世界の動き 2026年2月9日 月曜日

今日の言葉
「『中道』はオワコン」
 衆院選で自民が単独で議席の3分の2を獲得して圧勝。中道は壊滅した。
 米国や欧州で中道が存在感を失ってきたように、日本でも中道は時代の急激な分極化に押し流されつつある。調整型の政治が支持を得にくい構造が、いよいよ鮮明になったと言える。中道の支持組織として喧伝された労組や宗教団体も、実態は幻だったことが明らかになった。
 しばらくは高市天下が続き、自民党は憲法改正を含む懸案の施策を実現できることになる。中国からの敵対的な動きと世界の金融市場からの日本国債への警戒が、唯一の牽制材料だ。
 現在の中道は完全にオワコンだが、中道が壊滅的な打撃の後、復活した事例が無いわけではない。カナダの自由党やドイツのFDP(自由民主党)だ。清新な指導者が対案ではなく「未来の方向性を示す」ことができるときに復活が可能だ。中道のベテラン議員は在庫一掃された。魅力的あリーダーが出てくるだろうか。

ニューヨークタイムズ・ニュースレターより
1.軍備管理時代の終焉
【記事要旨】
 米国とロシアの最後の核軍縮条約「新START」が失効し、1972年以来初めて、両国の核兵器に数量・構造の制限がなくなった。トランプ大統領は新たな条約を望むと述べているが、現状の核戦力を凍結するとは言っておらず、新たな核軍拡競争の可能性が高まっている。
核拡散の懸念
– 現在の核保有国は9か国にとどまっているが、これは主に米国の「核の傘」が同盟国の核武装を抑えてきたためだ。
– しかし、トランプ大統領が同盟国防衛へのコミットメントに疑問を投げかけたことで、欧州や北欧、ポーランドなどで独自核武装の議論が浮上している。
各国の動き
– 米国:潜水艦搭載核弾頭の増強など、条約失効後の拡大を示唆。
– ロシア:巨大な放射能津波を引き起こすとされる水中ドローン「ポセイドン」や、衛星破壊を狙う宇宙核兵器の準備。
– 中国:急速な核戦力増強に加え、極超音速兵器など新技術を開発。
交渉の行き詰まり
– 米国は中国を含む新たな包括的軍備管理を望むが、中国は自国の核戦力が米露並みに達するまで交渉に消極的。
– その結果、世界は軍備管理の時代の終わりを迎え、各国が「動きと対抗措置」を繰り返す不安定な局面に入っている。
【コメント】
 核兵器拡散の懸念は北朝鮮やイランの話だと思っていた。しかしトランプ政権の誕生で以前の同盟国も核兵器の準備が必要な状況になりつつある。3月19日の高市訪米では軍備に関してどんな話になるか注目だ。

2.日本の高市首相、大勝で強い支持を獲得
【記事要旨】
 日本の高市早苗首相は、経済政策、移民への厳しい姿勢、中国への強硬路線に対して、有権者から圧倒的な支持を得た。NHKの分析によると、与党・自民党は衆議院で絶対安定多数を確保した。
この勝利により、高市首相は
– 大規模な政府支出プログラム
– より広範な国家安全保障関連法制
を推し進めるうえで、ほとんど制約を受けなくなる。
 また、この決定的な勝利は、中国に対しても日本国内で高市首相の対中強硬姿勢が支持されていることを示すものとなった。
【コメント】
 若者の中で早苗の「推し活」が大ブームだそうで、勝因の一つと言われている。政策の良しあしではない。早苗ちゃんかわいいという乗りだ。

その他の記事
・英国のキール・スターマー首相の首席補佐官は、ジェフリー・エプスタインの友人であるピーター・マンデルソンを駐米大使に任命した件で関与したとして辞任した。
・エプスタインのファイルは、ビル・クリントンの代表的な事業の一つであるクリントン・グローバル・イニシアチブの創設支援におけるギレーヌ・マクスウェルの役割の範囲を明らかにした。
・トランプ氏は、イランと米国の協議は「順調なスタート」を切ったと述べた。協議の時間はあるが、どれくらいの期間続くかは依然として不透明だ。
・極右への支持が急上昇しているにもかかわらず、左派のアントニオ・ホセ・セグロ氏はポルトガル大統領選挙で勝利を収める勢いを見せている。
・バッド・バニーがスーパーボウルのハーフタイムショーのメインキャストを務める。プエルトリコの若者たちは、彼が「危機世代」の声を代弁してくれたと感じている。

ある研究によると、ウクライナの最前線付近で飼育されていた飼い犬は、短期間で野良犬に似たものになっていたという。

2026年2月9日 月曜日
AM6:38 気温-3度 快晴
私の選挙区ではベテランの松原仁氏が落選した。自民党新人の今岡氏が議席獲得。東京8区の藤原幸弘氏(92)は最下位ではなかった。すごい。