年末にお寺から送られてきた来年の法語カレンダーの表紙の言葉だ。英訳もある。How I live from now reveals how I have lived until now. こちらの方が理解しやすいかもしれない。
少し詳しく解釈してみたい。
「これからどう生きるか」は、過去に培ってきた習慣・価値観・選択の結果として現れるものだろう。つまり、未来の行動は過去の生き方を映し出す鏡のようなものだ。
仏教では「因果」の考えがある。過去の行い(因)が現在のあり方(果)を形づくり、現在の行いが未来を生む。したがって、今の生き方を見れば、過去にどのような心で生きてきたかが分かる。
一方、だからこそ、「過去に縛られる」ことなく、「今の生き方を変えることによって、過去の意味も変わり、未来も変わる」という希望を持つことができるのだ。
「これからの生き方は、これまでの生き方の証明であり、同時に過去を新しく書き換える力さえ持っている。」
もし今から誠実に生きれば、「過去も誠実に生きてきた人」として未来から振り返られるだろう。
逆に今を怠れば、過去も怠惰だったと見なされる。
つまり「今」という瞬間が、過去と未来を同時に照らす光になる。
年末年始に、自分を戒める貴重な言葉だ。
2025年12月14日 日曜日