世界の動き 2022.4.6 Wednesday

N.Y. Times電子版より
今日の一言:
散歩の途中に犬を見るのを楽しみにしている。今どき珍しく外の犬小屋で飼われている。入り口が道路の逆側にある。天気が悪いので外に出ないのだろうか。

「春風や 犬の寝そべる 渡し舟」(一茶)

1.ゼレンスキーの国連演説
【記事要旨】
ブチャ視察後ゼレンスキーは安保理で演説。300人以上の市民が虐殺され女性は子供の目の前で強姦された。彼は、“Where is the Security Council?. It is obvious that the key institution of the world to protect peace cannot work effectively.” と国連を批判。EUは露からのエネルギー輸入の禁止に動くが依存度の高さは依然課題。露はドネツク州とスベンスク州制圧に注力し次はスロビアンスク制圧を目指す。露と中国の反対で国連安保理は機能しないことが確実。
【感想】
このような明確な虐殺行為を平気で捏造と否定できるロシアという国は全く信頼できない。それを支える中国もだ。
地球儀を見ると専制国家が地球の中心の大部分を占めている。日本は自分の立ち位置を考えた外交を真剣に考えなければならない。

2.上海はコロナ対策を変化させる
【記事要旨】
感染した親子の扱いに変化。親子とも感染していれば一緒に隔離施設へ。子が感染して親は非感染の場合は子供だけ施設へ。
【感想】
感染した親子を別々に隔離していたことに市民の反感が高まったための措置だそうだが、いずれにしても上海でも病院や施設の能力が限界に近づいているのだろう。

3.フランス大統領選挙前の緊張
【記事要旨】
2月に死んだ31歳ユダヤ系男性の死亡原因は事故ではなく反ユダヤ移民による襲撃だとわかってきて、大統領選挙に影響を与えている。右派は移民排斥を訴求。マクロンは第一回投票で優位に立つもルペンとの差は縮小。極右候補ゼムールはユダヤ系だが移民排斥やヴィシー政府擁護発現でユダヤ系全般からの支持は得られず。
【感想】
マクロンは国際的なリーダーとしてよくやっているように見えるが国民にはそのように見えないのだろうか。

その他:
え、今頃?
The U.S. blocked Russia’s access to dollars for bond payments, heightening its risk of default and endangering its international currency reserves.
スーダンのことは何も知りません
Two decades after a brutal campaign against a rebellion in the Darfur region of western Sudan displaced millions, the first and only war crimes trial is underway in The Hague.
米経済は牽引車
The U.S. economy is booming, but economists are worried about a recession.

(2022.4.6 Wednesday)