世界の動き 2023年11月1日 水曜日

今日の言葉:
「ニッキー・ヘイリー」
ニムラータ・ニッキー・ヘイリー(英語: Nimrata Nikki Haley、旧姓:Randhawa〈ランダワ〉、1972年1月20日 – )は、アメリカ合衆国の政治家。サウスカロライナ州下院議員、第116代サウスカロライナ州知事、第29代アメリカ合衆国国際連合大使を歴任した。インドのパンジャーブ系アメリカ人である。(Wikipediaより)
『元ゴールドマン・サックス・グループ社長のゲーリー・コーン氏は、11月14日にニューヨークで開かれるニッキー・ヘイリー元米国連大使の資金調達イベントを共同主催する。ヘイリー氏は2024年米大統領選挙の共和党候補指名をトランプ前大統領らと争っている。国家経済会議(NEC)委員長としてトランプ政権を支えたコーン氏がイベントを共同主催することは、最近支持率が上昇しているヘイリー氏に大きな追い風となる。ヘイリー氏は初回と2回目の候補者討論会で際立ったパフォーマンスを見せ、世論調査で支持率が上昇。共和党の大物献金者から新たな関心を集めている。』(Bloombergより)
トランプ一強が続く共和党の候補者争いで、唯一対抗馬になりそうだ。

ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.イスラエル、ガザ地区の人口密集地域を攻撃
【記事要旨】
10月7日の虐殺計画に協力した司令官を含むハマスの過激派を狙ったイスラエル軍の攻撃は、ガザ地区の人口密集地域を襲い、巨大なクレーターと広範囲にわたる被害を残した。
昨日撮影された写真は、ガザ地区の8つの難民キャンプの中で最大のジャバリヤ地区の被害の程度を示した。 ジャバリヤ近くにあるインドネシア病院の医長は、同病院には数百人の負傷者が受け入れられており、さらに数十人が死亡したと述べた。
イスラエル軍は、10月7日の侵攻の主要な首謀者であるイブラヒム・ビアリと「多数のテロリスト」に戦闘機が攻撃したと発表した。 ハマスの報道官は、ハマスの司令官がその地域にいたことを否定した。
200万人のパレスチナ民間人がますます大惨事に直面していると人道当局が警告する中、イスラエル地上軍と戦車がガザ市に迫っており、ガザ内務省は、イスラエル軍が「ガザ地区北部と南部を分離」しようとしていると述べた。

最新の動き
ガザ地区唯一のがんセンターであるトルコ・パレスチナ友好病院は、過去2日間にその付近で「空爆の報告が非常に懸念される」ことを受けて、サービスが「大幅に縮小」されていると述べた。
レイFBI長官は昨日、イスラエルとハマスの間の戦闘により、アメリカ人に対する攻撃の可能性が「まったく別のレベル」に高まっていると米国議員らに警告した。 10月7日以来、米国内のユダヤ人、イスラム教徒、アラブ人コミュニティに対する脅威が高まっている。
ガザ住民と国際援助団体は、断水というイスラエルの決定と領土内への燃料の持ち込み禁止が人為的な災害を引き起こしたと主張している。
【コメント】
巨大なクレーターの写真は、An eye or an eye, a tooth for a tooth.というイスラエルの考えを如実に示している。

2.イランの著名な人権弁護士が逮捕され暴行を受ける
【記事要旨】
イランの著名な人権弁護士、ナスリン・ソトゥーデ氏が逮捕され、ひどい暴行を受けたと、彼女の夫が月曜日に明らかにした。
彼女は、法に反してテヘランの地下鉄内で髪を隠さなかったことをめぐる衝突で先週死亡した16歳のアルミタ・ゲラヴァンドさんの葬儀でテヘランで拘束された数人の活動家の1人だった。 イスラム教シーア派政府によって強制された。
60歳のソトゥーデさんは、公の場で伝統的なスカーフであるヒジャブを着用せず、自身もヒジャブの着用を拒否している女性の代表として知られている。 彼女は何度か投獄されており、最近では2019年の秘密裁判で安全保障関連の犯罪で有罪判決を受けていた。 彼女は健康状態を理由に2021年に釈放された。
【コメント】
悪法も法なり。A bad law is also a law.
宗教のドグマと結びついたヒジャブの禁止に抵抗することは命がけだ。

