N.Y. Times 電子版より
1.WHOは欧州の全人口の半分がオミクロンに感染すると警告
【記事要旨】
今後6-9週間で欧州の全人口の半分以上がオミクロン株に罹患する恐れがあるとWHOが発表した。1月の最初の週ですでに7百万以上のコロナ感染が報告されている。
季節性インフルエンザと同様に見做すのは、特にワクチン接種が低い地域では危険だ、とWHOは警告している。デンマークでの事例ではワクチン未接種者の重症化率は接種者の6倍である。
【感想】
デルタ株とオミクロン株に対する対策・対応には大きな違いがあるはずだが、WHOは今のところ、甘く見ないで、と繰り返すのみ。
2.ウクライナは、ロシアの侵入しないという約束には懐疑的
【記事要旨】
ウクライナの理解。“When Russians say, ‘No, no, no, we don’t want to invade Ukraine’ what they mean is, ‘Yes, yes, yes, we do want to invade Ukraine,’” said Oksana Syroid, a former deputy speaker of Parliament.
【カザフでも居座るか】
Kazakhstan: The Kazakh president announced that a Russian-led military alliance would begin withdrawing its troops from Kazakhstan in two days. But Russia’s defense minister left it unclear when the troops would actually go home.
3.国連は何千億円ものアフガンへの支援を要請
【記事要旨】
タリバンの政権奪取から5か月が経過。うち続く飢饉もあり、百万人の子供、8百万人の大人を飢餓から救うには5000億円以上の支援が必要。
【感想】
タリバン政権下のアフガンに支援をするのは西側諸国にとっては難しい話かもしれない。ロシアも中国もこれ以上の深入りはしたくなさそうだし、どうなるのか行方を見守るしかないか。
個人的には国連の難民高等弁務官事務所等を通じて出来ることをするしかなさそうだが。
(2022.1.12 Wednesday)