今日の言葉:
「森本毅郎スタンバイ」
ほぼ毎日聞いているTBSラジオの番組で、森本さんの語り口のファンは多い。先週は発熱でお休みされたが今週はどうだろうか。いま名古屋に向かう新幹線車内でラジオが入らない。
しっかり静養され早く復帰されることを祈っている。いまラジオ入りました。出演されているので安心しました。
ニューヨークタイムズ記事より
1.トランプ氏を擁護する暴力的な言説
【記事要旨】
先週、ドナルド・トランプ前大統領が連邦政府によって起訴されたことを受けて、同氏の支持者らによる暴力や同氏を守るための蜂起を求める声が相次いでいる。 この言説により、明日マイアミでの出廷を前に危険な雰囲気が醸成されるのではないかとの懸念が高まっている。
元米大統領が連邦罪に問われるのは初めてで、この起訴状は、トランプ大統領が退任時に保管していた機密文書の取り扱いを誤った上、それらを取り戻す政府の取り組みを妨害したとして告発している。 これは、この国の最も機密な秘密の一部に対する衝撃的な無関心と、これまで知られていたよりもさらに露骨な行為の証拠を示している。
トランプ大統領は土曜日、検察による起訴と現在の大統領選への立候補の両方を、国を破壊していると主張する「腐敗した」勢力との「最後の戦い」の一環として発言した。
トランプ前大統領の親しい同盟者の発言は、この告発を戦争行為であるかのように描写しており、報復を求める声もあり、政治的暴力の専門家らは、それが暴力行動のリスクを高めると述べている。
背景: トランプ氏が元大統領であるだけでなく、バイデン大統領と対決する2024年の共和党候補指名争いの現最有力候補でもあることを考えると、この起訴は国を複雑な立場に置くことになる。バイデン大統領は潜在的なライバルであるトランプ氏の複数の罪状での有罪判決を目指している。
トランプ氏は明日マイアミで当局に出頭するとみられている。 しかし、裁判は数か月も予定されない可能性がある。
【コメント】
熱烈なトランプ親衛隊は御しがたい。大金持ちの虚言にプアホワイトが扇動される。何故こうした現象が起きるのか、しっかり分析されるべきだ。
2.ウクライナ、初の反撃で得た成果を主張
【記事要旨】
昨日、ウクライナ軍が反撃の初期段階で最初の小規模な領土獲得を主張した。ウクライナは軍事作戦の開始週、戦闘の経過について沈黙を守っていたが、攻撃や陽動を精査する段階にあるようで、ゼレンスキー大統領は土曜日、反撃が始まったことを示唆したが、「どの段階かについては詳細は明らかにしない」と述べた。
ウクライナ軍部隊はドネツク東部のブラホダトネを占領したと主張し、別の部隊は近くのネスクチネ村を奪還したと発表した。 この発表が、ウクライナがロシアの防衛線を突破できたことを示しているのかどうかはまだ分からない。
反撃の結果は、今後の西側諸国のウクライナ支援に関する議論や、国の将来をどのように保証するかに関する議論に影響を与えるだろう。
【コメント】
反転攻勢は何が達成できれば成功なのだろうか。本土の全土を回復することは容易でないしましてクリミアまで回復するのは不可能だろう。
戦争で疲弊していると思われるロシアとどの辺で妥協するのか、落としどころが難しい戦争だ。
3.スコットランドの元指導者が逮捕される
【記事要旨】
スコットランドの元首相ニコラ・スタージョンは昨日、国の政治を支配するスコットランド国民党の財務を捜査していた司直によって逮捕された。 スタージョン氏は2月に突然辞任するまで党を率いていた。
同党への捜査は2021年に始まり、スコットランド独立の再投票を求める運動のために集められた約60万英ポンド(約75万ドル)の寄付金の取り扱いに関する苦情を受けて捜査されたと報じられている。 (最初の住民投票は2014年に行われ、スコットランド人は55パーセント対45パーセントで独立に反対票を投じた。)
当局は、独立に関する第2回投票を争うための資金が別の目的に転用されたかどうかを調査し、スタージョン氏の夫が党に融資した理由を調査していると考えられている。
【コメント】
同氏は輝かしい女性政治家の一人だったのだが、お金の魅力は男女関係ないようだ。
その他:
中国のキューバでのスパイ基地
A Chinese spy base in Cuba has been up and running since before 2019.
イランの報道の不自由
Two journalists in Iran, who reported on a woman’s death in police custody that set off widespread protests in the country, were put on trial for conspiring with foreign intelligence agencies.
ジョンソン前首相突然の議員辞職
Boris Johnson, the former British prime minister, abruptly resigned his parliamentary seat on Friday.
2023年6月12日 月曜日