2028年には日経ダウ50000円

 みずほ証券のレポートだ。
 『2023 年度までの 20 年間にリーマンショックやコロナ危機等の大きな業績変動期はあったが、均してみれば、プライム企業の純利益は年率+7%で増加してきた。
 ストラテジーマンスリー8 月号で述べたように、我々は米国経済のソフトランディングを前提に、プライム企業の純利益変化率を 2024 年度+4.8%、2025 年度+9.8%と予想しているが、2026~2028年度に年率+8%程度で利益成長が可能と予想する。
 日本企業の資本コストと株価を意識した経営の定着で、事業ポートフォリオの見直しや業界再編が緩やかに進展することが、年平均増益率の若干の向上につながると考える。
 適用 PER に長期平均の 15 倍を使うと、2028 年度ベースのフェアバリューは TOPIX が約 3,600 ポイント、NT(日経平均÷TOPIX)レシオ 14 倍で、日経平均が約 50,000 円ということになる。』

 現在37700円の日経平均は、単純に年間8%程度で伸長すれば、4年後には50000円を超える計算になるから、あまり驚くべき予想でもない。

 このレベルの伸張が無ければ、日本経済は世界の一翼を担えないし、東証は世界を代表する株式市場足りえない。

2024年9月22日 日曜日