N.Y. Times 電子版より もう2月ですね。梅が咲いています。
1.米、ウクライナ問題でロシアと対決
【記事要旨】
米ロの対立は国連安全保障理事会でも。米は非難。ロシアは以下の反論。Russia objected to having the meeting at all, calling it “an attempt to mislead the international community” and an example of “megaphone diplomacy.”
【表現】
megaphone diplomacyとは聞きなれない言葉だが、意味は“Megaphone diplomacy” refers to making public statements regarding a matter of dispute, which means negotiations between countries or parties are held through social media posts (i.e., Twitter), press releases, and announcements, aiming to force the other party into adopting a desired position.
日本語訳すると、「(メディアを利用した)メガホン外交」という感じですね。
2.鎖でつながれた女性の映像が中国で怒りをまき起こす
【記事要旨】
中国版TikTokに掲示された鎖でつながれた女性の映像が中国内で怒りを起こしている。江蘇州の担当者の説明では女性は精神を病んでいるので鎖につながれていた。いまは直ったので繋がれていないとのこと。
この説明も中国内で非難を巻き起こした。弱者、女性への虐待・ハラスメントは中国の大きな問題。
【感想】
かかる非難が巻き起こるのは健全な民衆の感情があるということ。当然ながらこの映像は削除されたそうで、政府の検閲は健在。
3.ジョンソン首相、新たな非難に直面
【記事要旨】
首相官邸は、職場での過度の飲酒習慣にむしばまれ、政府が集会を禁止ていた時期にパーティを開いていた、という報告がでた。
官邸でのリーダーシップの不在に報告書は言及。警視庁は飲酒事案を調査中。
【感想】
与党内部からも首相批判がでるのは英国の民主主義は健全な印象。
続報:Mausの図書館からの削除に関連する記事。人種、性、ハラスメントに関連するタイトルの図書は外す動きが全米で広がっている由。
(2022.2.1 Tuesday)