6月25日は何の日でしょう?

今日6月25日は何の日だろう。3つの記念日だがすべて言える人は少なかろう。

サザンオールスターズの結成42周年
夕方のTVで特集していた。今日は無観客コンサートがある由で、ファンが集う居酒屋でどのように盛り上がれば良いか、お客さんが悩んでいた。。

鮮戦争勃発70年
これはNHKテレビや他局でも取り上げていた。北朝鮮が挑戦的な姿勢をとるにつれ、70年前の朝鮮戦争にも触れるのが自然な報道スタイルであろう。

国連創設75年
TV報道されなかったので前の二つに比べ日本での知名度は低かろう。
確かに安全保障理事会の常任理事国は変化せず、機能していない点が多くあるのは事実だ。
一方、国境をまたぐ難民の問題、パンデミックの問題、気候変動の問題について国連が一番まともに取り組んでいるのも確かだ。
世界に広がる自国第一主義、人種的な偏見の高まり、国家間の争いを軍事力で完結しようとする風潮に、国連のかじ取りはますます難しくなろうが、国連に代替する機関が無いのは事実だ。

(2020.6.25)

テレビを買って考えた。

13年間(と言っても別荘での実質的な使用期間は一年ほど)視聴した40インチのPANASONICのプラズマテレビが真空管が破裂するような音を立てて一瞬にしてうんともすんとも言わなくなった。

買い替えの機会を逃していいたが、先日やっと量販店を訪問する機会があった。
その際驚いたこと。
・液晶はプラズマに比べ解像度が格段に低い。
・液晶にくらべ有機ELのテレビがよく映る(プラズマには劣る)

何故画質の良いプラズマがダメになったかと納得できないので販売員に問うと
・電気を食うのでコストが高い、重い、液晶比価格が高い
という理由を挙げた。

私が13年前に購入したころは同じような値段だった。
日本人のコスト意識が液晶を勝利に導いたということだろうか!?量産化に失敗したプラズマがコスト競争力を失ったということか。

ビデオの規格をめぐってはβ対VHSの競争はいろいろ取り上げられたが、液晶対プラズマは寡聞にしてあまり知らない。勝った液晶陣営も青息吐息だからだろうか。

もう一つ店頭で気付いたこと。
・壊れた40インチは当時大型だった。が今は小型だ。
・結局55インチの有機ELを購入したがもっと大型のものが多く展示されている。
この間日本人の住宅事情が改善したとも思えないが皆さんどうしているのだろうか。(余計なお世話だが)置き場所に困らないのか心配だ。
さらにもう一つ。
・東芝と東芝を買収したハイセンスのTVを比べると東芝製が2倍する。
日本人の国産ブランドへの信頼は信仰だ。

今日配達されて驚いたこと。
多分、殆どの方には既知のことだろうが、
・ネットにつながる。
・YouTube, NetFlix, Amazon Primeのボタンがありすぐに見ることが出来る。

これではPCとあまり変わらない。

以上からもたらされる推論は、
・家に大型のTVを置ける人は大型を買う。
(だから、国産ブランドへの信仰があるのでまだ国産メーカーが細々と生き残っている)
・家に大型のTVを置けない若者はTVを買わない。
(だから、TVは売れない。生き残っているメーカーにとってもお荷物だ)
・TVでやる番組にろくなものはない。
(だから、TVは見られない。見られないTVの視聴率争いをしているテレビ局は恐竜のようだ)
・YouTubeやNetFlix,AmazonPrimeを見たい若者はPCで見る。
・PCの操作に劣る老人は大型TVでこれらを見る。
(だから、やたらに機能満載で使いにTVが市場に出回る。国産メーカーは世界市場で勝てなくなる)
とまあ、こんなことを思った次第。

そうそう、BicCamera Kojimaで購入したが、配送の方がとても親切で良かった。私一人ではTVとビデオをつなげるのも困難だったに違いない。実小売業がAmazonに対抗するには、最後の一マイルでのサービスを磨くのが一番だ。

TV一台でいろいろ考えることが出来たのは良かった。

(2020.6.24)

