小池さんは366万票(前回より70万票増やした)を獲得し、信任された。他に対抗馬が無いので当然の結果ともいえる。
既存政党に推薦された宇都宮さん(84万票)小野さん(61万票)は二人合わせても小池さんの約4割の得票にとどまる惨敗だった。
私が注目していた山本氏は66万票で全体の3位につけた。立花氏は票数が4万にとどまった。
驚いたのは過激な右翼的な言動で知られる桜井誠氏が18万票を獲得し全体の5位に入った点だ。
一部の国民の不満が、立花氏ではなく、桜井氏を支持する形でより明確に示されたとみることが出来る。山本氏、桜井氏、立花氏の得票数を足すと、88万票になり、既存野党が統一して推薦した宇都宮氏の84万票を上回る。
ポピュリズム的な政治の言動において極左は極右に通じる、というのが歴史の教訓だ。気をつけて見守りたい。
(2020.7.6.)