雪が降る

 今日は曇り空から雪がチラついた。那須の寒い朝だ。別荘地の中を散歩しながら考えた。今年も、もう師走だ。

 今年は少しずつコロナ禍がおさまり平常な日常に戻った年だった。年の後半からは会議の実開催が増えた。やはり面と向かって議論するのは、スクリーン越しの議論とは違い、大きく盛り上がる。第8波の拡大で、またぞろ行動が規制されることが無いように望みたい。

 仕事は一つ増えた。毎月名古屋の郊外に役員会に出席するために行かなければならない。成長中の企業で(といっても東証プライム企業だ)参加して楽しい役員会だ。創業会長のリーダーシップで急成長してきたが、今後の更なる成長には他のコアメンバーがどれだけ創意工夫を凝らして頑張ってゆけるかにかかっている。何らかの役に立てれば嬉しい。

 マスクは、電車・バスに乗るときと建物に入るときはしているが、それ以外は外している。しかし、街中ですれ違う人は殆どがマスクをしている。何故だろうか。強い同調圧力のせいか。顔を隠すことの居心地の良さだろうか。これだけマスクをしていても今世界でダントツに日本の陽性者が多いのはパラドックスだ。今に日本人はMusk Man, Musk Womanとして世界中に知れ渡ることになるのではないだろうか。プロレスではあるまいし。

夏に感染者が減少した際に、感染症の指定を二類から五類へ変更する機会を失った。コロナで陽性になる人は多くても死に至る人はほとんどいない。全く季節性インフルエンザと同等の病気に見えるのだが。

 那須の別荘地内ではマスクをしている人を見かけない。道幅は広く、マスクなしで話が出来る。別荘地内では最近、売却物件がいくつか出ている。世代交代により、財産処分や相続で手放すようだ。そろそろ、私もそういう心配をすべき年代になった。

 今年はヤマボウシの花がきれいに咲かなかった。紫陽花もあまりきれいでなかった。去年は両方ともきれいだったので、花にも当たり年とそうでない年の違いがあるのかもしれない。サルスベリは当たり年だった。

 昨年は本格的な雪は12月2日だった。今年はいつ本格的な雪になり、落ち葉を埋めてくれるだろうか。それまでは毎日二籠(回収の上限)の落ち葉拾いが続くことになる。

2022年12月3日 土曜日