今日の一言
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ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.トランプ大統領がウクライナに背を向けるのを台湾は見守る
【記事要旨】
トランプ大統領がウクライナに背を向け、ロシアを罰する西側諸国の取り組みを放棄する中、台湾は政治的将来について考えざるを得なくなるかもしれない。ウクライナと台湾は、巨大で独裁的な隣国が主張する小さな民主主義国家という共通点を持っている。
台湾の頼清徳総統は、トランプ大統領との深刻な対立を防ごうとすでに努めている。今月、同総統は国防費を増額すると発表した。また、世界で最も多くの半導体製造工場を有する台湾は、米国にそのような工場をもっと建設するよう求めるトランプ大統領の要求に応じて提案を出すだろうと述べた。
中国はほぼ毎日戦闘機や軍艦を派遣し台湾の防衛を探り続けており、台湾が潜在的な攻撃を抑止できるかどうかは、米国が支援し、さらには軍隊を派遣する用意があるかどうかにかかっている。
外交:トランプ大統領は台湾の民主主義に強い関心を持っていないようだ。トランプ大統領が北京と大規模な貿易協定を交渉すれば、台湾の利益が危険にさらされるのではないかと懸念する声もある。中国の習近平国家主席はトランプ大統領に対し、台湾は両国関係において重要な懸念事項だと伝えた。
海上:台湾当局は昨日、中国国籍の乗組員が乗った貨物船を拿捕したと発表した。この船は海底通信ケーブルを切断した可能性があるとみられる。
【コメント】
「台湾有事は日本の有事」と安倍政権が言っていた。日本のこの国際公約への決意はいかほどのものなのだろうか。
2.英国は軍事費を増やすと発表
【記事要旨】
スターマー首相は昨日、英国は2027年までに軍事費を大幅に増やすと述べた。この増額は、明日ホワイトハウスで行われる会談を前に、負担分担についてトランプ大統領に強力なメッセージを送ることが目的だった。
この増額は防衛費の年間134億ポンドの増加に相当し、海外開発援助の削減で賄われる。スターマー首相は削減を残念に思うと述べたが、厳しい新たな安全保障環境のため、一時的な措置として提示した。
背景:ウクライナに関するトランプ大統領の最近の発言は、米国が数十年にわたる欧州防衛への関与から後退しているという懸念を強めている。NATO事務総長は最近、加盟国に対し、防衛費にGDPの3%を「大幅に上回る」支出をするよう求めた。
トランプ大統領についてさらに詳しく:
・トランプ政権は、毎日の記者会見で大統領に質問できる記者を厳選し始めると述べた。
・議会の穏健派共和党議員らは、ウクライナ戦争に関する国連決議でロシア側についたとしてトランプ政権を厳しく批判した。
・極地研究を管理する連邦機関は職員を解雇し、南極と北極における米国のプレゼンス低下への懸念が高まっている。
・フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、欧州の指導者らがトランプをうまく操ろうとする方法を象徴する発言をした。最初はお世辞を言い、その後穏やかに抵抗するのだ。
・イーロン・マスクの効率化局で働いていた技術系公務員21人は、彼の取り組みに協力するどころか辞職した。
・億万長者のマスクのカナダ国籍とパスポートを剥奪する請願書に23万人以上のカナダ人が署名した。
【コメント】
多分、日本も防衛費の大幅増額が必要になる。米国の核の傘はもう雨漏りし始めた。
3.シリアの新指導者が国民の団結を呼び掛け
【記事要旨】
シリア暫定大統領のアハメド・アル・シャラ氏は昨日、数十年にわたる独裁政権の後に国の将来を描くことを目的としたダマスカスでの2日間の会議で団結を呼び掛けた。この集会にはシリアの多くの宗派や民族グループから数百人が集まり、ジャーナリスト、コミュニティリーダー、活動家も参加した。
しかし、主要プレーヤーの1人が欠席していた。クルド人主導のシリア民主軍だ。シリア北東部の大半を支配している米国支援の民兵組織だ。現政権は同グループに対し、対話に参加するには武装解除して統一された国家軍に加わる必要があると伝えていた。
あり得ない道:アル・シャラ氏のジハード主義者としての過去と現在の実利主義的で国家主義的な見解の対比から、シリア国民は彼が実際に何を信じているのか、どのように統治するのか疑問を抱いている。
【コメント】
米国がクルド人勢力への支援を続けるのか疑問だ。
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2025年2月26日 水曜日