今日の言葉:
「11月22日」
もう年末まで一月あまりになった。月日が経つのは早い。
そういえば今日は語呂合わせで良い夫婦の日だ。皆さんにとってはどんな日だろうか。
ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.イスラエルとハマスの人質合意が近づいているようだ
【記事要旨】
イスラエルとハマスは、イスラエルが拘束しているパレスチナ人捕虜の一部と引き換えに、ガザ地区で拘束されている240人の捕虜の一部を釈放する合意に近づいているようだ。 この交換は、戦争の短い休止期間中に行われることになる。
イスラエル政府は昨日午後、「人質解放問題の進展を踏まえ」ネタニヤフ首相が今後数時間以内に閣僚らと異例に集中した一連の会談を開催すると発表した。 ネタニヤフ首相は「近いうちに良いニュースが得られることを期待している」と付け加えた。 バイデン大統領も同様に楽観的な見方を示し、「我々は今や(合意に)非常に近づいている」と語った。
イスラエル当局者は、交換を可能にする短期間の停戦を承認するかどうかについて閣僚らが投票する予定だと述べた。
イスラエル当局者らによると、合意が承認された場合、司法審査のための24時間の猶予期間を設けるため、人質らは明日まで解放されない可能性がある。 そして、捕虜の交換が始まるまで、状況は流動的なままになる可能性が高い。
主にカタールが仲介した人質交渉に詳しい関係者らは、ハマスがイスラエルによって投獄されている約150人のパレスチナ人女性と十代の若者と引き換えに約50人の子供と女性を釈放すること、また戦闘を5日間停止することが中心となっていると述べた。
【コメント】
近い近いと言われながらなかなか実現しない。この間にもガザでは多くの市民が亡くなっている。
2.バイナンスの創設者が有罪を認める
【記事要旨】
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスの創設者、チャオ・チャンペン氏は米国でのマネーロンダリング違反で有罪を認めることに同意した。
有罪答弁の一環として、趙氏は5,000万ドルの罰金を支払い、最高経営責任者としての職を辞任する予定だが、これは世界の仮想通貨業界で最も強力で影響力のある人物にとって衝撃的な打撃となる。 裁判所文書によると、同社は有罪を認め、43億ドルの罰金と賠償金を支払うこと、監視員の任命を受け入れることにも同意した。
バイナンスの世界的な展開と、業界のリーダーとしての趙氏の傑出した役割を考慮すると、比較的新しく急速に成長している仮想通貨の世界にとって、この訴訟は記念碑的な進展であった。 バイナンスは、すべてのデジタル通貨取引の 3 分の 2 を処理したこともある。
【コメント】
「チャオ氏の指導の下バイナンス社はマネロン取引を黙認していた」という嫌疑に対し司法取引を行ったということだ。金融当局の網が仮想通貨の世界にもようやくかかり始めた。
3.北朝鮮が初の偵察衛星を打ち上げた
【記事要旨】
北朝鮮は、初の軍事偵察衛星を軌道上に乗せるものだと韓国が主張するロケットを発射した。
北朝鮮が米国と韓国の軍事行動をより良く監視し、核攻撃能力を向上させることを目的として、衛星を軌道に乗せるという今年3回目の試みとなった。 韓国によると、5月と8月の前回の試みは失敗したが、今回はロシアから技術援助を受けたという。
ロシアの援助は、北朝鮮がウクライナ戦争でロシアに軍需品を提供する見返りにロシアから受け取ることが期待されていた一連の報奨の一部だったと韓国当局者は述べた。
【コメント】
軌道に乗せるのには失敗したようだが、北朝鮮の脅威は確実に高まっている。
その他の記事より:
・トランプの口撃
“Vermin,” “sick”: Donald Trump’s verbal attacks on his political opponents are alarming autocracy experts.
・AIドローン
The U.S. and a handful of other nations are developing lethal A.I.-controlled drones that could reshape warfare.
・ドイツの歳出制限
Germany ordered a freeze on spending as the government grappled with a budget crisis.
2023年11月22日 水曜日