今日は二つの補欠選挙の投票が行われた。
英語ではby-electionと言う。総選挙の合間に起きた空席を埋めるための選挙を指すのが語源のようだ。
二つとも与野党対決の構図になったが、いまこの記事を書いている時点では(21:25)野党が高知/徳島補選で勝った。長崎はまだ判明していない。
高知/徳島は合区という特殊性がある。今回は与野党ともに高知出身の候補で争われ徳島の住民の関心は極めて低いようだ。投票率は30%に届かないという見方もある。長崎の投票率も最低を更新しようだ。
投票率の低さは、住民が政治に満足し「鼓腹撃壌」しているわけでは無い。どうせ投票しても変わらないという期待値の低さの現れだ。
今回の選挙結果が、与党野党の一勝一敗になるのか、〇勝二敗になるのかまだわからないが、岸田政権には逆風が続きそうだ。
円安由来の輸入物価上昇によるコストプッシュインフレは政策で解決が可能であり、少額の所得減税や補助金のバラマキというポピュリスト政策よりましだ。
いい加減に日本の政治が変わるきっかけになって欲しい。
2023年10月22日 日曜日