3.日銀は金融緩和から距離をとるか
【記事要旨】
日本銀行は昨日、インフレ上昇に対抗するために国債利回りの上昇を目指す政策を発表した。
日本の中央銀行は窮地に陥っている。長らく成長を促進するために利用されてきた低金利は、現在では他の大国の経済と大きく乖離している。 それが、円が対ドルで30年以上ぶりの安値を記録し、インフレが長期化する恐れがある理由の一部だ。
日銀は債券買い入れを緩和して、厳格に施行していた上限を超えて利回りが上昇できるようにすることでインフレと闘い、国内債券の魅力を高め、円を押し上げようとしている。
【コメント】
好意的な報道だが、中途半端な政策の印象だ。円は期待に反して円安に振れた。

その他の記事から:
・日本の銃立てこもり
Japanese police officers arrested an 86-year-old suspect after an armed man took two hostages in a post office in a Tokyo suburb, prompting a nearly eight-hour standoff.
・AI開発に新聞記事が使われる
The News Media Alliance, a trade group that represents newspapers including The New York Times, said that A.I. chatbot developers use copyrighted articles to train their technology.
・ロシア政府がロシア軍兵士を拘束
Moscow said it detained two Russian soldiers in connection with the killing of nine people, including two children, in Ukrainian territory controlled by Moscow.

2023年11月1日 水曜日

世界の動き 2023年10月31日 火曜日

今日の言葉:
「円急騰」
 『ニューヨーク市場で円が急伸し、一時1ドル=148円81銭を付けた。日銀が31日に開く金融政策決定会合で長短金利操作の再修正を議論すると、日本経済新聞電子版が報じたことに市場が反応した。現在1%としている長期金利の事実上の上限を柔軟にし、一定程度1%を超える金利上昇を容認する案が有力という。スコシアバンクのショーン・オズボーン氏は「30日に実施された2年債入札の低調な結果も、31日の日銀会合で何か新しいことが決まる可能性に日本国債市場が備えている証しかもしれない」と述べた。』(Bloombergより)
 少し円高に振れれば物価の沈静化に役に立つが、蓋を開けないと決定はわからない。

ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.イスラエル軍がガザ市に向けて移動
【記事要旨】
 イスラエル軍は昨日、ガザ地区の奥深くに進軍し、最大の都市であるガザ市に3方向から接近し、同地域を空爆した。
 イスラエルのネタニヤフ首相は記者会見で、「イスラエルの戦いはあなたたちの戦いだ」と述べ、ハマスとの戦いでイスラエルを支援するよう各国に要請し、さらに、「私たちの文明の将来は危機に瀕している」と付け加えた。
 人道団体や国連総会は停戦の考えを支持しているが、同氏はこれを拒否し、「停戦の呼びかけはイスラエルにハマスへの降伏、テロリズムへの降伏を求めるものだ」と付け加えた。
 イスラエル軍報道官は、作戦の現段階では歩兵、戦車、機甲部隊の連合部隊がガザ内の武装パレスチナ工作員集団に向かって進軍しようとしていると述べた。

最新の動き:
  イスラエルは非常に秘密裏に地上侵攻を開始したため、外部の監視員が何が起こっているのかを理解するのに何時間もかかった。
 パレスチナ保健当局は、イスラエルで約1,400人が死亡した10月7日のハマスの攻撃に対抗してイスラエルが報復空爆を開始して以来、ガザ地区で多くの子供を含む8,000人以上が殺害されたと発表した。
 ハマスは、人質の3人の女性を映していると主張するビデオを公開した。 女性の一人はネタニヤフ首相を厳しく批判した。 ネタニヤフ首相の事務所はこの映像を「残酷な心理的プロパガンダ」と呼んだ。
 ロシア南部共和国ダゲスタン当局は、テルアビブ発の民間航空機が到着した駐機場を暴徒が襲撃した後、マハチカラの空港を閉鎖し、機動隊を派遣した。
【コメント】
 ガザは全域が都市化されているのかと思ったら、ガザの中にガザ市があるとわかった。これから市街戦が始まりそうだ。国連安保理で停戦決議を行い国連軍が派遣できないものだろうか。

