The Harder You Work, the Luckier You Get.(1)

この言葉はプロゴルファーのGary Playerによるものだと思っていた。南アフリカの黒ヒョウと呼ばれ、Arnold Palmer, Jack Nicklausと並びBig 3の一角を占めた。 日本人と変わらぬ体格ながらキャリアグランドスラムを達成している。

この言葉はプレーヤーだけのものではなく、他の多くが言った名言のようだが、猛練習で飛距離を伸ばしショット、パットの正確性を高めた彼にピッタリの言葉といえる。

言われてみれば、それはそうだ。猛練習を積めば積むほど、修羅場で平常心が維持できるだろうし、ミラクルショットが打てる確率が高まる道理だ。

以前バレーボールの話で、素質のある人がオリンピックで活躍できるレベルになりのに20000時間かかると聞いたことがある。小学校高学年から始めて、一日6時間毎日練習して年間2190時間。これを9年間(つまり小学4年から高校3年まで)続けて20000時間になる。これほど努力しないとオリンピックレベルの選手にならないとすると、これは厳しいですね。

そうそう、「千日の稽古をもって鍛となし、万日の稽古をもって錬となす」という鍛錬の元になった言葉。宮本武蔵が五輪書に書いた言葉である。
(この項つづく)

(2020.9.9)