今日の一言
「公共スペースでの飲酒」
昨日、ロシアで拘置されていた米国人Marc Fogel氏が解放されホワイトハウスでトランプ大統領と面談していた画像が流れた。トランプ氏の開放への努力とプーチン大統領のウクライナ停戦への前向きな姿勢を印象付けるためのものだという。
見ていてとても違和感があったのは、フォーゲル氏が片手にビールを持ちながら面談していたことだ。このビールはIron City Beerというピッツバーグのビールだそうだ。(Copilotが調べてくれた。凄いぞCopilot)開放の喜びを表すための演出だそうだ。(これもCopilotの設明)
米国では公共の場での飲酒は禁止されているので、この画面には大きな違和感を持った。フォーゲル氏の人間性を疑わせる過剰演出に私には見えた。
ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.トランプとプーチン、ウクライナ戦争終結について協議
【記事要旨】
トランプ大統領は昨日、プーチン大統領と「非常に生産的な」電話会談を行ったと述べ、ウクライナ戦争終結に向けた交渉の始まりと位置付けた。
その後、トランプ大統領はウクライナのゼレンスキー大統領と話をしたと述べた。プーチン大統領にとって、この会談はウクライナ侵攻をめぐって外交的に彼を孤立させようとする西側諸国の試みが崩壊したことを示す大きな節目だった。
電話会談の数時間前、ピート・ヘグゼス国防長官はブリュッセルでのNATO会議で、ウクライナが2014年以前の国境を回復する和平協定を期待するのは「非現実的」だと述べた。トランプ氏はさらに、現実的な和平計画の一環としてウクライナのNATO加盟を支持していないと付け加えた。
背景:ロシアは2014年にクリミアを併合し、2022年に本格的な侵攻を行う前にウクライナ東部の親ロシア派反乱を支援し、現在、ロシアはウクライナの約20%を占領している。
鉱物取引:トランプ氏が米国の援助とウクライナの鉱物の交換案を推し進めて以来、ウクライナのレアアース資源は同国の将来を巡る駆け引きの重要な要素となっている。米国財務長官は取引の可能性について協議するためキエフに滞在していた。
トランプについてさらに詳しく:
・上院は親ロシアの姿勢を示しているトゥルシ・ガバード氏を次期国家情報長官に承認した。
・共和党議員らはトランプ氏の支出削減を歓迎する一方で、自らの州についてはひそかに免除措置を講じようと動いていた。
・トランプ政権はロシアのサイバー犯罪者アレクサンダー・ヴィニク氏を捕虜交換の一環として釈放する準備を進めている。ベラルーシは米国人囚人1人と他の2人を刑務所から釈放した。
・中国の指導者はいつトランプ大統領と話すのか?習近平は急いでいないようだ。
・ミャンマーの難民にとって、米国で暮らすという夢はトランプ大統領の難民受け入れ停止と外国援助の凍結によって打ち砕かれた。
・トランプ大統領、イーロン・マスク、そして政府の効率化努力は、連邦政府職員を削減した。
【コメント】
開戦後しばらくたった時期にキッシンジャー博士が言っていた停戦案とそっくりな内容だ。疲弊したウクライナは吞まざるを得ないように思うが。
2.モディ首相はインドをトランプ大統領の標的から外したいと願っている
【記事要旨】
ナレンドラ・モディ首相は今日ワシントンでトランプ大統領と会談し、米国とインドの間の潜在的な摩擦を和らげようと努めるとみられる。モディ首相は大統領との温かい関係について語っているが、トランプ大統領は気まぐれな友人になり得る。
貿易と移民という2つの明白な問題がモディ首相の目標を複雑にしている可能性がある。モディ首相は「関税と不法移民への執着に協力していることをトランプ大統領に示そうとするだろう。トランプ大統領はインドを、米国との貿易赤字を享受する関税の主たる乱用国の一つとして名指しし、インドを中国と同列に挙げている。
インドの対米貿易黒字は拡大しており、モディ首相はバーボンやピーカンなど、主に共和党の州で生産される米国製品への関税引き下げを提案する可能性がある。
インドは、ラテンアメリカ以外では米国への不法移民の最大の流入国でもある。モディ政権はトランプ大統領の強制送還に協力することを明らかにした。
【コメント】
モディと言う人はいつも堂々としており大人の風格がある。
3.ベネズエラはコロンビアの暴力を煽っている
【記事要旨】
コロンビア北東部では今月、2つの反政府勢力が領土をめぐって争い、5万4000人が家を追われ、数日間で少なくとも80人が死亡した。
暴力は土地と麻薬資金をめぐる争いに端を発しているが、反政府勢力の1つである民族解放軍(ELN)は隣国ベネズエラに避難しており、コロンビアで新たな破壊の波を起こすための拠点として利用されている。
【コメント】
ベネズエラとコロンビアの関係についてAiより
【国境に関する情報】
コロンビアの東にベネズエラが位置しています。
ベネズエラは南米大陸の北端にあり、西はコロンビアに面しています。
コロンビアは北はカリブ海、西は太平洋に面しています。
【国交に関する情報】
コロンビアとベネズエラは、通商面で依存し合うパートナー関係でした。
2015年にベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領によって道路が封鎖されたシモンボリバル橋が、2022年に開通しました。
グスタボ・ペトロ大統領は選挙活動時からベネズエラとの国交回復を宣言しており、国交回復への第一歩を評価しています。
【シモン・ボリバルについて】
シモン・ボリバルは、19世紀初めにラテンアメリカ諸国の独立を指導した人物です。
コロンビア、ベネズエラ、エクアドル、ボリビア、ペルーの独立を実現し、「南アメリカ解放の父」と呼ばれています。
その他の記事
中東関連:
ガザ:
イスラエルとハマスの停戦が崩壊の危機に瀕する中、解放されるはずだった人質の運命はますます危うくなっている。
外交:
ヨルダンとエジプトは、トランプ大統領がガザ地区のパレスチナ人を受け入れるよう強制するのを思いとどまらせようと、迅速に動いている。
その他の地域
バングラデシュ:
国連の報告書によると、昨年の学生デモ隊の弾圧による死者数は1,400人に上り、以前の推定よりはるかに多い。
オーストリア:
極右政党の自由党党首による連立政権樹立の試みは、移民と国家安全保障に関する意見の相違で崩壊した。
エネルギー:
米国第2位の石油会社シェブロンは、コスト削減のため、世界中で最大9,000人の従業員を削減すると発表した。
2025年2月13日 木曜日