2020年7月場所は照ノ富士が13勝2敗で優勝した。
照ノ富士は2015年7月に大関昇進、その後、膝の怪我と糖尿病のため2017年11月に序二段まで陥落した。怪我と病気を克服して、2020年7月に幕内に復帰。その場所で優勝を果たした。
興味深いことに、大関陥落から最低位まで9場所かかり、最低位から再入幕まで9場所かかっている。
年齢はまだ28才であり、怪我や病気次第では横綱再挑戦も十分可能だと思われるので頑張ってもらいたい。
今場所優勝を争った、朝の山、御嶽海には一層の精進を期待したい。
いま幕内には、栃ノ心、高安、琴奨菊の3名の大関経験者がひしめいている。彼らにももう一花咲かせてほしい。
(2020.8.2)