N.Y. Times 電子版より
1.米が露の要求に回答
【記事要旨】
米が露の要求(ウクライナのNATOへの非加盟とNATO軍の東欧からの撤収)に対して文書で回答したとブリンケン国務長官語る。
詳細は明らかにされていないが、NATOへの加盟は加盟国の意志による、ということでウクライナの非加盟は拒否。軍の演習行動はお互いに明瞭性をたかめよう、と回答した模様。
回答を受けた露のラブロフ外相とブリンケン国務長官の会談が予想される。
【感想】
露にとってはゼロ回答なので露の動きを注視したい。
別途、独、仏、ウクライナ、露の4か国協議が進行しているがこちらも成果は期待薄か。
2.クルド人勢力ISから刑務所を奪還
【記事要旨】
水曜に完全に奪還。刑務所内の800人ほどの少年たち(家族がイスラム国に参加)の扱いが焦点に。留置すれば人権違反、自由にすれば危険。
【感想】
モグラたたきのように、どこからともなく、またISが勢力を伸ばしてくる恐れ。
3.オミクロン後、別の変異株が
【記事要旨】
欧米、南アではオミクロン株拡大が収まりつつあり市民活動が平常に戻ってきている。WHOによれば、世界で見ると30億人以上一回目のワクチン接種が終わっていない人がいる。このような状況が新たな変異株を生み出すいそれがある。安心してはいけない。
【感想】
各国の政治家、専門家、医師、WHOの其々のポジション・トークに注意しないといけない。
その他の記事
・Ispace, a Japanese company, is pushing ahead with plans to launch a private moon lander by the end of 2022 — a year packed with other lunar missions.
このispaceという会社、知りませんでした。
https://ispace-inc.com/jpn/
・Fed up with the failure of their government, and of France, to stop Islamist violence, some citizens of Burkina Faso are calling on Russia to intervene after a coup this week.
ブルキナファソの続報。ここにもロシアが出てきそう。
(2022.1.27 Thursday)