東京都議選

 あまり争点がはっきりせず、どの党も物価高に対応するための補助金策で有権者の支持を得ようとしているように見える。地盤沈下する日本の首都であり、唯一の希望にも見える東京の今後をどうするかという議論は殆どない。

 学費・医療で無償化される学童がおらず、教育や医療で各党が言う恩恵にあずかることのない老齢一家。行政のお世話になっていると感じるのは「ごみの収集」ぐらいだ。

 時あたかも地方税の納付通知が届き、あまりの高さに頭がくらくらする。「ごみの収集」だけなら年間数万払えば業者が受託してくれると思う。先日払った固定資産税にもくらくらした。所得の多い個人や企業の多い東京都は、小池さんのいう「ワイズ スペンディング」に徹し、余剰金を還付してもらいたいものだ。

 前回の都議選の投票率は42%だった。今回は50%に届くだろうか。

2025年6月22日 日曜日