世界の動き 2023年3月2日 木曜日

今日の言葉
「おっさんビジネス用語」
「一丁目一番地」「ガラガラポン」「なるはやで」「全員野球」と言うような言葉は今の若者はあまり使わないそうだ。
「おっさんビジネス用語」で検索すると、幾つもなじみのある言葉が出てくるが、今の若者向けには説明が必要だそうだ。

ニューヨークタイムズ記事
1.ナイジェリアの政治的「大ボス」の勝利
【記事要旨】
水曜日のナイジェリア大統領選挙の勝者はボラ・ティヌブであると宣言され、アフリカ最大の国で与党である全進歩会議党の統治が延長された。
ティヌブは投票の約 36% を獲得し、決選投票を回避した。 しかし、有権者のわずか 27% しか参加せず、国の歴史の中で最低の投票率だった。
「私の番だ」というスローガンで走った政治家であるティヌブは、知事としての8年間にラゴスの運命を好転させたことで彼を尊敬する人もいるが、腐敗した頑固者として嘲笑する人もいる。
億万長者のティヌブは不動産での蓄財について疑義がある。彼の支持者は彼を「ビッグボス」と呼ぶが、多くの批判者は彼を歳を取り過ぎて始動できないという「バラブル」という略語で呼んでいる。
ティヌブの 主なライバルである Atiku Abubakar と Peter Obi が代表する政党は、投票所での遅延と暴力の報告を受けて、すでに選挙のやり直しを要求している。
ティヌブが 5 月に就任すると、電力不足の解決、石油生産の復活、治安の改善に取り組む必要がある。北東部のボコ ハラムや南東部の分離主義者などの過激派グループからの脅威への対処が含まれる。
【コメント】
選挙結果はまだ予断を許さない。投票率はわずかに27%だが、投票したくても出来なかった人が多そうだ。

2.戦車戦で敗走したロシア
【記事要旨】
ウクライナ当局者は、これまでの戦争で最大の戦車戦でロシア軍が完全に敗北したと述べた。
ウクライナ南東部の炭鉱の町ヴフレダルの近くで3週間にわたって行われた戦闘中、ロシア軍は列をなして前進し、ウクライナ軍はロシアの車両が見えてくると隠れ場所から発砲し撃破した。
ウクライナ軍は、ロシアがこの戦闘で少なくとも 130 両の戦車と装甲兵員輸送車を失ったと述べた。
ウクライナは、戦闘に巻き込まれた東部のバフムット市に援軍を送ったと述べた。
今週、モスクワ南東の野原にウクライナの無人機が爆発物を落としたとロシアの報道機関は報じた。
米国務長官のブリンケ氏は、プーチン大統領が和平交渉を検討しているという「証拠はゼロ」だと述べた。
【コメント】
得意とする戦車戦で負けたのはロシアにとって誤算だろう。原因は指揮官の拙さにされているが、装備も訓練も士気も低いということだろう。

3.ギリシャで列車事故死
【記事要旨】
ギリシャで列車の正面衝突により、少なくとも 38 人が死亡し、数十人が負傷した。 ギリシャの運輸大臣は辞任を発表した。
貨物列車と旅客列車の高速衝突は非常に激しく、二両が激しく破壊された。 旅客列車は約 350 人の乗客を乗せており、その多くは大学生で、アテネから北部の都市テッサロニキまで移動していた。
事故の原因は不明のままだが、鉄道関係者は、線路沿いの監視および警告システムが散発的にしか機能しなかったと述べた。 鉄道労働組合の組合長は、ギリシャのテレビで、2 つの列車が衝突する前に 12 分間にわたり向かい合って進んだと述べた。
ミツォタキス首相は、「悲劇的な人的ミス」が事故につながったと述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。 警察は、衝突現場から約 20 マイル南にあるラリッサで駅長を逮捕しました。 駅長が貨物列車を旅客列車と同じ線路に誘導した。
ギリシャはヨーロッパで鉄道の安全性に関して最悪の記録を持っており、メンテナンス問題は何十年も対処されていない。
【コメント】
事故は起きなけらば原因の愚かしさに気が付かないものだ。他山の石にしたいものだ。

その他:
中国の景気回復
Factory production in China has surged since the end of lockdowns, bolstering the country’s economic recovery.
韓国は日本との関係改善へ
South Korea’s president called for closer ties with Japan to better counter North Korean nuclear threats, The Associated Press writes.
クルーズ船がシェルターに
A cruise ship has become a shelter for more than 1,000 people displaced by the earthquake in Turkey.

2023年3月2日 木曜日