世界の動き 2025年2月24日 月曜日

今日の一言
「女性兵士」
昨夜NHKでウクライナの女性兵士のドキュメンタリーを見た。最前線でスナイパーとして戦っている。
生活は苛烈で悲惨だ。「愛する国を守る」信念が、精神の崩壊を防いでいる。
日本が外国に侵略されるような事態が起きたら、どれだけの国民が立ち上がるだろうか。
寺山修司の短歌「マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや」を思いだす。

ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.メルツ氏がドイツの次期首相に就任する見込み
【記事要旨】
出口調査では、保守派キリスト教民主党は昨日のドイツ議会選挙で勝利目前だ。次期首相は、移民を取り締まり、経済成長を刺激するために税金と事業規制を大幅に削減することを約束した実業家フリードリヒ・メルツ氏がほぼ確実だ。
初期の出口調査では、極右政党「ドイツのための選択肢」(AfD)が得票率19.5%で2位となった。投票率は83.5%で、35年前の統一以来最高の投票率となった。
選挙戦の渦中で米国ではトランプ大統領が選ばれた。メルツ氏は、トランプ氏が同盟を混乱させ、ロシアを抱き込むことで欧州大陸に不安を植え付けた時期に、欧州でより強力なリーダーシップを発揮すると誓った。昨日の円卓討論会で、メルツ氏はイーロン・マスク氏とJD・ヴァンス副大統領による選挙への「ワシントンからの干渉」と称する行為を激しく非難した。
今後の展開: 出口調査が正しければ、メルツ氏には2位の候補者と連立を組むという容易な選択肢はないだろう。他の党首同様、メルツ氏はAfDとは決して手を組まないと約束している。AfDの一部はドイツ情報機関によって過激派に分類されている。
メルツ氏について: キリスト教民主同盟の党首は民間部門で財を成し、63歳で政界に復帰した。
移民: 昨年、移民によって行われた一連の殺人事件は、経済をテーマにしていた選挙運動の焦点をずらした。
【コメント】
AfDと手を組まないとすると連立はどうなるのだろうか。

2.イスラエル、ヨルダン川西岸に戦車を配備
【記事要旨】
イスラエルは昨日、占領下のヨルダン川西岸の武装パレスチナ人グループに対する作戦を拡大し、20年ぶりに戦車を配備したと発表した。
イスラエルのカッツ国防相は、ヨルダン川西岸の複数の都市でイスラエル軍の行動により避難を余儀なくされた数万人のパレスチナ住民は、自宅への帰還を認められないと述べた。
パレスチナ自治政府外務省は、カッツ氏の発言とイスラエルの行動を「危険なエスカレーション」とみなすとの声明を発表した。
背景:戦車の配備は、先週テルアビブでバス3台にヨルダン川西岸で作られたとみられる爆弾が爆発した後に行われた。爆発による死傷者はいなかった。
停戦:イスラエルとハマスは昨日、イスラエルがパレスチナ人囚人の釈放を遅らせたことを受けて、ガザ停戦に違反したとして互いに非難した。
レバノン:ヒズボラは昨日、暗殺された指導者の盛大な葬儀を行い、強さを誇示した。この過激派グループは、この儀式によって傷ついたイメージを回復できることを期待した。
【コメント】
イスラエルは圧迫を緩めない。攻撃は最大の防御だからだ。

3.ゼレンスキー氏、ウクライナがNATOに加盟できれば辞任すると発言
【記事要旨】
ゼレンスキー大統領は昨日、ウクライナの平和が実現するのであれば辞任する用意があると発言した。彼は、ウクライナのためにNATO加盟と引き換えに辞任するだろうとまで言ったが、これはいくつかの理由から非常にあり得ないシナリオだ。彼が辞任を真剣に検討していたのか、トランプ大統領とモスクワからの最新の攻撃への対応かはすぐには明らかではなかった。
ゼレンスキー氏は、ウクライナが受け入れがたいとしている鉱物取引に応じるよう求めるトランプ大統領の主張に引き続き抵抗した。そして、今日、30カ国以上がウクライナの戦争努力を支援する一種の連合として会合すると述べた。

