このところ那須に長居しています。
従来は週末数日滞在して帰京していましたが、東京でのコロナ禍の広まりとリモートワークの一般化により、あえて東京に頻繁に戻る必要が少なくなったのが原因です。
Zoom. Google Hang Outとかいろいろな顔の見えるコミュニケーション手段が広まり、疑似的なFace to faceのコミュニケーションもかなり出来るようになりました。
それで那須に長居するようになり、何が起きたかというと、散歩の途中でよそ様の庭を観察したり、自宅の裏庭の植物をめでる余裕が出来たのです。
購入してから13年間放置している我が家と比べ、多くのご家庭が庭を整え植栽を整備しています。
植物の豊富さや美しさではかないません。
ところが先日小雨の中を自宅の裏庭に出ていて、白く透明で龍の落とし子のような形態のキノコのような植物を発見しました。
図鑑で調べると「ギンリョウソウ(銀竜草)」という珍しい植物でした。
花が一つ咲いているなどというのではなく、我が家には2か所に群落があるのです。
些細なことに喜びと若干の優越感を感じ、雨の中でニヤニヤしていた自分でした。
俗物です。
(2020.5.31)