今日の言葉
「メルカドーナへ行け」
メルカドーナはスペイン最大のスーパーマーケットチェーンだ。
日本では少子化対策として東京都が婚活用にマッチングアプリを作ったりしているが、スペインでもマッチングアプリが広く使われている。
そこへTikTokにある人が投稿した。「マッチングアプリを捨てて、いますぐメルカドーナへ行け」 この言葉が大流行しているそうだ。
多くの人がメルカドーナへ行けば何らかの出会いがあるのかと期待し、スペイン中にこの言葉が広がっている。
次なる疑問は、メルカドーナへ行ってどうすればよいか。
独身の男女が買い物をしそうな午後7時から8時の間に、独身者が好むパイナップルを買って、ワイン売り場へ向かうのが良い。と言うのが現在スペインで流行っている都市伝説のようだ。
メルカドーナは商品を増やしたり警備員を配したり、図らざる流行への対策に苦慮しているようだ。
ニューヨークタイムス電子版よりTop3記事
1.トランプ氏とハリス氏、討論会の決戦に備える
【記事要旨】
米国では火曜日にハリス副大統領とトランプ氏による最初で唯一の討論会が予定されており、人々は手に汗握る展開を覚悟している。
「ハリス氏の討論スタイルは間違いなく攻撃的だ。殴られたらもっと激しくやり返さなければならないという哲学を持っている」しかし、過去にハリス氏が計画的に準備していなかったときは、「機敏に行動するのに苦労した」と同僚は付け加えた。
「トランプ氏が相手だとそれが問題になる可能性がある。なぜなら、彼は非常に予測不可能な討論者だからだ」と同僚は述べた。
トランプ氏は常に、女性候補者や女性ジャーナリストに対する、明らかにジェンダーを理由とした攻撃の戦略を磨いている。
トランプ氏はまた、最近の出演で名前を間違えたり、事実を混同したり、論点を間違えたりしたことで、新たな批判に直面することになるだろう。彼の支離滅裂な発言や激怒は、有権者の間で懸念を呼んでいる。
夏の政治的混乱の後、世論調査はついにアナリストがずっと予想していた通りの接戦を予想している。
ハリス陣営は討論会当日の広告で、マイク・ペンス元副大統領を含む元トランプ側近数名を起用し、トランプ氏の2期目の大統領就任の危険性を警告する計画を立てている。
【コメント】
この討論会で浮動票の数%が動けば、選挙結果に決定的な影響を与えることになる。
2.ロシア、戦略的都市の占領に躍起
【記事要旨】
戦場の分析によると、ロシア軍は昨日ウクライナ東部の2つの村を占領し、現在2か所でウクライナ軍を包囲している。ポクロフスク市周辺の領土に対するロシアの執念の一環である。
ロシアは、ポクロフスクの南と、もう1つの戦略的都市であるヴレダル近くでウクライナ軍を遮断しようとしている。ポクロフスクは物流と輸送の拠点であり、ウクライナ軍は増援により守勢を強化している。
【コメント】
血で血を洗う市街戦が21世紀のヨーロッパで続いている。狂気を誰も止めることの出来ない。
3.ケイトは化学療法が終わったと発表
【記事要旨】
キャサリン妃は昨日、化学療法を終えたと発表した。3分間の感動的なビデオで、彼女は限られた数の職務に復帰すると語った。
ケンジントン宮殿はキャサリン妃ががんを克服したとは述べなかった。当局は彼女のプライバシー権を理由に彼女の病状についてこれ以上の詳細を明らかにしなかった。
宮殿は彼女が治療を受けていたがんの種類、病気の進行度、化学療法以外の治療の詳細について一度も確認していない。
【コメント】
苦しい治療がひとまず終了したようだ。御快癒を心からお祈りしたい。
その他の記事
中東:
シリアは、国営メディアによると、マシャフ市の科学研究施設を空爆し、少なくとも18人が死亡したことについてイスラエルの責任を主張した。
テクノロジー:
グーグルの2度目の独占禁止法裁判が昨日米国で始まった。司法省は、オンライン広告の支配をめぐってこのテクノロジー大手の解体を求めている。
EU:
待望の報告書によると、欧州は米国や中国に対抗するために、年間9000億ドル近く支出を増やす必要があるという。
2024年9月10日 火曜日