今日の一言
「孫正義さん」
SOFTBANKグループの収益が大きく改善している。以下NYタイムズの記事だ。
『ソフトバンクの利益は、ビジョンファンド部門の大きな帳簿上の利益を受けて急増(筆者注:約1兆円)。孫正氏のハイテク投資大手は、最初のビジョンファンドが複数のポートフォリオ企業の評価額上昇(筆者注:約6000億円)の恩恵を受けた後、2年ぶりの四半期利益を記録した。ソフトバンクのさらなる立て直しを主導しようとしてきた孫氏にとっては朗報だが、利益の急増が物言う投資家のエリオット・マネジメントをなだめるのに十分かどうかは不明だ。』
現在日本を代表する経済人としては孫さんがナンバーワンだ。ただ、投資の目効きとして有名だが実業を率いているわけでは無い。実業の孫さんが出てこないと日本の再浮上は厳しいと思う。
ニューヨークタイムス電子版よりTop3記事
(6時半現在タイムズからの配信はありません。そこで
今日は勝手に私が3つの記事をいろいろなメディアから選びます)
1.トランプのAI規制(GZEROAIより)
【記事要旨】
アメリカ進歩センターのミーガン・シャヒ氏は、トランプ政権の規制緩和がAI企業にとって複雑なシステムを生み出すと述べています。規制を可決する州に住む人々には有益かもしれませんが、規制のない州の人々には有害です。国家基準の設定が期待されていますが、すぐには実現しそうにありません。トランプ氏は介入せず、技術アジェンダの多くを信頼できるイーロンマスクのような同盟者に委ねると予想されています。
【コメント】
バイデンの国レベルでの規制努力は廃止されるのだろうか。
2.イーロンマスク(Bloombergより)
【記事要旨】
トランプ次期米大統領と各国首脳との電話会談に、イーロン・マスク氏が再び参加した。セルビアのブチッチ大統領は、トランプ氏と10日に行った電話会談にマスク氏も参加していたと明らかにした。トランプ氏が先週、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談した際にもマスク氏は参加していた。自身の富と影響力でトランプ陣営を支えたマスク氏の立場がうかがえる。
【コメント】
なるほど。凄い影響力だ。トランプとマスクはケミストリーがピッタリ合うのだろう。今のところは。
3.トランプトレードを阻止できるものはあるだろうか?
(NYタイムズより)
【記事要旨】
投資家は次期大統領が税金や官僚主義を削減し、成長を強化するとの期待からトランプトレードの上昇に飛びついている。
しかしウォール街の経済学者の中には、ドナルド・トランプの関税と減税の計画がインフレを再燃させ、財政赤字を増やすと警告し続けている者もいる。そして、彼の同盟者たちは、市場の上昇は伝統的な専門家が間違っていることを示していると言っている。
モルガン・スタンレー・ウェルス・マネジメントの最高投資責任者リサ・シャレット氏は昨日の顧客向けメモに記した。同氏は、債券投資家はインフレ率の上昇と債務調達コストの上昇(35兆ドルの債務の山も一因)を懸念しており、これが新政権の足かせになる可能性があると指摘する。
【コメント】
ビットコイン、テスラ、ナスダック銀行指数はここ数年で最高の上昇を見せており、アナリストはさらなる上昇が見込まれるとみている。証券会社のセールスやトレーダーのボーナスか株価上昇で大きく潤う。彼らのポジショントークを真に受けるのは危険だが、目の前の上昇に手をこまねいているのもなんだかなーという感じだ。
いま6時45分、やっとタイムズから配信がありました。
その他の記事
ロシア:
議員らは、出生率低下を逆転させようとするクレムリンの広範な取り組みの一環として、「子供を産まない」という考え方を宣伝することを禁止した。
中国:
南部の珠海市で、男が車で群衆に突っ込み、少なくとも35人が死亡した。
ドイツ:
オラフ・ショルツ首相の連立政権が崩壊し、2月23日に総選挙が実施される。
気候:
国連の気候サミットで、英国は先進国の中で最も迅速かつ野心的な気候目標を発表した。
英国:
米国の裁判所に提出された書類によると、元従業員はモハメド・アルファイド氏がハロッズを所有していたときに人身売買され、レイプされたと訴えている。
オランダ:
控訴裁判所は、シェル社に対し、2030年までに二酸化炭素排出量を45%削減するよう命じる判決を覆した。
宗教:
ルイジアナ州の連邦判事は、すべての公立学校の教室に十戒を掲示することを義務付ける州法を差し止めた。
2024年11月13日 水曜日