世界の動き 2024年9月27日 金曜日

今日の言葉
「TGIF」
 Thank God It’s Friday の略で、米国では有名なステーキチェーンの名前になっている。
 今朝は出遅れて。いま(10:15)これを作成している。
 やっと週の終わりが近づき、今日の午後はのんびりできる時価帯になる。
 いま自宅の引っ越しで落ち着かない毎日だが週末は少しゆっくり出来るかもしれない。まさにTGIFだ。

ニューヨークタイムス電子版よりTop3記事
1.ニューヨーク市長のエリック・アダムス氏が連邦法違反の罪で起訴された
【記事要旨】
 ニューヨーク市長のエリック・アダムス氏は、贈賄、詐欺、違法な外国からの選挙資金の募金の罪で連邦法違反の罪で起訴された。同氏は、現職市長として連邦法違反の罪で起訴された初の市長である。
 民主党員のアダムス氏は、何度も辞任を求められても、自分は無実であり辞任するつもりはないと主張した。同氏に対する起訴状は、昨日の朝、市長公邸の捜索後に公開された。アダムス氏は本日遅くに罪状認否のために出廷し、正式に権利を告げられ、無罪を主張することになる。
 ​​2021年に始まった同氏に対する捜査は、アダムス氏がトルコ政府と共謀し、トルコ政府のために行動する見返りに違法な外国からの選挙資金を受け取ったかどうかに焦点が当てられていた。検察官らは、この「数年にわたる計画」は、アダムズ氏がブルックリンの最高公職に就いていたときに始まり、市長就任後も続いたと述べた。
 起訴状によると、アダムズ氏は少なくとも2014年以来「不当な利益を求め、受け取った」という。この利益には、裕福な外国人や少なくとも1人のトルコ政府高官からの豪華な旅行(トルコ航空の無料または割引航空券、無料の食事とホテルの部屋)が含まれていたと検察は述べた。
 マンハッタンの米国連邦検事は、アダムズ氏が10万ドル以上の賄賂を受け取ったと述べた。その見返りとして、同氏はニューヨーク市消防局に圧力をかけ、トルコ領事館が入っているトルケヴィセンターの火災安全システムに欠陥があるにもかかわらず、同センターの開設を許可したとされている。
 今後の展開:アダムズ氏が意に反して職務から解任される可能性は2つあるようだ。民主党のキャシー・ホックル知事が同氏を強制的に解任する可能性がある。 2つ目は、市役所職員で構成された「市長無能委員会」が市長を解任できるとする市憲章の条項に由来する。
【コメント】
 日本では「百条委員会」だが米国ではa committee on mayoral inability「市長の無能に関する委員会」ということになるようだ。

2.イスラエル当局、停戦提案を却下
【記事要旨】
 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は昨日、国連総会で演説するためにニューヨークに到着したが、新たな停戦提案を受け入れる意向を示唆しなかった。
 「我々は全力でヒズボラを攻撃し続けている」とネタニヤフ首相はニューヨーク到着時に発表した声明で述べた。「これが政策だ」
 ネタニヤフ政権の主要メンバー数名は、昨日米国、欧州同盟国、およびいくつかのアラブ諸国が提案したこの提案をすでに却下している。ヒズボラはこの提案に反応していない。
 イスラエル軍はネタニヤフ首相が国連に向かう途中、ベイルートでヒズボラのドローン部隊司令官を狙った攻撃を含む新たな攻撃を実施した。
 分析:イスラエルとヒズボラの双方が提案を受け入れるのは難しいだろう、なぜなら双方の条件を満たしていないからだ、と専門家は言う。
 ガザ:イスラエル軍は、ガザ北部で仮設避難所として使われていた学校の敷地を爆撃したと発表した。そこはハマスの指揮統制センターがある場所だと主張している。パレスチナ当局は、女性や子供を含む15人が死亡したと述べた。
【コメント】
 See, what I told you! ネタニヤフにもヒズボラにも停戦するメリットは1ミリもない。期待するだけ無駄だ。両者をテーブルに就かせることを考えるのではなく、彼らが戦争を広げるのは無益だと思うような策を考えないといけない。

3.大統領選挙前に外国の干渉について米国当局が警告
【記事要旨】
 2024年の選挙で外国の干渉と戦っている連邦政府当局者は、選挙戦で最も危険な時期、つまり不正行為の可能性が高まる10月に入りつつあると述べている。
 ロシアはドナルド・トランプへの支持を隠そうとはほとんどしていない。どの候補者をより嫌っているのか確信が持てない中国は、地方選挙に影響工作を行っている。そして、トランプを阻止しようと必死になっているイランのグループは、トランプ陣営へのハッキングと見つけたものすべてを廃棄することに忙しく、さらに暗殺を企てている。
 司法省は、早ければ明日にも、トランプ陣営へのハッキングやワシントンのジャーナリストなどのアカウントへの攻撃活動で、イスラム革命防衛隊と密接な関係にあるイランのグループを起訴すると発表するとみられる。
【コメント】
 イランが我々を妨げようと策動しているというトランプ陣営の主張は正しかったのか。。。
 このような諜報戦に関して日本は準備が進んでいるのだろうか。

その他の記事
日本:
 死刑判決を受けた世界最長の服役囚とされる袴田巌は、死刑囚として44年を過ごしたあと無罪となった。
インド:
 ビハール州で、川や小川で沐浴する儀式で、少なくとも46人が死亡した。うち37人は子ども、7人は女性。
天候:
 記録的な海水温は、ハリケーン・ヘレンの「高オクタン価ジェット燃料」のように作用し、最大時速130マイルの風でフロリダを襲う可能性がある。

2024年9月27日 金曜日