今日の一言
「もう仲たがい?」
『イーロン・マスク氏は、トランプ米大統領が発表したソフトバンクグループなど3社が主導する人工知能(AI)への巨額投資計画について、参加企業は資金力を持たないとして実現性に公然と疑問を呈した。「ソフトバンクが確保しているのは100億ドル(約1兆5700億円)を大幅に下回る額だ。信頼できる筋から情報を得ている」とXに投稿した。これに対し、オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は、マスク氏の投稿内容は「間違っている」と批判。マスク氏のAIへの取り組みと競合することになるため、腹を立てているのではないかと示唆した』(以上Bloombergより)
みな「アメリカ・ファースト」でなく「自分ファースト」の欲の皮の張った人たちばかりで、同じ船に多くの人が乗るのは難しそうだ。
ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.トランプ、移民取り締まり計画を強化
【記事要旨】
トランプ大統領は、不法移民の大量強制送還を実施するという選挙公約を実行するための措置を講じている。司法省は州および市の当局者が政権の新しい移民政策の施行を拒否した場合は捜査し、起訴するよう検察官に指示した。
この動きは、米国には1400万人いる不法移民が多い都市へ国土安全保障省が強制捜査の準備をしている中で行われた。国内の約12の州と数百の都市が不法移民の「聖域」とみなしている。
トランプ陣営は、キャリア官僚が不道徳または違法とみなす命令を実行しないことを懸念し、従わない検察官に対して懲戒処分を取ることを検討している。
国境管理:国防総省は今月末までに1500人の兵士をメキシコとの国境に派遣し、米国への移民の流入を食い止めるというトランプの主要目標の1つを達成する予定だ。
トランプについてさらに:
・イーロン・マスクはトランプによる大規模なAIイニシアチブの発表を批判した。
・大統領は、プーチン大統領がウクライナ戦争終結の合意に達しない場合、ロシアに関税と制裁を課すと脅した。
・トランプ氏は、2月1日までにカナダ、メキシコ、中国からの製品に関税を課すと述べた。
・共和党はトランプ氏の政策を賄う方法を模索しているが、借金が彼の計画を妨げかねない。
・極右のプラウド・ボーイズとオース・キーパーズの指導者は、議事堂襲撃で起訴されたことに対する復讐をトランプ氏に求めている。
・トランプ氏は、オンライン麻薬市場「シルクロード」の創設者を恩赦した。
【コメント】
しばらく様子を見守りましょう。
2.ハリー王子、マードックのタブロイド紙から謝罪を受ける
【記事要旨】
ルパート・マードックのメディアグループは、電話盗聴スキャンダルをめぐる数百万ドルの和解の一環として、ハリー王子に正式に謝罪した。土壇場でのこの和解により、間もなく始まる裁判で数週間に及ぶ不利な証言を回避できた。
ニュース・グループ・ニュースペーパーズは、傘下のタブロイド紙の1つがハリー王子の携帯電話を盗聴したことを認めた。また、王子の生活に介入したことについて、別の新聞社ザ・サンに代わって「全面的かつ明確な謝罪」を申し出た。和解金の額は双方とも明らかにしていないが、交渉に詳しい2人によると、少なくとも1000万ポンド(1230万ドル)相当だという。
タイムズのロンドン支局長は、この和解は「同社がこれまで一度も行ったことのない、マードックのタブロイド紙ザ・サンの不正行為を認めた点で異例」だと語った。
【コメント】
この事件の詳細は知りませんでした。携帯電話を盗聴するってどうやったのかな。CIAとかの情報機関でなくても簡単にできるのでしょうか。
3.北朝鮮兵士がロシアと戦う様子
【記事要旨】
ウクライナ軍によると、ロシアを支援する北朝鮮兵士は基本的に別の部隊として異なる戦術で活動している。彼らは通常、再編成や撤退をしない。元国防総省当局者によると、彼らは精密攻撃の訓練を受けているが、ロシアは基本的に歩兵として利用しているという。
ウクライナ軍司令官は、北朝鮮の損失は増加しているが、兵士たちは「非常に意欲的で、よく訓練されている」そして「勇敢」だと述べた。
【コメント】
ロシアにとって大きな支援になっているようだ。
その他の記事:
韓国:
警察によると、先月ジェット機が墜落した空港を運営する会社の元社長が自宅で遺体で発見された。
アフリカ:
EUから移民対策資金を与えられた北アフリカ諸国政府は、サハラ以南の移民がヨーロッパに向かうのを阻止するために残忍な手段を講じている。
米国:
メキシコ湾岸全域で冬の嵐が降雪記録を破った。メキシコ湾岸では雪が降ることがほとんどないため、ほとんどの都市では除雪車を持っていない。
2025年1月23日 木曜日