2.敵対的なパキスタンからアフガニスタン人が押し寄せる
【記事要旨】
 パキスタン政府が書類を持たないすべての外国人は明日までに出国しなければならないと突然宣言したことを受けて、ここ数週間で7万人以上のアフガニスタン人が帰国した。
 この国外追放命令はアフガニスタン移民を標的にしているとみられており、両国で活動する過激派を巡りパキスタン政府とアフガニスタンのタリバン当局との間の敵対関係が高まる中で出された。
 逮捕や投獄を恐れた家族は、衣服、鍋、フライパンなど、あらゆるものを詰め込んでアフガニスタンに戻っている。
【コメント】
 多くの移民はパキスタンで根を下ろして暮らしていたが、アフガンに戻ってゼロから生活を再建することになる。しかもタリバンの圧政の下でだ。

3.ロシアにとって最大の費用がかかるウクライナの戦闘
【記事要旨】
 10月10日、数千人のロシア軍がアヴディウカ市を占領するため、ウクライナ東部で新たな大規模な攻撃を開始した。これは、ドンバス炭鉱地域に対するロシアの支配を拡大することになる、長年切望されていた戦略である。
 しかし戦闘開始からほぼ3週間が経過した現在、ロシア軍は望んでいた迅速な突破に失敗しており、この戦闘はおそらくモスクワにとってこの戦争で最も犠牲の大きいものになりつつある。 戦争研究研究所は、数百人の兵士が死亡し、100台以上の装甲車両と戦車が失われたと報告した。
【コメント】
 ウクライナの戦闘はすっかり忘れ去られている印象を持つ。東部ではロシアが、南部ではウクライナが押し気味のようだが、真相はどうなのだろうか。

その他の記事より:
・米国自動車労組のスト終結へ
 General Motors became the last of the three large U.S. automakers to reach a tentative agreement on a new contract with the United Automobile Workers union.
(Big3は時給25%アップで合意したようだ。大幅な上昇を企業は吸収できるのだろうか)
・テロリストを支援するAIリスクを警戒
 President Biden signed an executive order on A.I., requiring that companies report on the risks that their systems could aid countries or terrorists to make weapons of mass destruction.
・Matthew Perry死す
 Even as he struggled with drug and alcohol addiction, the “Friends” star Matthew Perry, who died on Saturday at the age of 54, made it all look easy, my colleague Alexis Soloski writes in an appraisal.

2023年10月31日 火曜日

世界の動き 2023年10月30日 月曜日

今日の言葉:
「Trick or Treat]
 10月末はハロウィーンだ。NYCに住んでいたころは子供と一緒に近くの住宅街を仮想して歩き回り、お菓子をもらい歩いたものだ。玄関でTrick or Treat(「お菓子をくれないといたずらするぞ」)と言うとお菓子をくれるのだ。スーパーでは配布用のお菓子の大きなパッケージを売っていた。日本では繁華街でコスチュームを着て騒ぎまわるイベントと化している。
 McKinzeyは消費者を巡る状況をTrick or Treat と題して以下のレポートを発表している。
『消費者の財布についての楽観的な見方が若干高まっているにもかかわらず、消費者は依然として価格上昇の可能性に怯えている。 私たちの最新の消費者調査によると、消費者は選択的に散財をしている一方で、節約していることがわかった。消費者の 40% は、今後数カ月間に散財する予定だと答えていますが、79% は買い物の際にお金を節約している。 全体的に、消費者は自分の支出に対してより慎重になっており、支出金額に対してより高い見返りを積極的に求めている。 今年はハロウィーンの支出で財布が恐ろしく軽くなるのだろうか?』

ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.イスラエルはガザでの地上作戦を拡大していると発表
【記事要旨】
 イスラエル軍は昨日、ガザへのより激しい攻撃を示唆し、パレスチナ民間人がガザ地区沿岸部の南部に移動するよう「緊急性」を高めて警告した。
 金曜日以来ガザに送り込まれた兵士の数は依然として不明である。 イスラエル軍の首席報道官は、同国は「地上活動と軍隊の範囲を徐々に拡大」しており、「戦争の段階を計画通りに進めている」と述べた。
 イスラエル軍が公開したビデオは、軍隊が国境を越えてガザ北部に入った場所が少なくとも3か所あったことを示した。
 イスラエルが金曜日に強化された地上作戦を開始したため、ガザでは電話とインターネットのサービスが遮断されていた。 パレスチナの大手通信会社の責任者によると、昨日の朝、ガザの接続が部分的に回復したという。
 この通信担当幹部は、自社は何の修理も行っておらず、サービス停止の責任はイスラエルにあるのではないかと疑っていると語った。 2人のアメリカ当局者はタイムズ紙に対し、アメリカは通信喪失の責任はイスラエルにあると信じていると語った。 イスラエル当局は、同国が停電を扇動したという非難についてコメントを拒否している。
 以下、最新の動き
死者数:10月7日以降のガザでの死者数は8,000人を超え、その中には3,342人の子供が含まれているとハマス主導の保健省報道官が昨日発表した。
病院:ガザ市のアル・クッズ病院は、イスラエルから空爆を受ける前に避難すべきとの警告を受けたが、その命令に従うことはできなかったと述べた。 イスラエル当局者は、軍が病院に直接の標的になると伝えたかどうかについては明らかにしなかった。
燃料:イスラエルはガザ地区への援助物資のトラック1日あたり100台の搬入を許可することを約束したと米国高官が述べた。 この援助には、国連が主要な人道インフラに配布するための限定的な燃料が含まれる予定だ。
レバノン:イスラエルは北からの攻撃に対応し、ハマスとの団結を示そうとしているシーア派組織ヒズボラの標的を砲撃したと発表した。 両グループはイランの支援を受けており、イラン大統領のエブラヒム・ライシ氏は昨日、イスラエルが「すべての人に行動を強いるかもしれない越えてはならない一線」を越えたと発言し、紛争拡大の懸念を再び高めた。
【コメント】
 ガザ侵攻の第一段階の正式発表がないまま、戦闘は第二段階に入ったとナタニエフ首相は発表しているようだ。軍備は終結すれば使わざるを得なくなる。ウクライナ戦争も国境に集結したロシア軍10万人が戦端を開かざるを得なくなった。ウクライナはこの先ハマスとの制圧とガザの治安安定という出口の見えない課題に取り組むことになる。

2.ウクライナ、米国に「フランケン」兵器を要求
【記事要旨】
 冬が近づく中、ウクライナ当局は送電網をロシアの攻撃から守るための防空体制の強化を切望しており、キエフは怪物兵器システムの実験を始めている。
 もともとウクライナが発案したこれらのやや間に合わせの兵器は、現在国防総省によって追跡されている。 米当局者らはこれをフランケンSAM計画と呼んでおり、西側の地対空ミサイルとウクライナ軍が保有する改修されたソ連時代の発射装置やレーダーを組み合わせたものだ。 当局者らによると、2種類の変異型が米国の軍事基地で試験され、今秋にウクライナに引き渡される予定だという。
【コメント】
 見出しを読んで意味がわからなかったが、フランケンシュタインのような合成兵器ということだとわかった。継続するロシアの空襲に対し防空システムの整備は喫緊の課題だ。

3.ソウルで起きたハロウィーンの悲劇:1年後
【記事要旨】
 ソウルは週末、人気のナイトライフ地区、梨泰院に死者を出した人出が急増してから1年となる厳粛な記念日を迎えた。 タイムズ紙のカメラマン、チャン・W・リー氏が現場を捉えた。当局は出動したが、いつもは賑やかな地区に人影はまばらだった。
 2022年10月29日、韓国では数年ぶりにパンデミックの規制が解除され、待望のハロウィーンの祭典が始まった。 その夜、大勢の酒宴の客と狭い路地で人の流れが妨げられ、160人近くが死亡した。
 罪悪感に悩まされ、オンラインで中傷される:災害の生存者と犠牲者の親族は、公式の説明責任を求めながら、答えのない疑問と悲しみと格闘している。
【コメント】
 1年前の大事故には本当に驚いた。事故は起きないと防げないというのがリスク管理の泣き所だ。

その他の記事より:
・中国軍の危険な挑発
A Chinese jet flew within 10 feet of a U.S. bomber at “uncontrolled excessive speed,” the Pentagon said.
・女性の参画でバングラで所得増加
Economic growth and per capita income have surged in Bangladesh, in part because it has gotten women into paid work. Change has been slower in India.
・老いる世界で若いアフリカ
As the world grays, Africa blooms with youth
As richer countries reckon with aging populations, Africa is experiencing what some experts call a “youthquake.” The median age on the continent is 19, a full 20 years younger than that in China and the U.S. By the 2040s, two out of every five children will be born in Africa.

