‘Let’s Go Brandon’ zooms from vulgar meme to campaign ad

この見出しは今日のN.Y.Timesの政治コラムのもの。
わからない言い方と単語があるのでちょっと自分なりの説明を加えたい。

1.Let’s Go Brandonという表現
主にトランプ支持者に使われるFuck Joe Bidenに代わる言葉。
最初は2021年10月に自動車レース場でFuck Joe Bidenと騒いでいた若者の声をレースの優勝者であるBrandon Brownへの声援と勘違いした女性インタビュアーが「みんながLet’s Go Brandenと言ってますよ」と優勝者に向けて語ったことから広まった。
今では中間選挙向けの広告でも使われるようになってきた。

2.meme
vulgar meme (下劣なミーム)のmemeがわかりにくいですね。
定義は、以下のようになっています。
1. an element of a culture or system of behaviour passed from one individual to another by imitation or other non-genetic means.
2. an image, video, piece of text, etc., typically humorous in nature, that is copied and spread rapidly by internet users, often with slight variations.

これ読んでもわかりにくいけど、Let’s Go Brandonということで Juck Joe Bidenと言っていることになる。クリスマスの電話でBiden大統領にこの言葉を投げかけた下劣なトランプ支持者がいたそうな。

支持率が低下中のBiden大統領に同情を禁じ得ないですね。

(2022.1.13 Thursday)

世界の動き 2022.1.13 Thursday

N.Y. Times 電子版より

1.オミクロン禍が北京五輪に対して意味するもの
【記事要旨】
 現在中国全土で20百万人以上の人が外出を禁じられている。特に天津でのコロナ患者の発生が事態を難しくしている。まだ観客についてどうするか決まっていないし、全世界からのアスリートや報道陣の入国も確定していない。開催式典が2月6日に予定されているのに。
 ゼロコロナ政策でオリンピックを成功裏に開催できれば中国政府には金メダルだ。
 ワクチン未済者は厳しい監視下で21日過ごさねばならず、ワクチン済みの選手は完全なバブルの中で過ごさねばならない、異例の開催になる。

【感想】
 ユーラシアグループの2022年の最大リスクは、「中国でのゼロコロナ政策の破綻」でしたね。

2.ウクライナ問題に残る相違点
【記事要旨】
 “Our differences will not be easy to bridge,” the NATO secretary-general, Jens Stoltenberg, said Wednesday at a news conference after the talks.
  Alexander Grushko, a Russian deputy foreign minister, said: “I want to say that the discussion was rather honest, direct, deep and comprehensive. But at the same time it showed a great amount of divergence on fundamental questions.” ということに尽きています。
【感想】
 まだ最後の会合が残っています。
 Today, the talks move to Vienna, where Ukraine will have a seat at the table for the first time.

3.退陣を要求される英ジョンソン首相
【記事要旨】
 2020年5月に外出禁止が言われていた際に首相官邸でパーティを開催し出席したことをジョンソン首相は非難され、謝罪に追い込まれた。
【感想】
野党の労働党から批判されるのは仕方ないが、スコットランドの保守党にも批判されジョンソンは窮地っぽいですな。
 どう切り抜けるか見もの。

(2022.1.13 Thursday)

世界の動き 2022.1.12 Wednesday

N.Y. Times 電子版より

1.WHOは欧州の全人口の半分がオミクロンに感染すると警告
【記事要旨】
 今後6-9週間で欧州の全人口の半分以上がオミクロン株に罹患する恐れがあるとWHOが発表した。1月の最初の週ですでに7百万以上のコロナ感染が報告されている。
 季節性インフルエンザと同様に見做すのは、特にワクチン接種が低い地域では危険だ、とWHOは警告している。デンマークでの事例ではワクチン未接種者の重症化率は接種者の6倍である。
【感想】
 デルタ株とオミクロン株に対する対策・対応には大きな違いがあるはずだが、WHOは今のところ、甘く見ないで、と繰り返すのみ。

2.ウクライナは、ロシアの侵入しないという約束には懐疑的
【記事要旨】
  ウクライナの理解。“When Russians say, ‘No, no, no, we don’t want to invade Ukraine’ what they mean is, ‘Yes, yes, yes, we do want to invade Ukraine,’” said Oksana Syroid, a former deputy speaker of Parliament.
【カザフでも居座るか】
  Kazakhstan: The Kazakh president announced that a Russian-led military alliance would begin withdrawing its troops from Kazakhstan in two days. But Russia’s defense minister left it unclear when the troops would actually go home.