トランプについてさらに詳しく:
・ガザにコンドーム?ウクライナがロシアとの戦争を始めた?トランプ氏の真実の操作は、彼がアメリカを作り変える中で急激な変化の土台を築いている。
・FBI長官カシュ・パテル氏、国家情報長官トゥルシ・ガバード氏らは、職員に対し、連邦職員に業績をまとめるよう求めるイーロン・マスク氏の要求を無視するよう指示した。
・ピート・ヘグゼス国防長官は、トランプ氏が統合参謀本部議長という国の最高軍事責任者を解任したことを擁護し、同氏は「現時点では適任ではない」と主張した。
・国家情報長官ガバード氏は、治安機関がプライバシーと市民の自由を侵害していると批判している。
【コメント】
イーロンマスクの行動に政府内で分断が起こる萌芽だろうか。

その他の記事:
スーダン:
スーダン軍と戦っている緊急支援部隊は、同盟国と並行政府樹立を目指す政治憲章に署名した。
フランス:
医師が299人(主に子供の患者)を強姦または性的暴行したとして告発された。これは同国史上最大の小児性愛事件である。
ドイツ:
金曜日にベルリンのホロコースト記念館で観光客を刺した容疑者は、当局によると、数週間前からユダヤ人殺害を計画していた可能性がある。
バチカン:
フランシスコ法王は、重篤な呼吸器疾患に加え、「初期の軽度の腎不全」を患っていると教会関係者が述べた。

2025年2月24日 月曜日

寒波のニュース

連日、記録的な寒波の到来による大雪がTVのトップニュースだ。

気になって雪に関する言葉を集めてみた。
雪、霰(あられ)、雹(ひょう)、霙(みぞれ)という呼び方は一般的だが、漢字はとても書けない。

英語にすると、雪、霰、雹、霙はそれぞれsnow, hail, sleet, sleetというそうだ。

雹と言えば、昔米国でポコノという避暑地に行ったときに直径3センチほどの雹に降られたことがある。車の屋根と窓ガラスが壊れるのではないかと思うほどの激しい雹だった。唯一の雹の経験だ。

雨を含む漢字を見ると、露(つゆ)・靄(もや)・霜(しも)・雷(かみなり)・霞(かすみ)と天候を表わす言葉が並ぶ。それぞれ英語では、dew, mist, frost, thunder, mistと言う。

この辺の難しい漢字をすらすら書けると格好いいかもしれない。

それにしても大雪のニュースをトップに置いて5分以上も流すNHKはちょっと残念だ。

2025年2月23日 日曜日

DeepSeekShock にどう対応するか?

以下Keith Fitz-Geraldのニュースレターの抜粋だ。KeithはNVIDIAとPalantirの大暴騰を予言した株式投資家だ。

 『DeepSeek は 1 月に、より新しく、より安価で、より速く構築できる AI モデルで世界を驚かせたが、その真実が明らかになった。
 アメリカの技術専門家 (数十億ドルを費やしている) は、「あり得ない」と言ったが、私はちょっと待ってみようと考えた。

 中国は、モデルを訓練するための準備の一環として、アメリカのノウハウと私たちのオープンソース AI モデルを使用した可能性が非常に高い。

 中国では、中国ビジネスを行う際の「パートナー」が、中国政府が「借りている」重要な企業秘密を明らかにする必要があると主張するのと同じだ。それが彼らが自国産業を構築する方法だ。

 中国の研究者は、どうやら「蒸留」と呼ばれる手法を使用して、より大規模でトップレベルのモデルから情報を吸い上げ、次に、より小規模で安価で構築が速いバージョンを訓練するために使用した。

 シリコンバレーの研究者は驚愕したが、その後、シナリオが再現された。
 CNBC は、「バークレーの研究者は、先月、OpenAI の推論モデルを 19 時間で 450 ドルで再現したと述べた。その後すぐに、スタンフォード大学とワシントン大学の研究者は、わずか 26 分で独自の推論モデルを50 ドル未満で作成した。スタートアップの Hugging Face は、OpenAI の最新かつ最も派手な機能である Deep Research を 24 時間のコーディング チャレンジとして再現した。

 西側諸国は AI を構築し、それが「オープン ソース」であるという事実を誇らしげに吹聴したが、これは夕食を探している巨大で空腹のバイキングの前で食べ放題の看板を振っているようなものだった。』

