相場格言シリーズ No.3 「鯛の頭と尻尾は猫にくれてやれ」

この格言はいろいろなバリエーションがあります。「頭と尻尾はくれてやれ」というのもよく言われます。

 鯛(魚)を食べるときに、真ん中の身の部分が美味しい。頭と尻尾も食べられるがそれほど美味しくない。株の取引でもおなじで、最高値を追ったり(頭を食べようとしたり)最底値を待ったり(尻尾まで食べようとする)するのは避けて(あまり欲を出さずに)美味しい部分を食べるので満足するのが肝要だ。

 これは、いうほど簡単ではない。が、自分のそもそもの目論見にあったリターンが得られたら、そこで満足する、ということです。

(2022.2.1 Tuesday)