2023年10月30日 月曜日

肉ごぼ天うどん

「肉ごぼ天うどん」は北九州を中心に店舗を広げている「資さん」(スケサンと読む)の看板メニューだ。北九州市民にとってのソウルフードとも言われている。

 私は縁あって「資さん」の監査役を2018年3月から務めさせていただいているのだが、最近とても嬉しいニュースがあった。

 将棋の藤井八冠のタイトル戦では「勝負飯」がいつも話題になるが、この度、「肉ごぼ天うどん」が選ばれたのだ。FBS福岡放送のニュースを紹介したい。

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2023/10/27
北九州市で行われている将棋の竜王戦は、藤井聡太八冠が勝ってタイトル防衛に王手をかけるのか、いよいよ終盤戦です。勝負の行方とともに注目されている昼食やおやつに、地元ではうれしい悲鳴があがっています。

26日、福岡県北九州市戸畑区の旧安川邸で行われている竜王戦・第3局の2日目を迎えました。

■立会人
「封じ手は5六歩です。」

対局は、藤井八冠が25日に封じた44手目を指して再開されました。現在、藤井八冠が挑戦者・伊藤七段に対して若干優勢で終盤戦に入っています。

勝敗と同様に注目されているのが“勝負めし”です。

■吉村史織キャスター
「藤井八冠がお昼に選んだのは、福岡県民おなじみの、このメニューです。」

■店員
「お待たせしました。肉ごぼ天うどんです。」

提供されたのは、大きなゴボウの天ぷらと、甘辛い味付けの牛肉がトッピングされた看板メニューの『肉ごぼ天うどん』です。

■吉村キャスター
「福岡のうどんの特徴ということで、麺が柔らかくてふわふわ。食感がいい。この時間に藤井さんが同じメニューを食べていると思うと、感慨深いというか。」

藤井八冠に選ばれたという知らせを客に伝えました。

■北九州市民
「あ、そうなんですか!?」
「ナイスチョイスだと思います。」

■資さんうどん・ 原田浩陽さん
「選ばれるとは全く思っていなかったです。選ばれたという電話をちょうだいしたときは、ドキドキ震えながら電話しました。八冠パワーにあやかりたいです。」

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 報道された第三戦は藤井八冠の勝利に終わり、八冠の維持に大手を掛けた。「肉ごぼ天うどん」がその為のエネルギーを提供しているとしたら、凄いこっちゃで。

 私は月一回の取締役会で北九州の「資さん」本社を訪問する度に、「肉ごぼ天うどん」を食べている。甘く煮た牛肉と、大きくあげたごぼ天がだし汁に溶け込んで絶妙の味になる。いつ食べても美味い。

 この味を広めようと「資さん」は北九州から店舗網を拡大中だ。11月には大阪への出店が計画されている。東京の皆さんはもう少し首を長くしてお待ちください。

2023年10月28日 土曜日

世界の動き 2023年10月27日 金曜日

今日の言葉:
 今日は九州出張で発信が遅れ申し訳ありません。
「蒲蒲線」
 多分、東京の大田区民以外にはあまり知られていない言葉だろう。
 もともとは、JRと東急が乗り入れる蒲田駅と京急蒲田駅の間に800メートルの距離があるから、そこを電車で結べば便利になるという発想だ。
 今の計画は、東急多摩川線の矢口渡から京急空港線の大鳥居までを、蒲田と京急蒲田を経由して結ぶ路線だ。 延長3.1kmで、全区間が大田区内に位置する。 主に地下を通るため、共に地上駅である蒲田駅と京急蒲田駅で、蒲蒲線用の地下ホームを新設する計画だ。これまで日本で成功したことのないフリーゲージトレインを導入する方式が想定されてる。
 今朝、私は東急の蒲田駅から京急蒲田駅まで約10分かけて歩いた。2つの駅の間の利便性だけを考えれば、恵比寿駅にあるような、長距離を結ぶ動く歩道があれば十分だ。
 今朝の京急空港線は朝6時過ぎで満員状態だった。外国人観光客が大きなスーツケースを持って乗り込んで大変な混雑状況だった。京急線の路線を使って東急を乗りれさせるのだけでは、混雑の解消に効果は少ないと思われ、巨額の税金をつぎ込むべきプロジェクトとは思えない。

ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.イスラエルは自国の戦車が一時的にガザに侵入と発表
【記事要旨】
 イスラエル軍は昨日、ネタニヤフ首相がガザ地区への地上侵攻を行う可能性を示唆したことを受け、次の戦闘段階への準備の一環としてガザ地区北部に夜間に一時的に戦車を派遣したと発表した。
 短期間の侵攻の詳細は不明だが、イスラエル軍が公開したビデオには、ガザ地区内でイスラエルの戦車が発砲する様子が映っていた。 ニューヨーク・タイムズ紙の映像調査によると、この地域は地中海に近いガザ北部国境のすぐ隣にある。
 ネタニヤフ首相は「我々は地上侵攻に備えている。いつ、どのように、どれくらいの量かについては詳しく述べないが、ガザに進入したら、ハマスに攻撃の代償を支払わせることになるだろう。」と述べた。
 昨日朝の時点で、土曜日以来、人道物資を積んだトラック74台がガザに入っているが、国連が言う1日当たり少なくとも100台という数字には遠く及ばない。 国連当局者や外交官らは、エジプトからガザ地区への入国地点から約40キロ離れた検問所でトラックを検査するようイスラエルが要求したことも遅れの原因の一つだとしている。
 イスラエルは国連に対し、1日最大40台のトラックを検査する能力があると通告したと国連援助関係者は述べた。
 国連総会は停戦を求める決議案を採決する予定だ。 この決議案には拘束力はないが、戦争への対応に関して意見が大きく分かれている安全保障理事会の見解よりも幅広い世界的見解を反映するものとなるだろう。
【コメント】
 イスラエルの初動の揺さぶりだろう。本格的な進行が始まればハマスだけでなく民間人の大量の流血が避けられない。

2.米国経済は第3四半期に急成長
【記事要旨】
 米国経済は第3・四半期に急成長したが、昨年のこの時期に大半のエコノミストが予想していた景気後退とは程遠いものだった。 貯蓄を積み上げた高所得者の支出が、ホテルやレストランなどのサービス産業で堅調な雇用の伸びを促進した。
 経済生産の主要な尺度である国内総生産は、7月から9月にかけて年率4.9%で成長した。 このペースは2021年後半以来最も力強いペースで、賃金の伸びが鈍化したにもかかわらず購買力を押し上げたインフレ鈍化と、過去3カ月で新たな活力を示した雇用市場が一因となった。
【コメント】
 昨年来多くのエコノミスト(特に証券会社系の)が今年後半には米国経済はリセッションに落ちると予想していた。まったく外れた。
 少数の強気の証券アナリストの見方が正しかった。
 どういう状況であれ、Buy the best, leave the rest. という投資方針は正しそうだ。

3.デンマークは「非西洋」地域の破壊を目指している
【記事要旨】
 デンマークは取り壊しと移転を利用して、低所得層の「非西洋的」地区を作り変えようとしている。 地元当局者らは、これらの地域は、移民が福祉制度の恩恵を受けるためにより広い社会に参加していない隔離された飛び地だ、と説明している。
 2018年に発表されたこの計画は具体的な形になり始めた。 4,000戸以上の公営住宅が空き家になるか取り壊され、個人投資家に売却されるか、裕福な居住者向けの住宅に置き換えられる予定だ。 この計画が民族差別に当たると主張する訴訟がEU司法裁判所に持ち込まれた。
【コメント】
 ムスリムの多いエリアのようだ。移民が増え、固まって居住すると問題が起きる。我が国でもすぐそこまで来ている問題だ。

その他の記事から:
・日本の仏像は日本の寺へ
 The Supreme Court of South Korea ruled that a Buddhist statue must be returned to a Japanese temple, ending a decade-old dispute between temples ​in both countries.
・バングラのフスカがNYCで流行る
 Fuchka, a crispy Bengali snack, has taken over a corner of New York.
・メイン州での銃乱射事件
 U.S. authorities in Maine were hunting for a gunman suspected of fatally shooting at least 18 people at a crowded bowling alley and a bar.

2023年10月27日 金曜日