世界の動き 2024年9月26日 木曜日

今日の言葉
「ダイレクトメール」
 毎日、多くのDMが届く。特にビジネスクラスを使った海外旅行のものだ。最近はそれに加え、国内の旅行のDMも増えた。高級な列車を使う旅行は海外旅行並みの料金だ。
 高級な紙に美麗な印刷がされ、ポイ捨てするにはもったいないのでパラパラと見ることになる。
 WEDでも販促できると思うが、高いコストを掛けて送りつける紙爆弾は効果が大きいのだろうか。 

ニューヨークタイムス電子版よりTop3記事
1.米外交官、イスラエルとヒズボラの停戦を要求
【記事要旨】
 米国はイスラエルとヒズボラの暴力行為を止めるため、短期停戦の仲介に取り組んでいると、米当局者が昨日明らかにした。同地域での戦争拡大を回避したいとの希望からだ。
 この外交努力は、イスラエル軍がテルアビブに発射されたヒズボラのミサイルを撃墜したと発表した後に行われた。ヒズボラが同市を直接狙ったのは初めてだ。イスラエル軍はまた、昨日レバノンへの攻撃を続け、地上侵攻の可能性に備えるよう兵士に指示した。レバノン保健相によると、空爆で少なくとも51人が死亡、223人が負傷した。
 当面の目標は、地域を不安定にする紛争拡大のリスクを減らすことだが、米当局は、ヒズボラとの戦争の脅威を緩和することで、ハマスの指導者ヤヒヤ・シンワルに圧力をかけ、ガザでの戦闘を終わらせ、10月7日の攻撃で捕らえられた残りの人質の解放につながる合意に同意させることができると期待している。
 【コメント】
 米国は中東外交ではとても詰めが甘い。この努力が実を結ぶとは考えられない。まず、イスラエルへの軍事支援を停止するカードをちらつかせるのが第一歩だと思う。

2.トランプ氏の選挙人団の優位は薄れつつあるようだ
【記事要旨】
 2016年、ドナルド・トランプ氏は一般投票で約300万票差で負けた。しかし、300票以上の選挙人団を獲得して大統領選挙に勝利し、共和党が選挙人団で圧倒的な優位を保っていると多くの人が信じるようになった。
 しかし、タイムズのチーフ政治アナリストのネイト・コーン氏によると、かつては圧倒的だった選挙人団でのトランプ氏の優位が縮まっているという証拠が増えている。そして、カマラ・ハリス副大統領が勝利するためには、一般投票で必ずしも大差で勝つ必要はないようだ。
【コメント】
 つまり激戦州でトランプの優位が崩れつつあるということを言いたい記事のようだ。そうなのだろうか。

3.日本の次期首相は夫婦別姓法を覆す可能性
【記事要旨】
 中絶の権利が米国政治の試金石となっているのと同様に、日本の夫婦別姓法は先月退陣を発表した岸田文雄首相の後任を決める選挙を左右する要因となっている。明日、与党自民党が選挙を行うが、9人の候補者は夫婦別姓法に対する立場で差別化を図っている。
 43歳の小泉進次郎氏はこの選挙で最年少の候補者で、当選すれば夫婦別姓を認める法律を可決すると公約している。日本初の女性首相となる保守派の有力候補、63歳の高市早苗氏は、家族の結束を保ち、将来の子孫を混乱から守るために、夫婦別姓法は存続すべきだと述べている。
【コメント】
 日本の政治が大きく取り上げられた珍しいケースだ。夫婦別姓でまだもめている状況は海外から見ると奇妙だろうなー。

その他の記事
セネガル:
 バシル・ディオマイエ・フェイ大統領は、10日間で囚人から次期大統領に就任した。西側メディアとの初のインタビューで、大統領はアフリカにもっと重きを置く世界秩序の必要性を訴えた。
OpenAI:
 同社の最高技術責任者であるミラ・ムラティ氏は、同社で6年以上勤務した後、同社を退職すると述べた。
中国:
 北京は、模造弾頭を搭載した大陸間弾道ミサイルを太平洋に発射したと発表した。このような公表は44年ぶり。

2024年9月26日 木曜日