3.国連は何千億円ものアフガンへの支援を要請
【記事要旨】
 タリバンの政権奪取から5か月が経過。うち続く飢饉もあり、百万人の子供、8百万人の大人を飢餓から救うには5000億円以上の支援が必要。
【感想】
 タリバン政権下のアフガンに支援をするのは西側諸国にとっては難しい話かもしれない。ロシアも中国もこれ以上の深入りはしたくなさそうだし、どうなるのか行方を見守るしかないか。
 個人的には国連の難民高等弁務官事務所等を通じて出来ることをするしかなさそうだが。

(2022.1.12 Wednesday)

世界の動き 2022.1.11 Tuesday

N.Y. Times電子版より

1.ウクライナに侵入する計画はないとロシア言い
【記事要旨】
 ジュネーブで、ウクライナに関する米(代表Wendy Sherman, the lead American diplomat)露(代表Sergei Ryabkov, a Russian deputy foreign minister)による外交交渉が行われた。
 ロシア曰く There is no reason to fear some kind of escalatory scenario.
米国曰く the U.S. was pushing back on security proposals that are simply non-starters for the United States.
【次は何が起きるか】
The talks were the first in a series of discussions that will take place in Geneva, Vienna and Brussels this week. Ukraine will be missing from two of the three sessions; President Volodymyr Zelensky has decided not to rely wholly on U.S.-led negotiations.
【感想】
 3回の会合で当事国ウクライナは2回に参加させられず。
 当事者である小国の悲哀はチェコ抜きにヒトラーとチェンバレンによりチェコ問題が話合われたミュンヘン協定のようである。
  ミュンヘン協定についてwikipediaで是非調べていただきたい
 特にドイツとチェコの間で帰趨が何世紀にもわたりもめたズデーテン地方の帰属問題は日韓間のねじれた問題解決の糸口になるかもしれない。
  ズデーテン地方についてwikipediaで是非調べていただきたい

2.裁判所の判断でジョコビッチは今のところオーストラリアに滞在できる
【記事要旨】
 裁判所は、ジョコビッチの有するビザの有効性を認める判断をしたものの、出入国担当相がジョコビッチの有するビザを無効にすることが可能であり、ジョコビッチが豪州オープンに出場できるかは確定していない。
【感想】
 このニュースは日本でも大きく報道されましたね。数少ない海外ニュースの一つでした。

3.大統領暗殺者への繋がりが疑われるハイチの首相
【記事要旨】
 Ariel Henry首相はJovenel Moïse大統領暗殺の容疑者である内務省の役人との緊密なつながりが発見されている。
【感想】
 Hnery首相の嫌疑はかなり濃く、彼が逮捕されることになればハイチの混迷がさらに続くだろう。

NewYorkerの記事から
  The Great Siberian Thaw(雪解け)
Permafrost (永久凍土)contains microbes(微生物), mammoths, and twice as much carbon as Earth’s atmosphere. What happens when it starts to melt?
  温暖化でシベリアの永久凍土が解けると言われているが大問題が起こりそうなのですね。

(2022.1.11 Tuesday)

世界の動き 2022.1.10 Monday

N.Y. Tines 電子版より

1.裁判所の聴取をまつジョコビッチ
【記事要旨】
月曜(Today)のヒアリングがジョコビッチがオーストラリアに入れるか追放され(今後3年間入国できない恐れもあり)るかを決定する。
ジョコビッチ側の論拠は2021年12月中旬にCOVIDに罹患したのでワクチン接種をせず入国できる条件に該当すると豪州テニス協会が述べていたこと。
豪州政府はワクチン接種を入国の必須条件としてはっきりと明記していたが、テニス協会が政府方針と矛盾する内容を参加選手に伝えていた可能性がある。
【感想】
政府方針(建前と本音がある)と現場の取扱いが異なることはどこにでもありそうで、最終的には「政治判断」で決定するのが通常のパターン。
この手の話は、我が国でのオミクロン株をめぐる取扱い、在日米軍との取り決め、追加ワクチン接種等々で次々に表面化しそう。
ジョコビッチは12月に陽性判明後マスクせずに会合に参加したり、素行にも問題は有りそう。入国が認められた方がファンは喜ぶでしょうね。
【関連記事)
At least six American figure skaters have tested positive, raising concerns about the upcoming Winter Olympics in Beijing.

どう対応するか難しそう。

2.カザフで暴動続く
【記事要旨】
6000人が逮捕され、ケガ人は2000人以上。死者は数十人。最大都市アルマトイは戦場の様相。
ロシア軍は3方向からカザフスタンを取り囲んでいる。ロシアに支援を求める現政府の姿勢は中央アジアでの大きな不安定要因になる恐れ。
【表現】
The tension comes after Nursultan Nazarbayev, Kazakhstan’s leader since its founding, began gradually handing power to a successor in 2019. Chaos typically follows autocratic leaders on their way out.
確かに専制的な指導者が退く際に(あるいは専制的な指導者が民主化運動や外圧で退かされる際に)起こるのは経験としてよくありますね。
【感想】
ウクライナに続きカザフでもロシアと交渉をするのはバイデン政権にとって頭の痛い話。普通は、外交危機は国内での支持率の上昇に結び付くが、国論が大きく二分され民主主義の危機にある米国では、支持率上昇につながりそうもない。上手く扱わないと支持率がますます下がりそう。

3.サウジの王女、牢屋から釈放される
【記事要旨】
本当の理由は明らかにされていないまま3年前に牢屋に入れられたPrincess Basmah bint Saudが解放(解放された理由も明らかにされていない)された。 逮捕前、同王女(現在58歳、元国王の娘)は、サウジの人権や政治についてオープンに批判をしてきた。
サルマン王子が権力を握るにつれて、牢獄に入れられるか自宅に幽閉された女性・人権擁護派の王族が多いが、多くはまだその状態が続いている。
【感想】
サウジの人権問題の記事や、著名新聞記者の殺害事件の続報は、日本では見ることができません。

(2022.1.10 Monday)