N.Y. Times 電子版より
1.オミクロン禍が北京五輪に対して意味するもの
【記事要旨】
現在中国全土で20百万人以上の人が外出を禁じられている。特に天津でのコロナ患者の発生が事態を難しくしている。まだ観客についてどうするか決まっていないし、全世界からのアスリートや報道陣の入国も確定していない。開催式典が2月6日に予定されているのに。
ゼロコロナ政策でオリンピックを成功裏に開催できれば中国政府には金メダルだ。
ワクチン未済者は厳しい監視下で21日過ごさねばならず、ワクチン済みの選手は完全なバブルの中で過ごさねばならない、異例の開催になる。
【感想】
ユーラシアグループの2022年の最大リスクは、「中国でのゼロコロナ政策の破綻」でしたね。
2.ウクライナ問題に残る相違点
【記事要旨】
“Our differences will not be easy to bridge,” the NATO secretary-general, Jens Stoltenberg, said Wednesday at a news conference after the talks.
Alexander Grushko, a Russian deputy foreign minister, said: “I want to say that the discussion was rather honest, direct, deep and comprehensive. But at the same time it showed a great amount of divergence on fundamental questions.” ということに尽きています。
【感想】
まだ最後の会合が残っています。
Today, the talks move to Vienna, where Ukraine will have a seat at the table for the first time.
3.退陣を要求される英ジョンソン首相
【記事要旨】
2020年5月に外出禁止が言われていた際に首相官邸でパーティを開催し出席したことをジョンソン首相は非難され、謝罪に追い込まれた。
【感想】
野党の労働党から批判されるのは仕方ないが、スコットランドの保守党にも批判されジョンソンは窮地っぽいですな。
どう切り抜けるか見もの。
(2022.1.13 Thursday)