 こうした認識を踏まえ、Keithの結論は以下だ。

 『 テクノロジーは驚異的なペースで加速しており、過去のことを考えているすべての投資家は「未来」に取り残される。ほとんどの投資家は、テクノロジーへの割り当てを 2 倍にしても、まだ十分ではないだろう。』同感だ。

2025年2月22日 土曜日

世界の動き 2025年2月21日 金曜日

今日の一言
「中国関連のニュース」(NYTimesより)
外交:
 英国は、欧州最大となる中国の新大使館を承認する準備が整ったようだ。近隣住民や活動家は、盗聴や抗議活動の抑圧を恐れている。
南太平洋:
 強力な軍艦を含む中国海軍の艦艇群がオーストラリアとニュージーランド付近を合法的に航行し、警戒を強めている。
医療:
 パンデミック関連支出からの回復途上にある中国全土の病院は、低迷する経済と医療費抑制の取り組みによって圧迫されている。
動機:
 中国の地方政府は、業績の悪い労働者を恥じ入らせるために「カタツムリ賞」を授与している。取り締まりが頻繁に行われる中、何もしないのが一番安全な策のようだ。

ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.トランプとEUの亀裂が深まる中、ドイツは投票に備える
【記事要旨】
 ドイツ人は日曜日に次期首相を選ぶ投票に向かう。選挙で勝利する可能性が高いのはキリスト教民主党のフリードリヒ・メルツ氏だ。
 メルツ氏は、ロシア寄りの米国との「画期的な決裂」を予想している。欧州の安全保障環境が急速に変化している今、メルツ氏の大胆さの評判はドイツに利益をもたらすだろうという評価がある。
 世論調査で2位となったのは、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」だ。以下ベルリン支局長とのQ&A。
Q: 有権者の関心は何ですか?
A: 1 つ目は経済だ。ドイツは成長停滞と競争力低下の危機に陥っている。自動車製造業などの有名な産業は低迷している。有権者は不満を募らせており、ショルツを追放する可能性が高い。
 2 つ目の大きな問題は移民だ。ドイツは過去 10 年間で何百万人もの難民を受け入れてきた。難民は比較的順応しているが、過去 1 年間に移民によって行われた一連の暴力で、多くのドイツ人の不満が高まっている。
Q: トランプ政権の行動は選挙にどのような影響を与えるか?
A: ドイツ人は一般的にアメリカ大統領を嫌っているが、先週末まで彼の行動は多くの有権者の心を動かさなかったようだ。トランプがウクライナ戦争の終結をめぐるロシアとの交渉から、ウクライナを含むヨーロッパを事実上排除したことで、状況は変わったかもしれない。
Q: AfD は投票結果にどのような影響を与える可能性があるか?
A: この党は、ドイツ国境での移民を阻止し、すでに国内にいる移民の一部を強制送還する公約に基づいて人気を博してきた。同党の一部はドイツ諜報機関によって正式に過激派に分類されており、党員の中には政府転覆を企てて逮捕された者や、禁止されているナチスのスローガンを繰り返したために罰金を科された者もいる。現在、同党は世論調査で 2 位である。終盤に追い上げれば、メルツ率いるキリスト教民主党の 1 位の座を脅かす可能性がある。
【コメント】
 トランプの動きが欧州の分断を加速している。欧州の民主主義国としてのドイツの政治と経済の安定が望まれるのだが。

2.ハマスは挑発しながら、死んだ人質を引き渡した
【記事要旨】
 ハマスは昨日、2023年10月7日の攻撃で誘拐されたイスラエル人4人の遺体を引き渡した。その中にはシリ・ビバスと彼女の幼い2人の子どもも含まれていたと過激派グループは述べた。彼らの誘拐は、攻撃の残忍さを象徴するものと広く見なされている。国連当局者は、ガザでの劇的な引き渡しを「忌まわしく残酷」と評した。
 勝利の音楽が流れる中、4つの棺が置かれた。1つの棺には、誘拐されたとき生後9か月にも満たなかったクフィル・ビバスの写真が描かれ、イスラエルが戦争を再開すれば、さらに多くの人質が棺桶で戻ってくると脅迫されていた。この展示は、ハマスが依然としてガザをしっかりと支配していることを示していた。
 今後の展開: ハマスは明日、停戦の第一段階で拘束されていた最後の6人の人質を解放し、イスラエルはパレスチナ人捕虜をさらに引き渡すと見られている。
 サウジアラビア: 同国は米国、ロシア、アラブ諸国の政府関係者を招いてウクライナとガザに関する重要な協議を行う。これは同国の地域的影響力とトランプ大統領との友好関係のさらなる証拠となる。
【コメント】
 ハマスも挑発的な態度をとるものだ。ここまでこぎつければ第二段階の停戦への移行を確信しているのだろうか。

