角野隼斗コンサート

昨夜、横浜のKアリーナにピアニスト角野隼斗氏のコンサートを聴きに行った。大変多くの聴衆が集まった。以下中日スポーツの記事から引用する。
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30歳のピアニスト、角野隼斗(すみの・はやと)が29日にKアリーナ横浜で開催したリサイタル「“Klassik Arena” supported byロート製薬」の公演チケットが1万8546枚を売り上げ、「屋内のソロピアノリサイタルで販売されたチケットの最多枚数」としてギネス世界記録に認定された。
幼少期からピアノを学んだ角野は開成高等学校、東京大学工学部を経て、東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程を修了した知性派ピアニストとして知られる。音楽と情報工学の両面での研究成果が評価され、東京大学総長賞(学長賞)を受賞。2021年には第18回ショパン国際ピアノコンクールでセミファイナリストとして世界的に注目を集めた。
ベルリンを本拠地とするレーベル、ソニークラシカルインターナショナルと専属ワールドワイド契約を締結してリリースした世界デビューアルバム「Human Universe」は、日本ゴールドディスク大賞「クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞。ニューヨークのカーネギーホールやベルリン・フィルハーモニー大ホールでの協奏曲デビューを果たし、ドイツの権威あるクラシック音楽賞「オーパス・クラシック賞2025」では、優秀若手アーティスト賞と優秀ライブ・パフォーマンス賞(ソリスト部門)の2部門を同時受賞。単独アーティストによる複数部門受賞は史上初の快挙となった。
甘いマスクでも人気を集め、近年はAERAの表紙を飾るほか、フィギュアスケート鍵山優真選手への楽曲提供などで音楽活動の幅を広げている。来年1月21日には、新作アルバム「CHOPIN ORBIT(ショパン・オービット)」をリリースする。
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当方が、彼に注目したのは2021年のショパンコンクールで優勝者が決まっていく過程のTV番組だった。スタインウェイ、ヤマハ、カワイといったメーカーが演奏者を全力を挙げてサポートしてゆく姿を追った番組だった。東大の工学部でピアノの達人である角野は番組の中でも目立った存在だった。2位に日本人最高位で入賞した反田恭平さんよりも注目されたと言ってよいかもしれない。
先日、彼のポーランドをめぐるNHK特集を見たが、ワルシャワのショパンコンクールの会場や、ジャズのライブクラブ、第二次大戦のユダヤ人収容所をめぐる旅だった。ちょうど夫婦でポーランド旅行を終えたばかりだったので、とても懐かしく拝見した。
彼の演奏の特徴は、代表作のピアノ版のボレロのように全力で鍵盤をたたく奏法にあるとおもう。昨夜は2台のピアノ(1台は細工がしてあり変な音が出る)を使うピアノソナタで全力の演奏を見ることができた。腱鞘炎が心配だ。

引用した中日新聞の記事で、商業的に大成功していることがよくわかった。
まだ東大に在籍して情報工学を追及しているところは、見上げたものだと思う。

本人も意識しているのだろうが、ショパンに面持ちがそっくりなところも女性ファンを引き付けるところだろう。昨夜の18546人の聴衆の9割は女性客だった。

2025年11月30日 日曜日