世界の動き 2022.2.4 Friday

N.Y. Times 電子版より

1.ISリーダーが米軍の急襲いより死亡
【記事要旨】
 ISの指導者Abu Ibrahim al-Hashimi al-Qurayshi(イラク生まれの45歳で殆ど知られていない)がシリア北西部の隠れ家への米特殊部隊の急襲で死亡したとバイデン大統領が木曜に発表。
 バイデンはAll Americans have returned safely from the operation.と語る。
【感想】
 ISの刑務所の襲撃に見られるようにシリアは不安定。バイデンのコメントは楽観的過ぎる。

2.ロシアは米軍の配備を非難
【記事要旨】
 原文引用 But the Kremlin spokesman, Dmitri Peskov, accused the Americans of “igniting tensions on the European continent,” and described the U.S. deployment to Poland and Romania as a threatening act “in the vicinity of our borders.”
 これに対し「軍の展開は危機対応の一時的なものでウクライナへの兵力配備は考えていない」と米は応酬。
【感想】
 お互いに振り上げたこぶしのおろし所を考えているのか。ここ数日の動きに注目。日本のTVでは北京五輪中にロシアがウクライナに侵入するという報道もあるが、ロシアが制裁リスクを考慮すれば、そこまでは行かないと思われる。

3.オーストラリアとニュージーランドはゆっくりと国を再開
【記事要旨】
 オーストラリア政府は徐々にコロナと共存する方向へ政策シフトし規制緩和方針。ただ国民の多くはまだ慎重。ニュージーランドは今後9か月で徐々に入国規制を緩めていく方針。
【感想】
 オーストラリアではこれまで一日の最大陽性者数が3000人以下とのことで上手にコントロールしている印象。タイもタイトなコントロールしているけど早く緩和して欲しい。

米国北東部の天気の記事:More than 100 million Americans were under weather warnings on Thursday after a snowstorm caused closures and crashes from New Mexico to Indiana and beyond.

(2022.2.4 Friday)