N.Y. Times 電子版より
今日の一言:
3月のコアCPIの上昇率は前年比0.6%だったそうだ。大分実感と違う。議員宿舎の家賃は10%値下げし12万4652円になったそうだ。国民感情を逆なでする動きだ。
1.ロシアを処罰する声が高まる
【記事要旨】
ブチャでの市民虐殺をバイデンは戦争犯罪と断定。欧州各国もロシアからの燃料輸入の全面禁止を含む更なる制裁の強化を検討。ロシアはこうした映像は捏造と主張。Tmesの衛星画像分析ではこれらの死体はロシアの侵攻から占領の時期に殺害されたものと判明。見る人すべてを露軍は殺害したとブチャの女性が証言。
独、仏、リトアニアは露の外交官の追放を決定。西側諸国は国連の人権委員会からの露の排除を要求。中国は露支援のキャンペーンを実施。13万人が依然閉じ込められているマリウポリに赤十字の救援隊は入れず。ハンガリーとセルビアでは親露政権継続の見込み。
【感想】
プーチンの支持率は戦争前より17%も上がり80%を超えている。戦争が独裁者を強くする。特に情報が統制されている場合には。経済封鎖の効果による日常生活の悪化と戦争の続行による軍隊の死者の増加がロシア国内で明らかになるにつれ、状況が変わるのを期待したい。
2.キャリー・ラムの任期終了
【記事要旨】
林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は家庭の事情を理由に任期満了で引退とのことだが2か月で8000人が死んだコロナコントロールの失敗が最後の引き金になった。ラムは中国の顔色を窺いその意を受けた行政を行ってきた。ラムの行政下、国家安全法施行とコロナへの厳しいコントロールがアジアの国際都市としての香港の地位を低下させた。
【感想)
林鄭月娥ってどのように読むのかわからない。日本の放送では「りんていげつが」と読まれるが、どこまでが姓なのかも不明。
いい加減に中国語読みを日本でも使用するべきだ。
3.信頼ないところ政治なし
【記事要旨】
パキスタンではカーン首相への不信任投票についてのヒアリングが終了。カーン首相は議会の解散を宣言。
これからの行方は以下のいずれか。
・裁判所が不信任投票の実施を認めカーンは退陣
・カーンの議会解散は憲法違反だが選挙の続行は認める
・裁判所は判断をせずカーンは選挙を進める
【感想】
パキスタンでも民主主義が生きているのはロシアよりずっとましだ。
その他:
スリランカでの騒動は継続
Widespread protests continued to rock Sri Lanka, posing a serious threat to the dynastic rule of the Rajapaksa family.
フランスはマクロンの楽勝ではなかったのか
As France prepares to vote for its next president, the right-wing candidate Marine Le Pen is surging in polls.
雇用における人種と原住民の取扱い
Many Brazilian companies are seeking out Black and Indigenous workers to diversify their ranks and reverse the country’s deep inequality. After activists sued LinkedIn for removing job ads that sought candidates of color, the company changed its global policy.
(2022.4.5 Tuesday)