機内アナウンス

 昨日、羽田ー北九州を飛行機で往復した。コロナ下で飛行機に2年ほど載っていなかったので、久しぶりな飛行機の旅だった。往路は雪を頂いた富士山、復路は東京の夜景に魅了された。

 驚いたのは、客室乗務員によるアナウンスがすべて日本語で、英語でのアナウンスが一切なかった点だ。往路も復路もだ。往路は数人の外人客がいた。復路は外人と思しき人はいなかった。英語のアナウンスはポリシーとして止めたのだろうか、日本人しか乗客がいないと判断したら日本語で通すのだろうか。

 日本人乗務員の機内アナウンスの英語は上手ではないが、今ではJRの車掌さんも下手な英語でアナウンスしている時代だ。車掌さんの努力は買える。学歴詐称で芸能活動を干されたショーンK氏は、詐称が正当化されるほどの、ネイティブと思われる英語力だった。Practice makes perfect. 乗務員も英語でのアナウンスを止めると英語力が下がるのを懸念する。

 昔、JALのニューヨーク便に乗ったとき、パーサーの男性が、日本語、英語のあとでドイツ語で機内アナウンスをしていたので驚いたことがある。あの便には何人ドイツ語が出来る人が載っていたのだろうか。

2022年11月26日 土曜日