今日の一言
「詐欺メール」
一日に100通以上の詐欺メールが来る。使っていない銀行や証券会社からのメールが山ほど届くのは詐欺だとわかりやすい。
よく出来ていると思うのは、高速道路を使ったり、飛行機に乗ったりすると、すかさず、高速道路の料金未納とか、ポイント獲得。航空券のマイレージ未登録、マイレージ失効のメールが届くことだ。うっかりひっかっかりそうになる。
私の行動が把握され、行動に応じた詐欺メールが送りつけられるシステムが出来ているのだろうか。
ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.イスラエルによる悪名高い刑務所への攻撃で71人が死亡、イランが発表
【記事要旨】
イラン国営メディアは昨日、イスラエルが6月23日にテヘランのエヴィン刑務所を攻撃し、71人が死亡したと報じた。この刑務所には、野党の政治家、活動家、弁護士、ジャーナリスト、学生など、反体制派や政治犯が収容されている。
イラン司法当局報道官の声明によると、死者には被収容者、面会に訪れた親族、そして刑務所職員が含まれていた。報道官は死者の氏名を明らかにしなかったため、攻撃以来、愛する人たちから連絡がないと訴える被収容者の家族の懸念は高まっている。
イスラエル国防省はコメントを拒否し、イスラエル軍もコメント要請に直ちには応じなかった。タイムズは報道官の主張を独自に検証することができなかった。
背景:イスラエル軍がエヴィン刑務所を攻撃した際、イスラエル国防相は、同刑務所が標的となった複数の場所の一つであると述べた。その中には、イランで抗議活動者を容赦なく弾圧してきたイスラム革命防衛隊傘下の義勇兵組織「バシジ」の本部も含まれている。
分析:イスラエルと米国との12日間にわたる紛争の後、イランは瀬戸際に立たされている。経済危機に陥り、揺さぶられたイランは、自国の大統領が「変革の絶好の機会」と呼ぶこの状況をどう捉えるのだろうか。
【コメント】
刑務所の攻撃は政治犯だけでなく凶悪犯も市中に放ち治安を悪化させる狙いもありそうだ。
2.裁判所が米国の主要国外追放事件を審理中
【記事要旨】
ニューオーリンズの連邦控訴裁判所は本日、トランプ大統領が主要政策目標の一つである移民の大量国外追放を推進するために「外国人敵対者法」を利用できるかどうかを審理する。
この事件は、米国で最も保守的な裁判所の一つで審理されており、最高裁まで持ち込まれる可能性が高い。最高裁では、トランプ大統領が同法を違法に利用したかどうかについて、判事が判断を下すことになる。この問題は、全米の裁判所が3ヶ月間、結論に苦慮してきた。
背景:外国人敵対者法は、米国がフランスとの戦争の脅威にさらされていた1798年に制定された。これまで同法が使用されたのはわずか3回で、すべて戦時中のものだった。大統領は敵対的な外国の構成員を拘束・追放することができた。トランプ大統領は同法を行使し、ベネズエラのストリートギャング「トレン・デ・アラグア」のメンバーだと主張する多数の移民を逮捕・追放した。
【コメント】
先日出た米最高裁の決定(以下にBBCの記事を引用)が今回の判断にどのように影響するのだろうか。
(BBC記事引用)
2025年6月28日
米連邦最高裁は27日、下級裁判所の裁判官が大統領命令を阻止する権限は限定的なものだとする判断を示した。ドナルド・トランプ大統領はこれを、「巨大な勝利」と歓迎した。一方、少数意見を書いたリベラル派の最高裁判事は、最高裁が法の支配を守る役割を放棄し、大統領が憲法を嘲笑したと批判した。
判決は、アメリカで生まれた子どもにほぼ無条件で国籍を与えるいわゆる「出生地主義」制度を、トランプ氏が大統領令で修正しようとしたことをめぐる訴訟について。
最高裁は、大統領令に対する差し止め命令の範囲を改めて審理するよう、下級裁に命じ、トランプ大統領の大統領令について、命令は6月27日から30日間は発効しないとした。また、大統領令が合憲か違憲かの判断は下さなかった。
最高裁の判事9人は6対3で、政権側の主張を認める判断を示した。最高裁は、これは出生地主義修正に関する判断ではなく、大統領の決定を下級審が差し止めること全般についての判断だと説明した。
金曜日の判決によれば、裁判所は違憲または違法とみなされる大統領の行動を止めることはできるものの、それは司法のプロセスの中でより進んだ段階で行われることになり、大統領に行動する余地を与えることになる。
3.ロシアはウクライナに対し過去最大規模の空爆
【記事要旨】
ロシアは数百機のドローンとミサイルでウクライナを攻撃したと、ウクライナ当局は昨日発表した。ロシアがウクライナを攻撃する頻度が低いウクライナ西部を含む、国内各地でインフラへの攻撃が報告された。民間人の死傷者は不明だが、ウクライナ空軍は、攻撃を阻止しようとしたパイロット1名が墜落し死亡したと報告した。
空軍によると、ロシアは一晩で537機のドローンとミサイルを発射した。これは、戦争勃発以来、一夜で記録された最多数である。
【コメント】
トランプさん、何とかしてください。
その他の記事
ヨーロッパ:大陸の広い範囲を危険な熱波が襲い、健康被害と火災に関する警報が発令されている。
米国:上院共和党が可決を目指している国内政策法案は、今後10年間で少なくとも3兆3000億ドルの国家債務増加につながると、議会予算局は推計している。
ガザ:トランプ大統領が停戦合意を求めたため、イスラエル軍はガザ地区の住民に広範な避難命令を出した。
+
ニューヨーク:アメリカ最大のプライドパレードに数百万人が集まる中、LGBTQコミュニティは、トランスジェンダーの人々に対する全国的な反発をますます懸念している。
2025年6月30日 月曜日