ストーブを焚く

 寒い日にストーブの暖かさは格別だ。
 しばらく留守にして冷えきった家に入り、まず、薪ストーブの火を起こす。エアコンやファンヒータでは温かさが一気に家中に広がらない。

 新聞紙を切って火をつけやすくして、その上に小枝や割り箸を取っておいたものを乗せる。その上に小さい薪。さらにその上には大きな薪を置く。夕方から夜まで家を温めるためには大きな薪が4-5本必要だ。

 「ストーブの 火を見て少し 書き進む」
 いま、新刊本の原稿を書いているのだが、薪の暖かさと、時々木の弾ける音が、「頑張れ」と声援をくれているように思える。厳冬の少ない楽しみの一つだ。

2024年2月2日 土曜日