亡と報道した。
【コメント】
戦争が始まったら「専守防衛」は困難だ。ウクライナのロシア領内への攻撃で戦争はますます混とんとしてきた。
3.イランの悪名高い刑務所での火災
【記事要旨】
イランの首都にあるElvin刑務所で土曜に火災発生。イランの公営報道では、金融犯罪人を収容する場所から派生した。反政府系報道では、政治犯を解放するため外から爆破された由だ。同刑務所は、収容者への暴行で有名であり反政府運動家多数が収容されている。
【コメント】
詳細は不明なので続報を待ちたい。反政府勢力の犯行なら、政府の圧政はかなりほころんできていると見るべきだろう。
その他:
アジアの水害
In the southern Australian state of Victoria, floodwaters have risen again.
A tropical storm made landfall yesterday in the northern Philippines and intensified into a typhoon, Reuters reports.
パリでは物価上昇に抗議デモ
Tens of thousands of people marched in Paris yesterday to protest living costs.
英国では政府の政策への判決
In Britain, Monday morning will bring the first opportunity for investors to give their verdict on the government’s rapidly changing economic plans.
2022年10月17日 月曜日