3.トランプ氏は外国の影響と戦う当局者を追及
【記事要旨】
 トランプ政権は、米国の選挙への外国の干渉を警告していた複数の機関の数十人の職員を再配置した。トランプ氏は、誤報や偽情報と戦うという名目で、政府は米国人の言論の自由の権利を侵害したと述べた。
 専門家は、削減によって米国が秘密の影響力作戦に対して無防備になり、外国の敵対勢力が勢いづく可能性があると懸念している。昨年の選挙では、チームはロシア、中国、イランによる多数のそのような作戦を追跡し、公表した。

トランプ氏についてさらに詳しく:
・ゼレンスキー大統領は、米国のウクライナ特使と会談した。彼らは戦争終結への道筋やワシントンとの緊張緩和策について話し合うとみられていた。
・トランプ氏がゼレンスキー大統領を「選挙のない独裁者」と呼んだことは、クレムリンのメッセージと重なり、トランプ政権1期目からのおなじみのパターンを繰り返している。
・上院は、法執行機関での経験がほとんどないトランプ氏の盟友カシュ・パテル氏を次期FBI長官に辛うじて承認した。
・連邦判事がトランプ政権によるUSAID解体を一時的に停止する命令を下したにもかかわらず、世界保健プログラムへの資金は凍結されたままである。
・トランプ政権は米国内の数十万人のハイチ人に対する保護を削減し、彼らを国外追放の対象にしようとした。
・欧州は新たな現実に直面している。トランプ氏はNATOから完全に脱退しないかもしれないが、すでにNATOを弱体化させている。
【コメント】
 トランプ氏の誤った発言、例えば「戦争を始めたのはウクライナ」とか「ゼレンスキーの支持率は4%」について、米国メディアと国民はどう考えているのだろうか。
 日本の首相がそのような発言をすれば、発言を撤回しお詫びをするところだが、米国ではどうなっているのか不思議だ。

その他の記事
スペイン:
 スペインサッカー連盟の元会長ルイス・ルビアレスは、女子代表チームのメンバーに無理やりキスをしたとして性的暴行の罪で有罪判決を受けた。
英国:
 ロンドン南西部のサリー州で、路上に巨大な穴が開き、避難を余儀なくされ、車が崖っぷちに立たされた。原因は不明。
ドイツ:
 ミュンヘンの約1,000の墓にQRコードが謎の形で現れ、市の職員は困惑し、捜査が開始された。

テクノロジー:
 AIツールは新興企業の設立方法を変え、労働者の生産性を高め、「小さなチーム」の成功物語を刺激している。

2025年2月21日 金曜日

世界の動き 2025年2月20日 木曜日

今日の一言
「新ヤルタ会談」
ヤルタ会談は1945年2月にクリミア半島のヤルタでアメリカ(ルーズベルト)、イギリス(チャーチル)、ロシア(スターリン)が集まって、戦後処理を決定した首脳会議だ。
戦争相手国であるドイツと日本は招かれなかった。
ドイツ降伏後3カ月以内にロシアが日本に参戦する密約がなされた。
ウクライナが交渉に招かれず、戦後の領土の決定が3か国だけでなされた点が、いま進行している米露のウクライナ停戦交渉に類似している。
トランプは、「戦争を始めたのはウクライナだ」とか「ゼレンスキーの支持率は4%(実際は57%)だ」とかロシア寄りの言説をまき散らしている。
病身を押してヤルタ会談に参加しロシアに融和したルーズベルトの動きに似ているところも「新ヤルタ会談」と言われるゆえんだ。

ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.トランプ氏とゼレンスキー氏は激しく応酬
【記事要旨】
トランプ大統領は昨日、ウクライナのゼレンスキー大統領を「独裁者」と呼び、米国から資金を受け取ってロシアと戦争したと述べた。ソーシャルメディアの投稿で、トランプ氏は2014年にウクライナの領土の一部を奪ったことについては言及しなかった。
トランプ氏はまた、ウクライナの将来の安全保障は米国の問題ではないと示唆した。
「この戦争は、我々よりもヨーロッパにとってはるかに重要だ」と、同氏はトゥルース・ソーシャルに書いた。「我々の間には大きくて美しい海がある」。
サウジアラビアでウクライナを除外した火曜日の米露和平会談後、トランプ氏はウクライナが戦争を始めたと示唆した。その後、ゼレンスキー氏は、トランプ氏が「偽情報の網に捕らわれた」と述べた。
EU: 昨日、トランプ大統領がロシアに接近する中、首脳らは米国との関係再調整を模索する2回目の緊急会議を開催した。
反応: ロシア人は、ワシントンとモスクワが関係を再構築しようとしている今、正常化が近いと期待している。ウクライナでは、多くの人がトランプ政権に幻滅しつつある。

トランプ大統領についてさらに詳しく:
・米国が最近パナマに強制送還した移民のうち100人近くが、ジャングル郊外の収容キャンプに移されたと、移民の何人かが語った。
・環境保護団体は、トランプ政権が広大な新地域を沖合の石油・ガス掘削に開放するのを阻止するために訴訟を起こした。
・ニューヨークの判事は、エリック・アダムス市長に対する汚職事件を取り下げるよう求めるトランプ政権の要請を検討している。
・トランプ大統領は、新しいエアフォースワンの遅延に憤慨している。彼は、最高顧問の一人であるイーロン・マスクに、ボーイング社にもっと早く行動するよう促すための抜本的な方法を見つける権限を与えた。
・トランプ大統領は、ニューヨーク市の渋滞料金制度を廃止するという政権の動きを称賛し、ソーシャルメディアで自分を王様にたとえた。
【コメント】
すべてやれやれだ。
日本にとっては自動車関税25%のほうが重大だ。

2.アラブの指導者たちはガザの将来に関する提案に取り組んでいる
【記事要旨】
アラブ5カ国の特使は明日サウジアラビアで会合し、ガザのビジョンを具体化することを開始する予定だ。彼らは3月4日にカイロで開催されるより大規模なサミットで再び会合する予定だ。
外交官や当局者によると、エジプト、ヨルダン、サウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦は、この地域の国々がガザの再建に資金援助し、監督するとともに、住民を定住させ、パレスチナ国家の可能性を維持することを期待している。しかし、イスラエルの指導者たちは、パレスチナの主権への道を開く戦後計画に反対している。
【コメント】
「中東のリビエラ」というトランプ発言は、中東の問題は中東が解決しろという意味だったのかとも思える。

3.トランプメディア、ブラジルの判事を提訴
【記事要旨】
トランプ大統領のメディア会社は昨日、ブラジルの最高裁判所判事を提訴し、ソーシャルメディアで右派の意見を違法に検閲したと非難した。この起訴状により、判事は元ブラジル大統領のジャイル・ボルソナーロ氏の逮捕を命じるかどうかの判断を迫られていた。
背景:ボルソナーロ氏は火曜日、2022年の選挙で敗北した後、判事暗殺計画への参加などクーデターを企てたとして起訴された。ボルソナーロ氏は先月、タイムズ紙のインタビューで、判事に対して行動を起こすようトランプ大統領に呼びかけていた。
【コメント】
同じことをした盟友を助けようとするトランプの動きだ。大統領選で勝たなければトランプも同じ運命をたどったはずだ。Lucky man!

その他の記事
ドイツ:
ネオナチや国家転覆の陰謀とつながりのある政党AfDの党首、アリス・ヴァイデルを紹介しよう。AfDは今週日曜日の選挙を前に世論調査で2位となっている。
アフリカ:
コンゴ民主共和国とルワンダはどちらも同じ湖に接している。ルワンダの湖岸ではジェットスキーやその他の水上アクティビティが楽しめる。コンゴでは死体が打ち上げられる。
宇宙:
天文学者によると、小惑星 2024 YR4 は、地球に衝突する可能性が最も高いと予測されている大型の宇宙岩石だ。危険性はまだ低い。

テクノロジー:
Apple は、Apple Intelligence と呼ばれる人工知能システムを搭載した 599 ドルの iPhone 16e を発表した。
ビジネス:
かつて大型トラックのテスラになることを夢見ていた電気自動車の新興企業ニコラは破産保護を申請した。

2025年2月20日 木曜日