世界の動き 2024年12月26日 木曜日

今日の一言
「鬼の霍乱」
 「鬼の霍乱(おにのかくらん)」は、普段は非常に丈夫な人が、思いもかけず病気にかかることを意味する慣用句です。霍乱」は日射病や暑気あたりを指し、鬼が暑気あたりをするなど思いも寄らないことから、健康な人が病気にかかることをたとえています。(AI辞典から)
 年賀状を25日に投函しやれやれと思ったせいか、一年の疲れが出たせいか、コロナなのか、昨晩は9時半に寝て今まで寝ていた。
 インフルエンザやコロナ、その他の感染症が大流行しているらしい。当方はのんびり寝ているだけだが、受験生はこの時期大変で心配な時期だ。頑張れ受験生!

ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.シリアの新指導者らは反政府勢力の統合を試行
【記事要旨】
 シリア国営通信社によると、複数の反政府勢力このが解散し、国防省の下に統合されることに同意した。この試みは、アサド政権を打倒した戦闘員らによる統制強化に向けた最新の措置である。
 一部の地方で「不従順な派閥」が指揮権を逸脱して行動していたため、反政府勢力の解散が最優先事項だった。新政権は2025年3月まで暫定政府を率いる暫定首相を任命し、法務委員会が新憲法を起草することを約束した。
 方向転換:火曜日にSNSに投稿された写真には、アハメド・アル・シャラが、数十人の反政府勢力リーダーと会談している様子が写っている。アル・シャラは最近、反政府勢力のリーダーというよりは政治家として自らを位置づけ、比較的穏健な政治的立場を示している。
【コメント】
 アル・シャラ氏が明治維新の際の大久保利通のような存在になれるかどうか注目したい。

2.ロシアがウクライナで一連の攻撃を開始
【記事要旨】
 ロシアのミサイルとドローンがクリスマスにウクライナのエネルギーインフラを標的とした大規模攻撃を行った。ウクライナの民間エネルギー会社は、攻撃により緊急設備が深刻な被害を受け、国中で停電が宣言されたと述べた。
 「今日、プーチンはわざとクリスマスを攻撃の場に選んだ」とゼレンスキー大統領は声明で述べた。「これ以上非人道的なことがある だろうか?」
 活動家:ウラジーミル・プーチン大統領を激しく批判していたウラジーミル・カラ・ムルザは、西側諸国との大規模な捕虜交換の一環として釈放された後、すぐに仕事に戻った。
【コメント】
 NHKの報道より
 『ロシアの反体制派の指導者で、大規模な身柄交換によって刑務所から釈放されたウラジーミル・カラムルザ氏がイギリスで会見し、ロシア国民はプーチン政権に抑圧されているとして、ウクライナへの軍事侵攻を失敗に追い込み、民主的な政治体制を築く必要性を訴えました。
 ロシアの野党政治家でジャーナリストとしても活動するカラムルザ氏は、ロシアによるウクライナ侵攻を批判したことで国家反逆罪などで禁錮25年の実刑判決を受けた一方、ことし5月には刑務所内からの寄稿で、優れた報道などに贈られるピュリツァー賞に選ばれました。』

3.モザンビークの抗議活動で数十人が死亡
【記事要旨】
 政府当局者によると、月曜日以降、少なくとも56人がモザンビークで死亡した。与党による不正選挙をめぐって警官とデモ参加者が衝突し、学校や病院を含む数百の建物が損壊または略奪された。同国は、少なくとも120人が死亡したサイクロン・チドからの復興途上にある。
 仏領マヨット:サイクロン・チドが残した廃墟で、この島の人々は近隣の島々から移住してきた不法移民の強制送還を求めている。
【コメント】
 モザンビークはアフリカ大陸の東岸でマダガスカルと向き合う位置になる。
 仏領マヨットはマダガスカルの北の位置する島。
 この辺りの地名は世界地図で確認しないとわかりませんね。

その他の記事:
カザフスタン:
 当局によると、カザフスタンで旅客機が墜落し、数十人が死亡したが、少なくとも29人が生き残った。
カンボジア:
 昨年、フン・マネが首相に就任したとき、国民は市民の自由が改善されるというかすかな希望を持っていたが、その希望は打ち砕かれた。
米国:
 ワシントン州の保護施設で、11月下旬から12月中旬にかけて、ベンガルトラのハーフ1頭とピューマ4頭を含む大型ネコ科動物20頭が鳥インフルエンザで死んだ。

2024年12月26日 木曜日