権腐6年

「負けてたまるか日本人!」という本を読んだ。丹羽宇一郎氏と保坂正康氏の対談本である。
丹羽氏のコメントはいつもの通りで、以前「権腐10年」と言っていたのがこの本では6年に短縮されているような。

「権腐6年」というのはどんな権力も6年続くと腐るという意味で丹羽氏の体験に根差した言葉だ。

伊藤忠のような大企業のサラリーマンの成り上がり社長でも権力の座に6年着くと誰も反対する者はいなくなる。イエスマンばかりを徴用する人事に陥り独善になりがちだとの自戒の言葉だ。

以前丹羽さんの「私の履歴書」を読んで驚いたのは、丹羽さんの娘さんお結婚について社内の誰も知らなかったということだ。私事だから社内に知らせる必要はないという信念だ。
私が昔勤めていた会社では、そのような事案には部下がお祝いを贈るしきたりがあり、数百万のお祝いが集まった。何たる公私混同であろうか。

さて、サラリーマン社長はローテーション人事で10年もすれば替わる。嫌な上司と巡り会っても、2年も我慢すれば上司か自分が転勤するのが大企業の良いところだ。

権腐6年。
この言葉を自戒の言葉とすべきは創業経営者であろう。
私も創業経営者の端くれなので気をつけたいと思う。権力無いので心配ないが。

(2020.6.23)

馬に水を飲ますには

You can take a horse to the water, but you can’t make him drink.
というイギリスのことわざが日本でも「馬を水辺に連れていくことは出来るが水を飲ませることは出来ない」という表現で広まっている。

確かにそうだ、と思う人が多いと思われる。

小さな子に勉強の大切さを言い聞かせても聞き分けよく勉強する子は少ない、という経験を持っ親は多かろう。

ビジネスでも、同じだ。立ち上がりのベンチャー企業で、自分で目標をきちんと立て、地道に実行して行ける企業は少ない。
ある顧問先企業での話。PDCAのフォーマットを作る時間が無いというのでこちらで作成したところ、記入する時間が無いとの説明。 椅子からずり落ちそうになる。

どうすればよいか。名案はない。

子供であれば、やっぱり勉強しておいたほうがよさそうだと自分で気づくか、ゲーム感覚で相手に勝ちたいと思うような状況が現出しないと難しかろう。

ベンチャー企業であれば、可能性のある計画を立て、計画を実現することはステークホルダーへのコミットメントの実現だという心持ちを経営者が持たない限り無理だ。

ヒンヒン鳴きながら走りまわる馬は多いが、長距離を走るためにゆっくり水を飲むことのできる馬は非常に少ない。
さてさて「しっぽの短い馬」を見つけるのは難しい。

(2020.622)

ガバナンス3形態の優劣

今年の株主総会では株主還元より会社のガバナンスの整備を求める声が強かったと日経新聞が報じていた。

日本の会社のガバナンス形態には3つあるのはご高尚のとおり。
指名委員会等設置会社、監査等委員会設置会社、監査役会設置会社の3つである。

指名委員会等設置会社:
巷間、欧米のスタンダードに近く、最も進んだだ形態と言われるが、日本企業で先行した東芝は不正会計疑惑にまみれ、ソニーは極度の業績不振に見舞われた。
形式だけ先進っぽくしてもそれが実際に先進のガバナンスをもたらすわけではないことは自明である。

監査等委員会設置会社:
ガバナンス・コードの基準の社外取締役を複数任命要請にこたえるべく、既に複数存在した社外監査役を社外取締役に替えることが可能な簡便な制度である。
従来の監査役が監査等委員になるので、しっかりした監査役会であれば有効な形態たりうる。
また、指名委員会のように3つの委員会を正式に走らせるわけではないので会社のオペレーションの負担はずっと少なくて済むメリットがある。

監査役会設置会社:
実は監査役の権限は強いのです。
取締役は取締役会決議の際しては一票を持つのみです。
正論でも、多数決では負けることが大いにあり得ます。
監査役は独任制だから、監査役が一人でも納得しなければ、
決議に同意しないことが可能です。
最終的な手段として監査役監査報告を発行したい手があります。

結論:従って、結論としては「どの形態が優れているか一概には言えない」ということになる。